2003年11月02日 日曜日

EF 24mm F1.4L USM

昨日注文したEF 24mm F1.4L USMが今日届いていたので早速評価。外観上の傷はほとんど無く、レンズも綺麗と言うことで、なかなか良さそうな感じ。(残念ながらフードが欠品していたので、その分は値引きしてもらった。) で、早速試写してみる。広角の単焦点レンズにもかかわらず、この重さ(650g)はいったいなんだろう。大きさは大口径広角ズームのEF 17-35mm F2.8L USM)と同じ外径でちょっと短いが、このレンズよりちょっと重い。(いかにもスペックが_狂っているレンズ_である。)
EOS-3に付けてみる
こうやってEOS-3に付けてみるとその大きさが理解できる物と思う。EOS-3自身がそれなりに大きなカメラなので、結構大きなレンズだと思うが、重量バランス的にはEOS-3やバッテリーグリップ付きのEOS 10Dに付けるとそんなに違和感はない。
ということで、家の裏手の方のコスモスを絞り開放で試写してみる。
コスモス
EOS 10D / EF 24mm F1.4L (絞り優先AE 絞り:F1.4, シャッター速度 1/4000秒 / WB: daylight / ISO 100
広角レンズで、この背景のボケ具合はいったいなんだろう。結構寄って撮影をしているのはあるが、自然なボケ具合でなかなか素晴らしい。ピントは普通の撮影(ポートレートとかスナップ写真とか)で使う分には、おそらくあまり気にしなくてもよさそうな程度の深さはあるので、使いこなしはEF 85mm F1.2Lあたりと比べると、神経質にならなくても良いのではないかと思う。どちらかというと画角が広がった分の絵の作り方が難しいような気がするが、背景が適当にぼけてくれると思うので、ちょっと使ってみてから判断となるだろうか。
ということで、購入と相成った。こういう機会もなかなかないのであるが… これに気を良くして車のローンが終わったあとの冬の間にEF 35mm F1.4L USMも買っちゃいそうで恐ろしい…

IXY Digital 400

去年の夏に購入して以来、いろんなところで活躍してきたIXY Digital 300であるが、まぁそろそろ現役引退であろうということで、レンズを買うついでにした撮りして購入した。上のレンズの写真はIXY Digital 400で撮影した物であるが、なかなか良い感じである。このカメラは最短撮影が若干長いのがネックであるがそのコンパクトを生かしたスナップ写真を撮ることが多く重宝している。(ポートレート撮影に出かけたときにツーショットな写真しか撮ってないのではないかと言うつっこみはあると思うが。)

食事

フードがないのでヨドバシカメラまで買い出しに出かけたのであるが、何とこのフードだけ在庫がない模様。せっかく仙台まで出かけたので、あおしまさんと蕎麦などを食べに出かける。行った店は、あおしまさんとこのWikiの蕎麦メモの「康正庵」を参照。なかなか隙のない良い仕事を堪能させてもらった。
いつものごとく北仙台駅近くのロイヤルホストで雑談となったのだが、最近ロイヤルホストのメニューがことごとく値上がりしているような印象と、ここの駐車場が有料料金になってしまったところがかなり痛い。(30分で200円ですか。)
ここで、あおしまさんが持ってきたJubaを撮影してみた。タングステン照明に照らされてなかなか良いのである。
Juba
EOS 10D / EF 24mm F1.4L (絞り優先AE 絞り:F1.4, シャッター速度 1/15秒 / WB: daylight / ISO 100

今日の話で印象的な物は、

  • 何故「マニュフェスト」を「公約」といえないのか。
  • 最近フォントを購入する経路が無くなってしまった。フォントはフリーじゃなくても品質が十分であれば購入するのに… Web通販で1書体500円くらいで、非Windowsな環境でも使用化としたらそれなりに売れるのではないか。
  • ヒラギノフォントで出力するためにだけに、iBook G4を買うって言うのも良いかも。(現役引退後はPostScriptフィルタとして余生を過ごすと言うことで。)
  • 理系の教育問題について、やっぱり子供の頃に自然にふれる機会がないと自然科学や工学を志さないのではないか。入り口は常に体験にあるように思う。
  • アメリカ人の凄いところは、哲学→戦略→各戦術という風な具合に根元的なところから緻密に来るところで、たいがいの日本人は_考えるのを放棄しているせいか_各個の戦術の話題に終始しがちである。
    と言うところか、最後のアメリカ人と日本人の比較はいろんな考察があると思うのだが、宗教観と哲学観の差であろうかと思われる。
    端的にわかりやすいところでは、最近GPLが息苦しいという話をちらほら聞こえるが、GPLはそもそも「GNU Manifest」(GNU宣言)を効率よく・無矛盾に実施するために考え出されたものと考えるべき存在である。GNU Manifestが哲学であれば、GPLはそれに従う戦術の一端で、GNU ProjectやFSFはその辺の考え方が首尾一貫していると思うのである。問題はそういった哲学を理解しないで、なんでもGPLを適応すればいいじゃないかと言うあたりにあって_ヘンな話_なのである。何かしらの理由でGPLが適用できそうにない場合は、_そうではない回避手段を講じなければならない_と思うのである。(glibcを使わないとか、gccではなく売り物のコンパイラを使うとか、売り物のOSを使うとか… 出来ないなら諦めてGPLにすればいいのである。)
    まぁそんな話をしたわけですな。

ちなみに今日のメニュー

今日のデザート
EOS 10D / EF 24mm F1.4L (絞り優先AE 絞り:F1.4, シャッター速度 1/30秒 / WB: daylight / ISO 100
秋色メニューと言うことで、栗を使ったデザートでした。基本的にはクレープなのであるが、手前はクリーム、後ろのはバニラアイスだったかと思う。なかなか美味しかったのだが、食べにくかった。個人的には「マロンクレープパフェ」のほうがお勧め。(似たような構成だがたぶん食べやすいと思う。ちなみにお値段は同じで480円。)