2003年12月07日 日曜日

今日はkumanekoさんと撮影に出かける

今日は、kumanekoさんと撮影に出かけました。朝は雨が結構強く降っていたのですが、kumanekoさんと合流刷る時間あたりにほぼやんでしまいました。ちょっと小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、光の加減はなかなかいい感じの1日になりました。
kumanekoさんとの個人的な撮影は今回で3回目になります。もっとも長く撮影の回数を重ねている女性になりました。前々回前回は那須高原での撮影でしたが、今回はがらっと雰囲気を変えて仙台の市内の町並みや建物を背景に撮影を行ってみました。なるべくどこで撮ったのかわかるように背景が残るような背景のデフォルメをしてみました。個人的にはなかなかいい感じかなと思います。撮影場所は仙台に住んでいればわかるかと思いますが、定禅寺通りのけやき並木、仙台メディアテーク、宮城県美術館といったところです。
kumanekoさんを撮影していていつも思うのですが、笑顔がとても自然で素敵で、何気ない表情や仕草がとても可愛いのです。写真を撮っていてとても楽しいです。こういう自然な感じに撮れるのもkumanekoさんと僕との関係が、モデルとカメラマンとして非常に良いからかなと思うのです。今後ひょっとしたらなかなかこういう風に写真を撮れなくなるかもしれませんが、可能な限り彼女の写真を撮れたら良いなと思います。
とりあえず、写真の一部を日記に公開します。チョイスはほとんど終わっているので、近いうちに残りの写真も取り混ぜて、ギャラリーにアップします。
kumanekoさん その1kumanekoさん その2kumanekoさん その3kumanekoさん その4kumanekoさん その5kumanekoさん その6kumanekoさん その7kumanekoさん その8

ロゲルギスト / 「新物理の散歩道」(第3集,第4集)

物理の読み物でもっとも有名というわけではないが、学生時代に楽しく読んだ本といえば、ロゲルギスト同人の「物理の散歩道」だろうかと思う。おやっと思うことを納得がいくまで推理して仮説を立て、実験により解明しようとするエッセイ集なのであるが、こういう本がなかなか無くて、今ほぼ絶版状態であるというのがなかなか嘆かわしい。
ロゲルギストは一人の人物の名前ではなくて、近角 聡信さん、磯部 孝さん、今井 功さん、近藤 正男さん、木下 是雄さん、大川 章哉さん、高橋 秀俊さんといったそうそうたる人たちが集まったグループの名前である。僕は強磁性体の相転移を専門としていたので、近角先生の「強磁性体の物理(下)」は大学院時代に愛読というか熟読させられた教科書でした。今井先生は流体力学の先生なのであまり縁がないかなと思う人がいると思うが、「電磁気学を考える」という本で、多少なりとも電磁気に関する異なった考え方に触れることができた。木下先生は「理科系の作文技術」を学生時代にずいぶん読みました。(未だに報告書を書くのは苦手ですけれど。)未だに学ぶところが多い本です。
さてずいぶん話が飛んでしまったが、「物理の散歩道」をつらつら読んでいるとなかなか楽しい。第3集から読んでいるのだが、最初の「目の中に漂うゴミ」の話から秀逸に楽しい。ふとした疑問が最近わき出てこないというのもあるのだが、こういう風にちょっとしたよくわからないことへの疑問を持って、それについて考えるというのは、日々大切なのかなと思うのである。そういうのが無くなってしまうと、世の中はなかなか空虚で退屈な物になってしまう。(できるかなのHiraxこと平林さんもロゲルギストを熟読しているのだなぁと思うのです。)