2005年10月08日 土曜日
CEATEC JAPAN 2005
CEATECで扱っているものは僕にとって中途半端に小さくてあまり興味の無い分野が多いのであるが、今回はキヤノンと東芝がSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)を出展していると言うことなので、実物を見なければと思い立ち、昨日の夜中に事前登録をして出かけることに。
まだうちのテレビは買って3年のハイビジョンなトリニトロン管のテレビなので、まだまだこき使ってやらないといけないわけだけども。液晶とそれ以外という視点で見たらどうだろうかと思っていたわけだ。残念ながら展示では、本当にあんなに差があるのかどうか疑わしい通常のブラウン管との比較であったが、SEDはフォーカスが画面内できっちりと合っており、色の質感などは良い印象。動画の表示も難なくこなすと言うことで、我が家の次世代のテレビはあれだなと思った。すっかりキヤノンと東芝にしてやられてしまった。液晶の方面はいろいろ見たけれどシャープの独壇場という印象(液晶テレビを見たときにいつも思う赤の彩度や質感が良いように思う)で、他はどうでも良いかという状態か。他者にもがんばって欲しいのだけど・・・
次世代メディア(BDとHD-DVD)の展示も人が結構いたが、ブースに集まっている人はHD-DVDの方が多めだったか。どっちでも良いので早いところ出てきてくださいな。我が家ではもう3年録画に耐えられるメディアが無くて録画は諦めてますので。広まった方を買おうと思うけれど、後数年は様子見か。
まぁこれだけじゃつまらないと言う人も多いので、一応おねえさん写真も撮ってきた。何カ所かのブースで「撮影禁止です。ご遠慮ください」と言われました。はぁ・・・来年からはもう行きません。
今回最大の失敗は、ストロボの電池を忘れていったと言うことで、最初の数枚しかストロボ炊いてません。ストロボ炊いた写真はやはり顔の影とテカリが気になるので、ディフューザーを買うしかないか・・・
EF 35mm F1.4L 夜景撮影条件だし
以前の評価で、F4暗いまで絞らないとコマフレアが出るなあと思っていたのだけど、実際の夜景における撮影範囲はどんなものか見てみることとした。F1.4とF2ではコマが出るだろうと思っている(24mm F1.4で経験済み)ので、実質的にはF2.8付近の描写がどうなるかという所なのだが、東京駅で適当に撮って見た。(後で撮影データ見たらF2.5ですと! テストにならないじゃないかと思いつつ、近似値として受け入れることとした。) ぱっと見て許せる範囲であろうかと思うのだけど、右の方の蛍光灯、左の方の水銀灯を見るとがっつりパープルフリンジが出てますな。個人的にはこの辺は許せるか。まぁ夜景ではF4あたりで使うのが無難っぽいな。
David and Leigh Eddings / 女魔術師ポルガラ 1 「運命の姉妹」
ついに新シリーズ突入と言うことで、女魔術師ポルガラの視点で語られるベルガリアード前史 Polgara the Sorceress の1冊目。とりあえず出版されたので購入。ベルガラスの全体を見渡す視点とは逆にポルガラならではのミクロな視点、ベルガリアード全編でどう活躍しているのかよく見えてこないポレドラとの関係、愛されるべくして生まれた双子の妹ベルダランへの愛情とコンプレックス、そして耐え難い別離が切々と綴られる。まだベルダランが結婚した所までしか読んでいないので何とも言えないが、ベルガラスの物語ではベルガラスが教えていたことも、実は母の教育で事前に知っていたなどの微妙なカラクリが視点の差となって見えてくる。果たしてこれからどう進展するのか目が離せない。ファンタシイを読んできて良かったと思うシリーズになりそうな予感である。
栗本 薫 / グインサーガ 104 「湖畔のマリニア」
Polgara the Sorceresが気になって、まだパラパラ眺めただけ。なんだか予想もしなかった意外な人物が登場っぽい。(って、自分にはネタバレしてるな。)