2004年10月17日 日曜日

今日は天気が良かったな

久しぶりに抜けるような青空。早起きをして、マミさんに誘われていたので、よみうりランド方面まで出かけてみる。まぁだいたい思った程度の時間につく。遊園地の中でもイベントするのかと結構びびったが、マミさんの写真を数枚撮って、午後の用事のため撤収。事前の予習(ロケハンという)が足りなかったこともあって、全然良いところで写真は撮れなかったが、まぁおおむね良い感じにはできた。(というか、一人で遊園地にロケハンなんて行けないんで、誰かつきあってくれる人を募集すべきかな。)

ラテン語ML 東京OFF会

生粋の(と言うわけではないが)理系人間である僕が、何故か購読しているラテン語MLの東京でのOFF会があったので参加してみた。(MLの方は創成期からのメンバですが、仙台に住んでいた頃は地理的に参加できなかったのね。) 今回は8人でラテン語なだけにイタリアンなお食事でした。参加されているのは一般の方が多いのですが、実際に大学でラテン語や古典ヨーロッパ文学を教えていらっしゃる方も何人か要らしていました。
さて、その中で何個か上がった話題を列挙してみる。完全にアウェーなOFF会だけどもいろいろと刺激になって楽しい。

  • 外国語も英語だけではなく、ロマンス系言語を1つ、ゲルマン系言語をひとつやればいろんなことが見えてくるとのこと。
  • ラテン語は綴りがアルファベットなので取っつきやすいが、冠詞がないので名詞の活用が凄く難しい。辞書を引けるようになるまで凄く大変。ただボキャブラリはロマンス系言語や英語の知識を使えるので、その辺は厳しくない。あと活用や文法にほとんど例外がないので、悩まなくて良い。
  • 古典ギリシャ語は格好いいのだけど、学ぶにはラテン語の3倍くらい難しい。難しいところは動詞の活用。名詞の方は冠詞があるので、そんなでもないが、ボキャブラリは0から積み上げる必要がある。アクセントで意味が変わるので注意がいるとのこと。
  • ただし古典語の場合は読めれば良くて書けたり話せたりする必要はない(すでに正しい発音は失われている)ということから基礎文法と活用の基本を覚えて辞書が引けるようになれば、とりあえずなんとかなる。(そういう理解で良いらしい。)
  • ラテン語に関しては良い教科書があるとのことで、別途教えていただく予定。
  • 現在ラテン語MLではカエサルの「ガリア戦記」の輪読会を行っているけれども、現在6年目に入ったところ。7年目は来年になりそうなので、半年から1年ラテン語の基礎を勉強して是非参加しませんかとのことでした。(うーむ、7年目は面白いので参加できるようがんばろう。)
  • あとラテン語の読めばよい文書は共和制末期の散文で、キケロとカエサルだけ読めばよろしいということ。(なるべく原文でということらしい。そういえば、キケロの「カティリーナ弾劾」はMLで輪読してましたなぁ。)
    こんなところでした。いろいろがんばるネタを再発見したと言うことで、がんばらねば。PC関係で話題になっていたのは、古典ギリシャ語で文書を書く方法は無い物か悩みだそうだ。(現代ギリシャ語はUnicodeでOKらしいが、古典の場合はアクセントも併記したいらしく悩んでいるそうな。)