2001年09月14日 金曜日
報道のあり方・映像を撮るということ
最近テレビを見ていて、うっすら思っていたが、「ニュース23」を見てなんとなく違和感が分かった。同時多発テロ事件の際にニューヨークやワシントンDCにいた人が番組に出演しているが、帰ってきたばかりの人を捕まえて番組に出演させるっていうのは、いかがなものか? 「ニュースは生もの」であろうが、少々は報道第一ではなく、人としての配慮ってもんが必要でしょうと思ったわけだ。帰国するまでに相当疲れているでしょうし、心配している親族の方々もいらっしゃるわけだから。
あと僕は趣味で写真を撮るが、飛行機がビルにぶつかった様な絵をとって、「わぁー、すげぇ」とは言う人にはなりたくない。その場にとどまって何かできることを見つけて、何かできる人になりたい。こう言う場合は観光でもなく、写真を撮るでもなく、人としてもっと大切なものがあると思うのだ。(無論邪魔だという話であれば、即刻帰国するというのも、あると思うけど。) 今回の事件は映像を撮ることということも考えさせられる大きな事件だと思った。
フォーレ / 夢のあと
最近、フォーレの「夢のあと」にはまりまくりである。儚く美しい曲なんだが、なんだか今の会社の状況を象徴しているようで悲しい。儚く、泡沫のように消えていきそうなんだね、今の会社。話を元に戻すが、元はたぶん歌曲で、僕はピアノ版とピアノとチェロの合奏版しか聴いたことがない。ぜひ原曲を聞きたいものだ。