2006年09月25日 月曜日
金色に光る海
セントレアから伊勢湾の夕焼けを撮影してみた。500mmだと余計なものが何にも写らなくて、かえっていいかもしれない。200mmくらいだとトリミング前提となってしまう。
きらきら光る海を撮影したい場合、どうしても海の向こう側に日が沈む場所でなければならないため、写真を始めてこれまで東日本の太平洋側に住んできた僕としては、なかなか撮りがたい1枚であった。デジカメで撮影し始めたころに奥松島からの夕景を撮っていたが、おそらくそれ以来の写真になると思う。絶妙に晴れていて良かったと思うのである。
船を黒く落として影にしてみるとなかなかいい感じになった。やはり金色に光る海はいつも心を奪われるほど美しい。
こういう絵が撮りたいときは、評価測光の場合は露出補正を-2EVから-2.5EV(EOSの場合、1D以外は-2EVまでしか露出補正できないが・・・)。マニュアルでスポット測光もしくは部分測光の場合は、海が光っている部分を測光してそこが+1.5EVから+2EV位になるように絞りやシャッター速度を自分で調整しすれば、やはり同じようにキラキラした海を撮る事ができる。あとは使っているカメラに依存するので各自データ多少なりともつんでもらいたい。一発鳥で結構簡単に撮れるようになります。(ハイライト基準とかシャドウ基準測光とかですので、比較的マニュアル露出が当たりやすい。)
あと船は遅い乗り物と思っても、ベストポジションに来るのは数秒ですから、前もってためし撮りしてその露出条件でしばらく待つのが吉である。こういうデータが頭に入っていると、いつでも狙える絵なのでチャレンジしてみてほしい。