2005年09月11日 日曜日

David and Leigh Eddings / 魔術師ベルガラス 3 「王座の血脈」

原書では1冊で出ているBelgarath the Sorcererの3冊目。「魔術師の娘」をあっという間に読んでしまったので、待ち遠しかった。昨日まで猛烈な勢いで読んでいたベルガリアードを休んでこっちに切り替え。今日1日でほぼ読み終わってしまったたわけであるが、実に面白かった。
本作は結局ベルガリアードに続く、7000年に渡るベルガラスの準備に相当する話なのだが、《宿命》に翻弄されつつも、《宿命》から与えられたあやふやな予言書「ムリンの書」と「ダリムの書」を手がかりに、謎を解きながらひたすら決まった時期に起こる出来事を実現していく。(そうしないと最終的な出来事が実現しない。) 気がついたらひたすらベルガラスやポルガラを応援しながら読んでしまうのである。
結局、ベルガリアードで最終的に解決する話は当然ここでは解決せず常に手も足も出ないと言う状況で、話の後半、リヴァ王の血脈をひたすら守りながら、ベルガリアードの時代まで準備を続ける。次巻のPolgara the Sorceressでもより直接的に語られると思うが、自分が育ててきたリヴァ王の子孫達を見守りつつ死に別れてきた永遠を生きるベルガラスとポルガラの悲しみが何とも言い難く、それ故に2巻でポルガラの「ベルガリオン! 私のベルガリオン!」と言う言葉には、この巻を読んだ後に再読すると待ちこがれてきたものがついに現れたという感慨でなんとも感動的なのである。
ということで、とりあえず前段の一つの物語はこれでおしまい。この話はスターウォーズで言うところの旧3部作に対する新三部作に対応するわけで、後付の話になるとは思うのだが、スターウォーズと異なって構成が非常にうまく実に面白かったと思う。また明日からベルガリアードを読もう。

イベント会場にて

今日は久しぶりにTFTのイベントに出かけてみる。月初めに今香港に在住のkumanekoさんが帰国していると言う話を聞いて、今日は久しぶりに都内のイベントに行きますと言う話をしていたので、出かけてみたと言うわけだ。kumanekoさんとは無事に会えて雑談してきたわけであるが、すっかり向こうの生活にも慣れたようで、元気そうな顔を見られて何よりだった。で、会場を出るときに気がついたのだが、写真を撮りのがしてしまった。次にお会いできるのはいつの日だろうか?

東京湾 納涼船撮影会

夕方からはののさん主催の東京湾納涼船での撮影会に誘われていたので、大雨の中りんかい線と山手線を乗り継いで、浜松町から竹芝桟橋まで歩いたのだが… 着いてみたらゆりかもめで一発で来ることができるじゃん… ゆりかもめ嫌いなので、調べもしなかった。と言うことで集合場所まで体力使いまくって到着。
船は特に酔うのでだめかなと思ったのだが、結構大丈夫でした。半分くらい窓のない2等客室でモデルのサクさんとFFXIの話をしてました。だめだめかも・・・ と言うことで、撮影した写真を何枚かアップ。
よっこさん その1よっこさん その2
モデル: よっこさん
サクさん その1サクさん その2
モデル: サクさん
大雨の中開催が危ぶまれましたが、何とか雨もやんで屋上で撮影もできたので良かった。主催のののさんをはじめ、みなさんお疲れさまでした。