2005年11月07日 月曜日

第162回 NTT東日本 N響コンサート

「炎のコバケン」こと小林研一郎指揮で、NHK交響楽団のコンサートに行ってきた。コバケンさんは一昨年の大晦日のジルベスターコンサートで、カウントダウンにベルリオーズの「幻想交響曲」の第5楽章を予告通り9分31秒で指揮して、きっかりカウントダウンを終わらせたのを見て以来(実はリハやってなかったらしい)、お気に入りの指揮者である。ホールは東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアルホール。

コバケンがN響をどう乗せるのかと思って聴いてみる。1曲目はベートヴェンの「エグモント序曲」。曲はコンサートの導入には最適な長さではあるけど、重い雰囲気の名曲。しかしながら早速観客とオケを引きずり込む素晴らしい演奏であった。

2曲目は高木綾子さんをフルートソロに迎えて、モーツアルトのフルート協奏曲。コバケンさんは控えめに、高木さんのノリノリな演奏にこれまた引き込まれてしまった。よく演奏会の2曲目はフルート協奏曲を聴くことが多いのだが、古典な退屈さを感じることがあって、気持ちよくなり、挙げ句の果てにうとうとしちゃうことが多い(気分が良くなるのもいいことなのだ)のだが、これまた息をつかせぬ演奏で、目の覚めるような感じだった。高木さんのCDを買ってみようかなと思うくらい言い演奏だったと思う。

今日のメインディッシュという3曲目はドボルザークの「新世界より」。編成が大きかったこと、音が良くなっていたこともありますが、全休止の時にはぴたっと音が止まり、パフォーマンスも演奏もダイナミックでした。後半はあっと言う間に終わってしまったと言うくらい息を付かせぬ演奏だった。コバケンさんも「鳥肌が立つような感覚だ」とおっしゃっていたが、期待通り以上の演奏だったと思う。

アンコール曲はスラブ系の曲で来るだろうと思っていたら、僕が管弦楽曲で一番気に入っているブラームスの「ハンガリー舞曲第1番」でした。この曲は録音ではまとまった演奏になっちゃうのだが、アンコール曲の定番で、熱狂に包まれて深いロマンシズムとダイナミックさを兼ね備えた演奏が多くて好きな曲である。コバケンさんが「アンコールにハンガリー舞曲の1番」と言った瞬間に「やったー」と思ったのは言うまでもない。興奮の中でコンサートは無事終了。そんなわけで見に行って良かった・・・

2018年も今日でおしまい

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