2001年08月19日 日曜日
今日もポートレート撮影 / EF 50mm F1.4 デビュー!
今日もポートレート撮影を行った。今回は夕方の撮影で、前半はモデルさんの名前を聞き逃してしまったので、明日以降にRabbyさんに確認なんですが、後半の撮影のモデルさんは昨日撮影したはるかさんと先月撮影したあゆみさんとDorothyさん。僕のポートレート撮影の基本は綺麗な(可愛い)女性を楽しく、綺麗に撮るということなので、いろいろなことを試行錯誤して勉強中です。今回の撮影のようなチャンスがあると、非常に勉強になります。で、今回の撮影にはもうひとつEF 50mm F1.4のテストを兼ねていました。久しぶりに購入した明るい単玉なので、絞り開放領域での写り・被写界深度の確認・使い勝手・そしてポートレート撮影でもとめる画質の確認ができればいいかなと思い投入しました。写した感じではF2.8ズームとは別物ですね。絞りが2絞り分明るいので強烈な効果を使えることと、寄ったら望遠的・離れたら広角風に写ることです。画質は完全に満足しています。「50mmに始まり、50mmに終わる」とはよく言ったものですね。さすがに寄って撮ると絞り開放では、目にピントを置くと睫の先にはピントが来ません。さすがです。
デジタル化への道
最近の撮影をみていると、フィルムの消費が激しい。今回の週末で36枚撮りで12本。Fポンで12本。家計への圧迫は無視できないが、趣味を削ると寂しいので、コストパフォーマンスの追及はそれなりにすべきであろう。ということで、ずっとデジタル化を考えているが、買い足し機材はこんな線で方針決定!
- EOS D30
- EF 17-35mm F2.8L
D30にすることでフィルム・現像コストの削減を図る。17-35mmはD30にすると画角が狭くなるための対策。本当は噂されている新レンズが欲しいが、どうせお値段的に買えないレンズ(多分25万円くらい)で現行型がこなれた値段なので、最短撮影距離は長いが我慢することにする。
もろもろのオプションもつけると50万円くらいの買い物になるが、使い倒してなんぼで、元はあっという間に取れるだろう。お金のないときの大きな買い物には問題があるが、フィルム・現像コストの方が支払額の数倍なので、買って使い倒すしかないな。
祈りの音楽とは…
僕は特に信仰する宗教がない典型的な日本人ですが、そんな僕にも死者を悼んで祈るときはあります。そんなときに聴きたい曲というか、祈りを具現化している音楽は何だろうと思いここ数日考えているのですが、以下の曲というところで結論が出ました。
- チャイコフスキー / 弦楽セレナーデ 第1楽章
- ワーグナー / 舞台神聖祝典劇 「パルジファル」 第1幕への序曲
「弦楽セレナーデ」の第1楽章は某所で聴いて以来非常に気に入っている曲。チャイコフスキーが聴かせる歌が心にぐさっとしみるロマンシズムに溢れた曲です。僕は某コンサートで事故でこの世を去った楽団員の追悼のために演奏されたのを聴いたのですが、そのときの印象が強いのかもしれません。一度は聴いてみてください。
「パルジファル」の序曲は出だしが凄くいいんですよ。(「パルジファル」は、この曲しか聴いていない) この曲の出だしは神秘的で、静かにゆっくり始まるメロディが天空のはるかかなたに染みていくように消えていくような錯覚を覚えます。初めて聞いたときに鳥肌が立つほど感動した記憶があります。もともとワーグナーの舞台神聖祝典劇は、ワーグナーの宗教観を取り入れた神秘的な音楽です。(それゆえオペラでもなく、楽劇でもない訳ね。)
こんな曲もどうという紹介があれば、教えてください。