2003年06月05日 木曜日

人のやっつけ仕事

最近、うちの会社もインターネットに情報を発信とか言って、Webに関する知識を買われたんだかなんだか分からないが、僕も予想通り話に巻き込まれてしまっている。うちの会社のWebページには従業員の紹介・インタビューのページがあったりするわけだが、内容も掲載されている写真も_かなりお寒い状況_なのである。
そもそも毎回_女性社員から選ぶ_と言うところがヘンなところではあるのだが、綺麗な女の子を選んでおいて掲載されている写真が恐ろしいほど綺麗でなくて、どうしたらこうなるのか教えて欲しいと言う状況で、なんだか悪の片棒を担がされているようでかなり気味が悪い。
近日開催予定の定例打ち合わせで、一発_「がつん」_と言ってみようと思っている。(忙しいのに定例打ち合わせなんかに出ないとならないのですよ。) ちょっと今回はかなり厳しく言わないと、せっかく出ていただいた方々に僕は大変申し訳ない。まぁこういう話は、おそらく

  • 想定している読者を決めていないので、インタビュー記事がふくらまない
  • 持ち込みによる写真を使うかその場で適当に撮っているので、満足行く写真にならない
  • 写真を持ち込んでもらってもろくなスキャン技術がないので、ぱっとしない
    からだと考えている。僕はジャーナリストではないけれど、多少ならどう進めればそれなりの記事を書けるか分かるし、人物写真ならそれなりに撮れるし、こういう写真って職場の写真も撮るべきじゃないのかなと思うんだけども。そういう視点は欠けているので、できたものは出ていただいた方に大変申し訳ないのだが、_小学生の壁新聞以下の_寂しい物ができあがるわけである。
    僕自身も「技術紹介を書いて欲しい」と依頼されているのだが、これにしても同様の議論が成り立つ。誰に対して何を言いたいのか分からないので、よく分からない記事になってしまう。(だから今の僕には書けないので、書かずにほったらかし。)
    また前回の話もあったので、もし写真に困ったら僕を呼びなさいと言っておいたのですが、ここにこういうことを書かねばならない状態になっちゃって、僕は作り手に巻き込まれた者の視点として…
  • 写真を撮る人として「良い写真を掲載してあげたい」という意見を通せなかった
  • 編集者に名を連ねている一人として、内容に対してもっと意見が言えなかった
    という2重の意味で出ていただいた方々にに大変申し訳なく思うのである。次回以降どうするのかと言う話につきあうのに目眩がしそうで、はらわた煮えかえる思いです。でも闘わねばならないのか… あまりに酷くて仕事をする気が失せてしまうのである。
    まぁこういう写真だったら、ヘンな問い合わせが無くて良いのかも知れないが、当人に対して失礼だろうと思う。もし変な問い合わせ対策を考えているんだったら_そもそも掲載しない_と言うのも解なのである。
    まぁ今回の話はうちのWebページにも同様に言えるわけで、気を付けねばならないなと思うのである。