2004年05月25日 火曜日
自宅サーバ設置 その1
ぼちぼち作業しないと埒があかんということで、今週は自宅サーバの設置準備をすることにした。先週までにサーバ機にFreeBSDをインストールし終わり、BBルーターのDMZ/GapNAT設定ができたと判断し、作業を開始なのだ。
備忘録のため昨日と今日の作業のまとめをしておこう。
家系サーバの基本設定
家系レンタルサーバ(総本山)の山崎家から分家・のれん分けと言うことになる。FreeBSD4.x系のソフトが集められている三川家さんからアーカイブを取り寄せて、FreeBSD5.xに焼き直した設定にする。基本的にバイナリコピーで/usr/lib/compat/をつかうことになる。設定は覚えている範囲でメモ。
アーカイブのコピー
以下の手順でrsyncして持ってくる。rsyncがない場合は、/usr/iekei/bin/rsyncをローカルにscpして持ってくればよい。(Portsで入れても良いし、Packageで入れても良い。)こんな感じでrsync。家系セットは/usr/iekeiにコピー、chroot環境もしくはjailで動かしたいものは/home/r (実体は/usr/home/r/)にコピーし/home/rのシンボリックリンクを/rとする。
# mkdir /usr/iekei
# mkdir /home/r
# ln -s /home/r /r
# mkdir
# rsync -e ‘ssh -2’ –exclude log -avzH \自分のユーザ名@mike.mkwk.net:/usr/iekei/. /usr/iekei/.
# rsync -e ‘ssh -2’ –exclude log -avzH \自分のユーザ名@mike.mkwk.net:/r/. /r/.
(ここはできたら/r/bin, /r/etc, /r/lib, /r/usrだけでよい)
# mkdir /r/dev
# mkdir /r/var
と言う具合。あとパス周りの設定をするために、/etc/rc.confに以下の設定を追加。単純に言うとスタートアップ時に見るディレクトリを追加、ldconfigの検索パスの追加である。
local_startup="/usr/iekei/etc/rc.d /usr/X11R6/etc/rc.d"
ldconfig_paths=echo /usr/lib /usr/lib/compat /usr/*/lib /usr/iekei/*/lib
/etc/pw.confの設定
ユーザー・グループ管理をするコマンドpwのひな形を作成する。基本的には開始
## usage:
## pw useradd UserName -c "YAMADA Taro" -m
## /usr/iekei/etc/newuser UserName
#
## Do not forget to add the same user to /r/etc; type make in /r/etc
## index.html, QUOTA
skeleton /usr/iekei/etc/skel
home /home
shellpath /bin
shells /usr/iekei/bin/zsh:/bin/sh:/bin/csh
defaultshell /usr/iekei/bin/zsh
defaultgroup ogwk
defaultpasswd random
minuid 13000
maxuid 13999
password_days 1800
と言う具合。説明するまでもなく分かるような内容で、もし相互にバックアップを取る運用を目指すのであれば、_UIDとGIDはだぶらないように取り決める_と何かと便利。