怒濤のポートレート撮影週間となった今年のゴールデンウィークを振り返る第3回目。今回もphotomodels.jpの撮影会より。今回の撮影地は先日と同じく丸の内・有楽町エリア。前回は猛烈な風で東京国際フォーラムの方へ行ったけれども、今回はいい天気である上に、打って変わって風が穏やかな気持ちの良い日となったため、街中を気ままに散歩しながら撮影となった。

ちょっと試したいことがあって、前日の撮影の終了時に急に撮影できないかなと相談をして、なんとか時間を作っていただきました。今回のモデルさんはあにょさん。初見ながら急に時間を作っていただき感謝なのです。

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Leica M typ240 / Distagon T* 1.4/35ZM / Model: Anyo

今回はレンジファインダーを手にとって初の撮影。購入前の感触ではスナップ風ポートレートに使いやすい機材であろうと予想して望んだのだけど、まあ慣れない手つき・・・いろいろ試行錯誤しながら撮影に臨んだ。あにょさんの素敵な表情と雰囲気に助けられて、いい雰囲気で撮影が出来たことと、やはり夕方の暖かな光に包まれて、素敵な表情が撮れたのかなと思う。

やはり慣れない機材だけあって、露出がよう分からんのだけども、アンダー目にとっても結構救済できる印象。ピント合わせは・・・とても楽しい。目にピントを持って行くと二重像が重なった瞬間、おおっと思うことしばしば。ただファインダーで見えるものと、実際に撮影される像の差があり、それを予想しつつ撮影するというのはなかなか考えさせられる物があり、初心に返って撮影を楽しめそうに思える。

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Leica M typ240 / Distagon T* 1.4/35ZM / Model: Anyo

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Leica M typ240 / Summilux 1.4/50 ASPH. / Model: Anyo

こんな感じの自然な笑顔が素敵なモデルさんかなと・・・ あと柔らかな光線がいい感じかなと。

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Leica M typ240 / Summilux 1.4/50 ASPH. / Model: Anyo

ポージングと背景のバランスを考えていくつかのバリエーションを試してみたものから、まだ慣れていないせいか、フレーミングと水平出しに不慣れな点があるのだけど、ポージングはこんな感じ、背景のボケ具合も程よくて、お気に入りの1枚。

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Leica M typ240 / Summilux 1.4/50 ASPH. / Model: Anyo

こんな表情もいい感じと言うことで、初期の予定以上に充実した撮影となった。あとはギャラリーに展示しておきましたので、そちらをみてください。

もう先月の話となってしまったが・・・ ゴールデンウィーク序盤の話である。

EOS系のシステムが全体的に大型化し重量もかなりになったので、補完的な立場としての小型軽量な135フルサイズなデジカメを求め、SONYのα7Rが発売されたときから、α7RIIと買い継いできた。明るい単焦点をいくらか購入してみて、ふと我に返り、実際にはEFの方が大分重いけど鞄に入れてみると入る量はおおむね同じだなと思い、当初補完的に使いたいという目的と違った方向にたどり着いてしまった。レンズは買ったばかりで写りもいいのだけれど、結局FEレンズを全部手放し、いままで買ってきたMマウントのレンズに統一することとし、LEICAのSUMMILUX-M 1.4/50mm ASPH.を購入したのが、前回までのあらすじであった。効果はてきめんで、鞄のサイズを一回り小さくして21mm F2.8、28mm F2.8、50mm F1.4の組み合わせや、12mm F5.6、21mm F2.8、35mm F1.4とかいう組み合わせで歩けるようになった。

まだボディは使おうと思っていたのですが、ここまで来るとリセールバリューが高いボディのみ持っていると言う状況で積極的に維持しなくても良いという雰囲気になっていた。で、別なことが頭をよぎるのである。(状況や撮影結果的にもそう思わざる得ないところがあるのだが・・・これはここに書く気にもなれない別の話だ。)

Mマウントのレンズを使っている関係で、Leicaの様子はながらく探っていたが、まあ高くて購入を考えるカメラではないし画質的なパフォーマンスをあまり積極的に評価してこなかった。一応最後の望みなのか、長らく噂になっていたM-D Typ262の発表があった。デジカメの液晶モニターを取り去ると言うLeica的な潔よさにぐぐっときたのと、まあフィルムでも使い込んだボディでは露出はずさんしなあ、それなりの値段であればこう言う買い物もありかなあと思っていたのだが、値段はM Typ240とM Typ262の中間くらいの値段。こりゃあ厳しいわねと。(もそっと安くなると思っていたので) 撮像素子のレベルはTyp240とTyp262はさほど変わらないので、お金があればTyp240を買うのが正解という結論となった。

そんな中、新宿某所のGW特価?で、なんとM Type240の新品が中古並みの値段(正確には中古の価格+3万円くらいで、M Typ262よりは安い。M-Dよりかなり安い状態)で新品で売っていた。(こんな値段で出せないとか言ってた・・・ちなみに今は元に戻っている) こういうのを見ちゃうといかんですね。

そんなわけで、αとはそんなに長い付き合いでなかったけれど… マウントアダプタも全部手放して綺麗さっぱり手放すことにした。ただそれだけでも足りないので、Otus 1.4/55を買った時の中望遠側のバランス取りで購入したMakro-Planar 2/100ZEのお役目は終了と判断(もともとマクロ目的で買ったわけではない)、対で購入したMakro-Planar 2/50ZEも、しゃきっと写る50mmが欲しくて購入したのだけど、結構手持ちにある50mmとの使い分けも厳しいので、これを機にさよならすることにした。いったんEFマウントのMFレンズは使いやすく性能は高く評価しているTS-E 24mm f/3.5L IIとOtus2本となる。結局使うレンズだけに収斂することとなった。Y/CマウントのPlanar 1.4/85は所定の目的は達成したので、これも手放すことに。これで7割くらい資金を用意できそう・・・

残る検討ネタはピント合わせだが、自分の使いこなしはスナップとポートレートになるので、どうためそうかと・・・ ライカそごう横浜店にて店員さんをモデルに試写させていただいた。SUMMILUX-M 1.4/50mm ASPH.やSUMMILUX-M 1.4/35mm ASPH.w/FLEあたりの使い勝手はどうかだが、特に問題ないというか、ピントに関して完全に不安はないだろうと。花束の写真をとか言われると壮絶に難しそうだけども、ポートレートには使いやすいように思えた。24mmよりワイドなレンズでのフレーミングにはかなり慣れが必要と思う物の、フレーミングより電子水準器に頼り切っていた水平を出すのに気を遣わねばと言うあたりが問題となりそう。

そんなわけで環境が一気に整ってしまったのでLeica M Typ240を購入した。いやあ高いなあと思って避けてきたが、もがいてこう言う無駄な散財をしなければ余裕でレンズも1本買えたわということで、カメラ機材のおける遠回りしちゃいかんということでしょうね。カスタマイズは歴代のミラーレス機EP-1、EOS M、NEX-5R、α7R、α7RIIと5世代渡り歩いてきたArtisan & Artistのストラップをそのまま流用。マップカメラオリジナルのソフトレリーズボタンを取り付け、液晶保護フィルムを貼り付けたくらい。ストラップもソフトレリーズボタンも濃い赤に揃えてみた。なかなかいい感じにまとまった。写りは追々アップしていくが・・・かなり満足度は高いと思っているし、モデルさんにもかなり好評で、こっちをメインにしていいのではないかと思っていたりも。

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今後の予定は、Voigtländerの“HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Aspherical VM”を購入予定で予約をしたのだが・・・発売延期で発売日未定。カラーキャストが出る12mm F5.6と入れ替える予定。そんなくらいなものなんですが、今月入社10周年ですし、一生残りそうなレンズをもう1本買っても良いかなと思案中。おそらく21mmになるかなあ。新品では買えないなあ・・・ とぐるぐる別な悩みに・・・

怒濤のポートレート撮影週間となった今年のゴールデンウィークを振り返る第2回目。今回もphotomodels.jpの撮影会より、今回の撮影地は代々木のハウススタジオStudio PHOME。いい感じに光が回るスタジオだったのだけど、曇りで少し残念。

今回の撮影条件としてはフラットな光で環境も変わらなかったため、マニュアル露出で露出固定でパシャパシャ撮るというスタンスで臨んだ。時間的にはマジックアワーのあたりを狙って予約を取ったのであるが、曇りなせいか色温度があまり変わらずただ暗くなるという感じとなり、ちょっと残念。今まで本格的にハウススタジオを使う機会をあまり作っていなかったのと、初見のスタジオであったため下調べも兼ねての撮影となった。スタジオの雰囲気は分かったのだが、課題としては補助的な照明器具を準備せねばならないなあと言うところであろうか。

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EOS 5Ds R / EF 24-70mm F2.8L II USM / マニュアル露出 F4, 1/60 / ISO100 / Model: Nonoka

今回はののかさんを撮影。Twitterのタイムラインを眺めていて、ふと誰かがリツイートしてきたののかさんの自己紹介的なツイートをみて、撮影してみようかなと思いたったのでした。なかなか偶然な出会いという物はある物です。彼女はこの日はじめて撮影会の被写体になったと言う話で、予約時にちょっとゆっくりやっていきましょうと言うような雰囲気での撮影となった。

会うまでのイメージはゆるふわ系な女の子なのかなと思っていたら、意外にスキニーデニムな姿が似合う写真を投稿していたので、リクエストしてみた。長い中断はあるものの長らくポートレート撮影をやってきて、スキニーデニムを指定したことは無いような気がする。ショートパンツは結構あるのだけども。上着も似合っていたので指定してみた。中休みで着替えてもらい、後半は雰囲気変えて撮影。部屋の雰囲気と合って良かった。

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EOS 5Ds R / EF 24-70mm F2.8L II USM / マニュアル露出 F2.8, 1/60 / ISO100 / Model: Nonoka

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EOS 5Ds R / EF 24-70mm F2.8L II USM / 絞り優先AE F2.8 +1EV, 1/125 / ISO400 / Model: Nonoka

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EOS 5Ds R / EF 50mm F1.0L USM / マニュアル露出 F1.0, 1/160 / ISO100 / Model: Nonoka

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EOS 5Ds R / EF 50mm F1.0L USM / マニュアル露出 F1.0, 1/80 / ISO400 / Model: Nonoka

あとはギャラリーに展示しておきましたので、そちらをみてください。

ふと気がつくとゴールデンウィークが過ぎ去り、入梅してしまったのであるが、Blogを書きためていたので記憶を振り返りつつ記事を書いていくこととしたい。春先にポートレート撮影を復活させるべく・・・と書いていたのだが、2月中旬からバタバタ本業が忙しくなり、急に出張したり、資料作りに忙殺されたり、さらに月1で風邪で数日寝込んだりというなんともしれない日々が続き、ようやく落ち着いたらゴールデンウィークであった。油断していると一気に夏が過ぎ去り今年も撮影しないまま終わってしまったとなりかねないため、時間が取れそうな算段がたったゴールデンウィークに撮影をすることとした。

同じ職場のHiro氏よりphotomodels.jpさんを紹介していただいた。こちらは素敵なスタジオを使える撮影サービスで、基本的にはスタジオシェアのサービスなのだがモデルさんの手配もしていただけるという・・・正確にはモデルさんの時間枠も予約すると言うイメージであるが、私のように常時撮影できるモデルさんを確保が難しい人にとって非常にありがたい。なんと言っても撮影しないとという感じなので、撮影するチャンスを作るには良いサービスかなと。そんなわけで、このゴールデンウィークよりお世話になっている。

今回は初参加ということで、有楽町〜丸の内のストリート撮影の募集があったため参加してみることとした。個人的にはスタジオよりストリートの方が敷居低いだろうということと、それなりに行ったことがある場所なのでロケハン無しでなんとかなるだろうと。当日天気は良かったものの、風がかなり激しく、計画は出だしから崩れ去るのであるが・・・ モデルさんは誰を選べば良いのかさっぱり分からないので雰囲気で福本沙織さんを撮影してみることに。

風がひどかったので、日比谷公園方向に行くのは数歩で諦め、風があろうがなかろうがなんとかなるであろう東京国際フォーラムの方へ。中庭で数カット撮ったあと、やはり風が凄いので、屋内へ。東京国際フォーラムのガラス塔の方は近未来的な造形で一度ポートレートで使ってみようと思っていたのですが、ぶっつけ本番だと結構厳しいかな・・・ もう少し広角レンズがあっても良いのかも。ただし昨年あたりから天井部分が工事中でちょっと残念な状況になっているので、まあそのあたり落ち着いてからでも良いか・・・

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EOS 5Ds R / EF 50mm F1.0L USM / 絞り優先 F1.0 +0.7EV, 1/125 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto

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EOS 5Ds R / EF 35mm F1.4L USM / マニュアル露出 F2, 1/100 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto

ガラスだらけなので、やはり映り込みも写真に取り入れていかないとなと言うことで、久々にやってみた。過去にも結構映り込みを素材に使っているのだけど、色々失敗はあって・・・やはりガラスの完全反射だけだと像も二重にならず結構良いかもしれない。鏡は像が二重になるので注意したい。線路の向こうの白いビルが良い感じのレフになったこともあって、ちょっと不思議な絵になった。こう言う効果はやってみないと読めないな・・・(まあある程度は予想しているんだけど。)

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EOS 5Ds R / EF 50mm F1.0L USM / マニュアル露出 F1.0, 1/320 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto

風止んだかなと思って外にも出てみたが・・・結構凄かった。と言う物の、そこそこ良い感じには仕上がったかもと思っている。

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EOS 5Ds R / EF 50mm F1.0L USM / マニュアル露出 F1.0, 1/125 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto

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EOS 5Ds R / EF 50mm F1.0L USM / 絞り優先 F1.0 +0.0EV, 1/250 / ISO100 / Model: Saori Fukumoto

そんなわけであっという間の80分の撮影だったわけけども、沙織さんとゆっくり話をしながら撮影できたかなと思っている。素の表情が凄く素敵なモデルさんだったので、定期的に撮影できたら良いなと思っている。

あとはギャラリーに展示しておきましたので、そちらをみてください。

先代のα7RからSONYのフルサイズミラーレスカメラとのおつきあいが始まり、Cosina-ZeissのBiogon T* 2.8/21ZMでカラーキャストが出ないと言うことで、α7RIIに乗り換えたのは昨年の夏。そのあともEマウントのレンズとは距離を取って生きてきた。

この春に85mmの明るいAFレンズが出ると言うことで、意を決してEマウントの35mm F1.4とAマウントの50mm F1.4に手を出してみたのだが・・・これが鞄に詰めてみるとEOSのシステムと大して変わらない容積で、なんか道具として直交してないなと。(重量は若干軽いのだけど、持って行けるものに対して変化が出ない。) ということで・・・嫌になりました。やっぱ距離を置くべきであった。(Eマウントのレンズ持ってなければいつでも別の選択肢を持っておけるし、Mマウントは今やユニバーサルマウントだし。)

そんなこともあって、このシステムでは基本的にLeica Mマウントを使うという当初の方針で行くのがスマートだろうということで、レンズを売却して得たお金と、予約していたFE 85mm F1.4GMの予算を全部突っ込んで、別なレンズを購入してみた。

ここまでMマウントのレンズは、Voigtländer Ultra Wide-Heliar 12mm F5.6 Asph.IIとZeiss Biogon T* 2.8/21ZM、Biogon T* 2.8/28ZM、Distagon T* 1.4/35ZM、Planar T* 2/50ZMという具合でそろっていたのだった。これにY/CマウントのPlanar T* 1.4/85で使っていたのである。よく考えるとレンズシステムはほぼ完成していて、AFに走ろうとか思わなければ・・・良かったのだ。85mmにしたいときだけマウントアダプタを外さねばならない問題はあるのだが・・・

で、Kasyapa for Leica: SUMMILUX-M F1.450mm ASPH.ライカレンズの美学: SUMMILUX-M F1.450mm ASPH. 華麗なる中庸レンズを読んでいると、やはりむくむくと明るいレンズが欲しくなって、気がつくと購入していたと言うわけだ。やはり数々の作例にやられたなあ。お値段が軽量でないのが問題だが、AFレンズではないし、機械的なものだから一生ものであろう。まさかOtus Apo Distagon T* 1.4/55ZEより高価な単焦点標準レンズを買うことになろうとは思わなかったが・・・ まあこれも行き着く果ての一つなんだろう。次はAPO-SUMMICRON-M f2/90mm Asphになりそうですね。中望遠だけ運用が統一されてないので。そのあとは・・・気長に。

これから長いおつきあいになるであろう素敵なレンズとのご挨拶を兼ねて・・・ 新宿~横浜そごう周辺で撮影してみた。F2.8〜F4あたりの金平糖のような形になる点光源ボケ(これも特徴だろう)をどう考えるかがまだよく分からないが、開放から素晴らしい描写で、飽きずに使って行けそうである。恐ろしいのはこれからのレンズ沼だろうなあ。写真はすべてα7RII+SUMMILUX-M 1.4/50 Asph.で撮影したもの。

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