Quark Star

Natureの記事。久しぶりに物理マインドを呼び覚ます内容かなぁ。さすがに天文学の範疇に属することは知らないので、元の記事はいつものごとく/.-Jからの話。やっぱNatureは記事の斜め読みくらいはせんとならんかな。ええっと、僕の知識が足りないだけだが、今まで、星が新星・超新星(恒星が寿命を全うすると大爆発をする現象)となった後に残されるのは、太陽のような小さな星であればWhite Dwarf(白色矮星)、数倍の大きさならばNeutron Star(中性子星)、10倍以上の大きな星ならBlack Hole(ブラックホール)となると言うことは知っていた。Black Hale自身の内部構造がどうなっているか分からないが、Schwarzschild radius(シュバルツシルト半径)よりも小さな領域は「事象の地平線」のむこう側で議論することに物理的な意味がないので、内部構造に関してはBlack Haleはあまり難しい天体ではないと思う。(おもしろい天体であるには違いないが)

内部構造は、Neutron Starの方がおもしろい。Neutoron Starは非常に密度の大きな星で、内部(Core付近?)では重力が強くなりすぎて、原子を構成できなくなり中性子の固まりになる。ただ中性子はFermionなので、Pauliの排他律に従う粒子であるから、一つの量子状態にならない。つまり縮退圧という重力に釣り合う力が働く。つまり中性子の構造を壊すまでになっていない、まだスカスカ(?)の星である。(中性子は内部構造のある粒子で3つのクォークからなる) 今回の記事では、中性子星にしては振る舞いがおかしい星が見つかって、理論的に予想されていたQuark Star(クォーク星)であろうという話だ。Quark StarはNeutron Starよりは密度があるがギリギリBlack Haleになっていない限りなくBlack Holeのような天体であろうと考えられる。(おそらく降着円盤とかはあるんでしょう。) クォークもFermionなので、中性子の時よりも大きなエネルギーであろうが縮退圧がある。要は中性子の縮退圧より重力の方が強くてクォークの縮退圧より重力が弱い場合にクォーク星になると考えていいのだろう。(きわめて珍しい存在と思うが。)

で、僕の興味は中性子星内部の中性子の流体やクォーク星の内部の物性に興味がでてきそうだ。いままで、超伝導やら超流動みたいにBosonの物性と考えられる(Bose-Einstain凝縮が起こっていると考えられる)物性に興味があったが、Fermionのような変な性質を持っている粒子の量子物性って言うのもなかなか興味深いものだと思う。果たしてこんなことを僕が勉強できるのであろうか? (場の量子論の教科書を読んでも、理解が涌くのはBose粒子の場の理論だものねぇ。違いますかね。)

Mazda Roadsterふたたび (NC2, RS)

そう言えば・・・横浜に引っ越してきて丸9年になる。転勤してくるときにこっちは駐車場も高いし、通勤には使わないし、維持費もかかるので、車に乗らないようにしようと決めて、当時乗っていたMazda RX-8を結構あっさり手放したのであった。記録([2004年01月16日記事](h...… Continue reading

Profoto B2の色温度の話

Published on October 31, 2017

2016年も今日でおしまい

Published on December 31, 2016