2002年02月24日 日曜日
竹松 舞さん、アルバム発売記念イベント
昨日の日記で速報と言うことにしたが、ハープ奏者の竹松さんの新しいアルバム『Concierto Serenata』が1月19日に発売された。その発売のプロモーションの一環と思われるが、サイン会・握手会と言うことで仙台にも竹松さんがやってきた。会場は新星堂さんのクラッシックフロアの一角である。前回のイベントと同じく会場の都合で演奏ができないのが残念ではあったが、竹松さんの目の前で話が聞けるとあっては、いかねばなるまい。と言うことで、前回の反省点であった「写真を撮る!」こと(前回イベント時は写真が趣味ではなかったが)と、サインの際に「けんたろうさんへ」と自分の名前を入れてもらうことを重点目標に設定し、行って来ることとなった。
アルバムはまだ購入していなかったので、新星堂さんにて購入した。当然サイン用のためでもある。アルバムは帰ってから鑑賞したが、今回のアルバムはタイトルからも推察が付くようにハープ協奏曲がメインで新日本フィルと横浜みなとみらいホールを借り切って収録されたなかなか贅沢な作りである。ピエルネの「ハープ小協奏曲」は作家自身もしらず、どんな物かと聴いてみたがなかなか良い。ハープの協奏曲風な曲で彼女が演奏している曲の中では「妖精伝説」が一番のお気に入りであるが、今回のアルバムに収録されていた曲はどちらも僕の中では、「妖精伝説」以来の曲かなぁと言う感じ。結局小品集よりはコンチェルトが好きというのはピアノもバイオリンもハープと一緒と言うことか。
実際に竹松さんを目の当たりにしてどう思ったかという話であるが、前回の「妖精伝説」の時やデビューの時は、年齢のせいかあどけなさというか、本当に妖精のような感じのお嬢さんだった気がする。今回はちょっと印象が変わって、良い意味で一人の実体を持った女性になりつつある気がする。なんか言い回しが変だな。ちと言い方を変えると、現実味を持った大人の女性になったかなと言う感じですかね。言葉に表現するのが難しいが。以下の写真は当日の写真。
EOS D30 / EF 50mm F1.4 (絞り優先AE F2 シャッター速度 1/45 +1.0EV) / WB: Daylight / ISO 400 / 新星堂仙台店
EOS D30 / EF 85mm F1.2L (絞り優先AE F1.2 シャッター速度 1/90 +1.0EV) / WB: Daylight / ISO 400 / 新星堂仙台店
EOS D30 / EF 50mm F1.4 (絞り優先AE F2 シャッター速度 1/90 +1.0EV) / WB: Daylight / ISO 400 / 新星堂仙台店
今回の目的だった写真とサイン。我ながらうまくいったと思う。
EOS D30 / EF 50mm F1.4 (絞り優先AE F1.4 シャッター速度 1/125 +1.0EV) / WB: Daylight / ISO 400 / 新星堂仙台店
サイン会での一コマ。丁寧にサインしています。
EOS D30 / EF 50mm F1.4 (絞り優先AE F2 シャッター速度 1/60 +1.0EV) / WB: Daylight / ISO 400 / 新星堂仙台店
今回のサイン会はこれでおしまいなのです。偶然にもペンを片づけるシーンが撮れました。それにしてもミックス光源は色が難しいです。(と言うか補正不能ですな。)
The Lord of the Rings - The Fellowship of the Ring
と言えば、言わずと知れたトールキンの名作ファンタシイ小説であるが、最近映画化された。そんなわけで、竹松さんのサイン会のあと幸せな気分に浸っていたところ、いきなり同僚のN氏より「プレミアを見に行くぞ!」と電話で誘いを受け、見に行くこととなった。
見た印象としては、これまで想像していたMiddle-Earthの風景やエルフなどの種族がどのように描かれるのか楽しみであった。話の筋は本を読めば分かるし、映画としてはたぶん楽しめると思う。映画の論評としては指輪ファンでも十分楽しめると思うので、公開されたら見に行くことをお勧めする。個人的には、原作を読み直して再度見に行く予定。やっぱり原作を読んでいる方が数段楽しめるし、「シルマリルの物語」を読んでいるとさらにカルトな楽しみ方ができる映画である。
と言うことで、本筋に『全く』関係のないおがわの疑問と感想。
- エルフが現れるときはいつも光に包まれて現れるが、これって、シンダールでもその描写で良いの? ノルドールのガラドリエルならばこれで良いと思うんだけども。
- マイア(我々の世界では天使に当たる存在か?)のサウロンですら、あんな感じ(見ての楽しみと言うことで)の描写であったが、その主人であったヴァラ(我々の世界では神に当たる存在)のモルゴスを映像化するとどうなるんだろう。がんばっても「シルマリル」は映画化不能かな。(僕はトールキンの創作した話の中では、ベレンとルーシアンの話がもっとも好きなので。是非見たいんだけどなぁ。)
- バルログの登場シーンはなかなか良かった。全体的にモリアの坑道の描写はなかなか好感が持てた。
- 忘れてはならないのは、「指輪の幽鬼(ナズグル)」が、イメージ通りかな。僕は音楽と言い、登場の仕方と言い、表情が見えないことと良い。かなり気に入っています。
- そういえば、歌はエンヤなんだよね。やっぱサントラは購入だな。
モスバーガー / スパイシーチリドッグ復活!
杉山ヒデキさんのところの掲示板で、杉山さんから、「スパイシーチリドッグ復活したよ」と言う話を聞いたので、早速食してみた。やっぱり旨い。杉山さんはピリマメバーガーがなくなって寂しいとおっしゃっていたが…
トールキン / 「指輪物語」 第1巻 「旅の仲間(上)」
と言うことで早速購入。今回は原書の末尾に付いている追補編まで完全に網羅するためにハードカヴァー版を選択。理由は簡単で、クロスリファレンスがハードカヴァー版のページ数で作成されているため。さすがに原書を読む元気はないのです。(今のところね。) 15年くらい前に初めて読んだときは取っつきがたかったが、今読むとかなりすらすら読める。案外、誰かの意見ではないが、「2つの塔」が楽しめたりするかも知れない。(年を取ったら、昔読んだときにさっぱり印象にも残らなくておもしろくなかった「2つの塔」が楽しめるようになったとの話を何人から聞いたりするんだね。)