2001年07月11日 水曜日

友人が会社をやめてしまった…

昨日、同期入社の友人が会社をやめてしまった。最近同世代の人の退社が続いているので寂しいものを感じる。まぁ次に生きる道を見出せるのならば、どんどん職を変えるべきなのだと常々思う。ただこの友人の場合は、傍から見ているとなんだか状況が違うのだ。というのも、次の職が決まっていないにもかかわらず退職するというのである。
これはただならぬ状態だ。つまり、**「やめたほうが、仕事を続けるよりも精神的なコストが低い。」**ということだ。彼の職場の話は、彼自身と彼の職場付近の職場の人から伝え聞くだけなので、公正な意見でないかもしれないが、彼は残業をかなりやっているのにもかかわらず、残業代は出ていない。無論彼の職場の全体がそういうのであれば、労働条件上の問題はあるが、精神的な問題にはならないだろう。しかしそうではないとのことだ。査定のほかに残業代に差をつけられるのは、不当な処遇だ。こんな馬鹿らしい話があるだろうか! こんな会社はやめて正解。評価されない仕事を続けていても報われないのだ。
ということで、次の仕事を早く探してよりよい仕事をしてもらいたい。それにしても、コンピュータ屋って言うのは会社のセキュリティの要だと思うのだ。不満をもたせてやめてしまうのは、守秘義務があるにしてもやばいんじゃない。情報の漏洩は不満をもってやめたシステム屋からもれるという話もあるのだから。(まぁ漏洩しても問題ないんだろうけど。)しかしそんな部下を持つ上司って本当に馬鹿で間抜けだ。