2005年04月09日 土曜日
植松 伸夫 / THE BLACK MAGES II The Skies Above
植松伸夫プロデュースという話なのだが、歴代Final Fantasyの戦闘の音楽をロックアレンジしたアルバム。まさかシリーズ化されるとはと思ったのだが、今回は先頭の音楽だけじゃなくなっている。聴き所としてはドラムが打ち込みでなくなったところで、全体的にライブ感が高くなっているところであろうか。僕はFFはVからの人なので、半分くらいは聴いたことはないのだが、「マトーヤの洞窟」は良かったかもしれない。表題のFinal Fantasy XのThe Skies Aboveもなかなかかなあ。
植松 伸夫 / Final Fantasy VII Reunion Tracks
このCDはオーケストラ・アレンジが秀逸なアルバム。以前持っていたのだが失われてしまっていた上に、デジキューブが倒産して以来入手不可能となっていた。PSの音源の曲も「シドのテーマ」「樹海の神殿」「闘う者達」「更に闘う者達」「ゴールドソーサー」「J-E-N-O-V-A」と名曲がずらりと並んでいて、FFVIIのCDを買うならこれだけで十分という内容。「樹海の神殿」だけで泣きそうになってしまうのであるが…
これらの名曲をさしおいて、このCDの価値を高めているのは、「Final Fantasy VIIのテーマ」、「片翼の天使」、「エアリスのテーマ」であろう。片翼の天使ではより歌詞が聴き取れるようになり、派手なオーケストレーションでまさにこれが表現したかった音楽と言った印象で完成版と言って良いだろう。そして「エアリスのテーマ」。ゲームをプレイした人は涙無くしては聴けまい… 僕もこれ以上何を言って良いのか…
久石 譲 / Piano Stories
久石 譲さんは今となってはすっかり有名になってしまったが、このCDは88年にこれまで発表していた久石さんの映画音楽をまとめてピアノアレンジしたアルバムで、僕の中では久石さんのCDはこれしか聴く必要がないという状態の気に入っているアルバム。大学時代狂ったように聴いていました。映画はちょうど「となりのトトロ」あたりまでがふくまれる。
入手しがたくなっていたので、見つけたときに購入と言うことで今回購入となった。ミニマム色がだいぶん薄くなった時期のものだから、一般的には凄く聴きやすいと思う。(僕はこれより前の曲も好きなんだけど、もうほとんど入手でき無いなあ。おそらく。)
新宿御苑で花見
今日は後輩のK氏と新宿御苑でお花見。さすがに満開から散り際。快晴でお休みというシチュエーションだと、人に酔いそうなくらい人がいっぱいいました。とりあえず撮ってみた写真を… 時折訪れる桜吹雪が何とも綺麗だった。
第1538回 NHK交響楽団 定期演奏会
花見のあとにN響の定期演奏会に行くことになっていたので、NHKホールまで移動。今回の指揮は準・メルクルさん。テーマは「協奏曲」ということで、ハイドンの協奏交響曲、リストのピアノ協奏曲、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」と言う内容。
個人的にはいくら録音を聴いても理解不能だったバルトークの「管弦楽のための協奏曲」がメインの目的だったのだが、やっぱり実際に引いている姿を見ると確かに協奏曲になっている。なるほどなと思ったわけである。(うちのカラヤンの演奏だと録音時期が古くて音がぼけて微妙なパートの差が聞き取りがたい。) やっぱり20世紀の音楽はデジタル録音の可能な限り新しい演奏を聴けという結論で落ち着きそうである。
僕はハイドンの曲はほとんど聴かないので、リストはどうかという話になるのだが、いやぁ良かったです。ただNHKホール自身があまり音響の良いホールとは言えなさそうなので、座った位置によって感動度は違うかもしれない。NHKホールは次回以降の宿題にしておこう。