2008年上半期の書棚
書籍情報の表示をどうしようか大分悩んでいたので、2ヶ月に1回程度に書いていた書籍・DVDなどの買い物記事がすっかり半期分になってしまった。そのため実際の所、このリストから漏れている物もあるが主な物をまとめ書きと言うことにする。
書籍
プログラミングGauche
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Kahuaプロジェクト
オライリージャパン
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Scheme処理系としてすっかり有名となってしまったGaucheであるが、入門レベルから読める書籍が出たので早速購入。いまプログラミングから離れていることとUnix関係からも離れているので、あまり読み進んでいないが、Gaucheのユーザーなら購入して損はないと思われる。個人的にはSchemeの勉強にはSICPだけで良いのかもと思いつつも、なかなか読むのが辛いと言うこともあって気長に読んでいるという感じ。ちなみにSICPの原書は上記SICPのWebサイトからフルテキストで読むことができる。本書はもっとさくっと読める物があっても良いのかなと思っていた人には待望の本だと思う。ただ最近のLightweight Languageブームや関数型言語ブームの影響がないと、一昔前だと売れない分野の本であるのは事実で、ブームやトレンドというのはやはり出版においては必要な要素なのだろう。
実践Web Standards Design—Web標準の基本とCSSレイアウト&Tips
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市瀬 裕哉 福島 英児 望月 真琴
九天社
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HTMLとCSSに関する書籍は、長らく決定版が不在と感じていたが、「実践Web Standards Design—Web標準の基本とCSSレイアウト」はWeb Standardに軸足を置きつつ、実践的なWebデザインの指南書として久しぶりに購入しておいて良いと感じた良書。本書の実践例としては、本書の著者の一人が提供しているVicunaというCMSツールのテンプレート・スキンになるであろうか。Vicunaは複数のCMSツールの特性を残したまま、出力されるものをXHTML1.0レベルで共通化し、その上で使えるテーマを提供している。日本のBlogツール・CMSツールでは広くtDiary形式によるHTML/CSSが用いられてきたが、現代的なCMSツールのテンプレートとして用いるにはいろいろと無理がある(たとえばサイドバーがある物の扱いはどうかとか)ので、Vicunaのアプローチはなかなかおもしろいと感じている。Vicunaのソースを眺めていてもああなるほどなと思う所もあるし、本書を読んでいてもなるほどなと思う所があるので、こういう本が出てくるのは非常によいことだと思う。
RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発 第2版
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Dave Thomas David Heinemeier Hansson Leon Breedt Mike Clark Andreas Schwarz James Duncan Davidson Justin Gehtland
オーム社
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Ruby On Railsの本は本書の第1版を持っていて決定版であろうと思っていたのだが、現状のバージョン(触っていたときはRails1.2.xだったのだが)を触っていると古さを感じたので買い直した物。買ったは良いけど、Rails 1.2系に準拠した本なので現在の2.0系から見るとまたまた古さを感じてしまう翻訳書としての宿命を背負っているとも言える。うちのRails環境もバージョンアップしてしまって2.0系に移行してしまったので、どうした物かと思っているが、1.2系の実行環境を再構築した上で読んでいけば良いかという判断もしているし、プログラミングの本としてはおもしろい本であると思う。
CMSとして使うMovable Typeガイドブック
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黒野 明子 荒木 勇次郎
翔泳社
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MovableTypeの本はもう買わないと思っていたのだが、カスタマイズのヒントにはなるだろうと思って購入。たまにリファレンスとして用いている。(メインコンテンツのテンプレートをVicunaに移行してしまったので、あまり真面目に見てはいないのだが・・・)
みんなのためのノンパラメトリック回帰 上 第3版 (1)
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竹澤 邦夫
吉岡書店
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みんなのためのノンパラメトリック回帰 下 第3版 (3)
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竹澤 邦夫
吉岡書店
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「みんなのためのノンパラメトリック回帰」は第2版の上巻だけ持っていたのだが、下巻を買おうかなと思ったら第3版に改版されていたので、上下巻とも買い直し。個人的には1変数・2変数のノンパラメトリック回帰で事足りるのであるが、下巻に書かれている範囲ではRとかでも提供されている一般化線形回帰の数学に興味があったことと、本書のプログラムはS-Plusで書かれているが、個人的にはS-Plusを使える環境にはないのでRで使う場合の書き換えに関して記事になっているので、買っておいた方が実用的であろうという判断である。第2版を購入したときの記事で、「この本は受注生産だけあって、印刷品質が・・・ TeXで書かれているので、もっと綺麗に仕上げることができそうだと思うのだが、まぁそこは仕方ないか。数式が読みやすいので良しとしよう。」と書いたのだが、著者の竹澤先生より「第3版ではTeXファイルから直接的に作製したデジタルデータをブッキングさんにお渡しすれば印刷品質を向上させることが出来るかどうか、今後、ブッキングさんと相談しようと思っています。 」との返答(263番目の記事を参照)があった。本書での印刷品質はおおむね改善していると思う。
CODE VERSION 2.0
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Lawrence Lessig ローレンス・レッシグ
翔泳社
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「CODE VERSION 2.0」は「CODE」を読んでおこうと思っていてすっかり購入するのを忘れていたうちに入手すらままならなくなったので、改版されたついでに購入。翻訳の質としてはどうかと思う所があって、非常に読みにくいががんばって読むつもりである。そんなわけでまだ書評が書けない。
天体望遠鏡徹底ガイドブック—光学系分析と実写テスト
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西条 善弘
誠文堂新光社
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本書は「月刊天文ガイド」で不定期連載されている「Telescope Design and Test Data File」を加筆して単行本化されたもの。気になる鏡筒の記事はコピーを取ってファイリングしていたのだが不要となった。この本を下手に眺めると頭が物欲で大変なことになるので、注意してあがめる必要がある。いろいろな鏡筒の収差図や実際の作例を見てみると最近の鏡筒はやはり良いなあと思う所。個人的には手持ちの赤道儀に載せられる手頃なサイズであろうと思われる口径10cmクラスの焦点距離500mmの屈折鏡筒が欲しいと思う所なので、しばし悶々とこの本を眺めて悩むこととなるのであろう。
銀河英雄伝説 6 飛翔篇 (6) (創元SF文庫 た 1-6)
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田中 芳樹
東京創元社
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銀河英雄伝説 7 怒濤篇 (7) (創元SF文庫 た 1-7)
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田中 芳樹
東京創元社
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銀河英雄伝説 (8) (創元SF文庫 (SFた1-8))
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田中 芳樹
東京創元社
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創元版「銀河英雄伝説」も佳境の5巻から8巻を購入。(たしか9巻も出ているはず。) ほぼ暗記するような勢いで高校時代に読んだ本なので、実際の所まだ5巻までしか読んでいない。まあ今購入するのであれば、まだ流通在庫で残っているかもしれない新書版ではなく、ほぼ決定版と思われる東京創元文庫版を購入するのが吉であろう。誤字とかは可能な限り直っているし、鬱陶しい挿絵もないし。
復活の予言 (ハヤカワ文庫 FT フ 2-16 リフトウォー・サーガ 第 1部5)
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レイモンド E.フィースト
早川書房
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セサノンの暗黒 (ハヤカワ文庫 FT フ 2-17 リフトウォー・サーガ 第 1部6)
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レイモンド E.フィースト
早川書房
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永遠の都 (ハヤカワ文庫 FT—リフトウォー・サーガ (462))
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レイモンド・E.フィースト 岩原 明子
早川書房
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復刊版の「リフトウォー・サーガ」の後半分。もともと1冊であった物を分冊で出すのはどうかと思うが、一応完結。マクロス・ザ・ブラックの探索行は初読時の頃はおもしろいと思っていたのだが、このシリーズは「魔術師の帝国」(新版の3巻まで)の出来がすべてでそのあとは冗長感があるように思う。まあ目が肥えただけかもしれない。新シリーズの「第2部」として出版されている後日談(「Krondor’s Sons」と呼ばれる一連のシリーズ)は、僕にとっては今ひとつな内容なので、すぐには購入しないかもしれないが入手はすると思う。希望としてはこのシリーズの中ではおもしろいと思う「帝国の娘」の出版(たしか未訳分があるはず)とリフトウォーサーガの続編で未訳の「The Serpentwar Saga」以降の翻訳を期待しているのだが、あまり期待せずに待つこととしよう。
コミックス
コミックスは最近買わないようにしているのだが、購入している分を列挙。基本的に愛蔵版っぽいものは保存。ごく普通の単行本は保管場所の問題もあるので遠からずBook OFF行きである。
攻殻機動隊1.5HUMAN ERROR PROCESSER (KCデラックス)
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士郎 正宗
講談社
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攻殻機動隊 (2) KCデラックス
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士郎 正宗
講談社
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「攻殻機動隊」は最近ようやくStand Alone Complexを見終わったので、資料的に購入。志郎 正宗の絵は嫌いじゃないのだが、詰め込みすぎ感がどうも好きになれなくてなかなか読んでいなかったが、買ってなかった分を購入。(1巻あったはずなのだがどこに行ったのだろう。) ハードSFも結構読んでいるので難解過ぎるとは思わない物の、やっぱり難しいマンガだと思うし、アニメがあそこまで分かりやすく、完成度高くできているのはやはりマンガよりはアニメの方が表現するメディアとして適当なのかもしれない。
聖闘士星矢EPISODE・G 14 (14) (チャンピオンREDコミックス)
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車田 正美
秋田書店
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黄金聖闘士のアイオリアが主人公の「聖闘士星矢EPISODE・G 」も気がつけば14巻目。そこそこ楽しみなマンガとして読ませていただいている。「やっぱり黄金聖闘士だのう。」とか「技が四文字熟語になってどかーんと出るのはええのう」とか思って読んでいるわけだが・・・
みゆき 1 新装版 (1) (ヤングサンデーコミックス ワイド版)
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あだち 充
小学館
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みゆき 2 新装版 (2) (ヤングサンデーコミックス ワイド版)
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あだち 充
小学館
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あだち充のマンガは個人的には「みゆき」と「ラフ」がお気に入りで、先日書店で「みゆき」の愛蔵版が再刊(だよねえ)されていたので、衝動買い。一応保存版の予定。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (17) ララァ編・前 (角川コミックス・エース 80-20)
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安彦 良和
角川グループパブリッシング
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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も気がつけば本編に戻ってきて「ララァ篇」に突入。ということは、ここから「めぐりあい宇宙」なわけか。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は安彦 良和氏による新解釈ということで連載を楽しみにして読んでいるのだが・・・ 結構読み飛ばしていて単行本も待ち遠しい。ここまでたどり着いたと言うことは本格的に終わりが見えてきたと言うこともあって何とか完結を見届けられそうである。それにしてもこのシリーズも揃っていたはずなのだが、引越の時にどこかにやってしまった模様。再度買い直しか・・・
ゲーム行略本
電撃PlayStation ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団クロニクル1 2002.2-2004.5
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角川(メディアワークス)
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ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 映像攻略シリーズ(1) 印章BF
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角川(メディアワークス)
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ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド アルタナの神兵編 (ヴァナ・ディール公式ワールドガイド)
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角川(メディアワークス) (2008-05-30)
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最近はFinal Fantasy Xiしかやっていないので、FFXI関係の攻略本だけ購入。記事の質を考えてもメディアワークスの「電撃の旅団」が編集している攻略本だけ購入である。FFXIに関してはたいていの情報はeLeMeNとFinal Fantasy XI WikiとFF11用語辞典 ~ ウィンダスの仲間たち版とFFXI - Graphipediaと各種Wikiで十分すぎるのだが、書籍の閲覧性が補完的に役立つこともあって攻略本もあるとそこそこ便利。あとDVDが付属している物に関してはいろいろと参考となるところもあるので、ついつい見てしまう。
「電撃の旅団クロニクル」は過去の連載記事をそのまままとめた物であるが、昔はそうだったなあとか、ジラートミッションやプロマシアミッションも熱い頃があったなあなどと感慨にふけるには最適な1冊。続刊も期待したい。
映像関係
今期から手持ちのAV環境がほぼ最新の環境となったことと、次世代メディア戦争の終結したため、購入する物もDVDからBlu-Layへシフトさせることとなった。今後はDVDはDVDでしかでない物のみの購入とする。(まあそういうのはほとんどないのだが・・・)
GHOST IN THE SHELL 2 INNOCENCE INTERNATIONAL VER.
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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2005-09-07)
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イノセンス (Blu-ray Disc)
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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2006-12-06)
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「イノセンス」はDVDとBlu-Layの比較題材として良いだろうと言うことで購入してみたのだが・・・ はっきり言うとBlu-Lay購入して良かったと思う逸品である。DVD版のエンコード品質も良いとは思うのと、PS3のDVDアップコンバートの性能もかなり良いので、DVD版もかなりのレベルだと思うのだが、フルスペックハイビジョンの液晶パネルでBlu-Lay版を見てしまうと、解像感・色の綺麗さで話にならないほどの差を感じる。(リンク先は一例だが、差は全編歴然と感じる。) 高解像度は実写映画の方が必要なのかと思っていたが、ここまで作り込まれているアニメーション作品の方がより高解像度の音型が大きいと思う。あとPCM 7.1chで出てくる音の良さもあってこれはBlu-Lay環境がある人はベンチマークソフトとして購入しておいて良いと思う。(PS3で見るならこの版でOK。) と思っていたら、最近改版されて「イノセンス・アブソリュート・エディション」なるものが発売されるらしい。音源がPCM 7.1chではなくDolby TrueHDとdts HD Master Audioとなって更にリファレンスディスクになったように思う。まあ購入することになるのだろう。(というか、ロスレス音源をそのままアンプに持って行けるようにBlu-Layプレイヤーを購入することになりそうだ。)
キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット (Blu-ray Disc)
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20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント (2006-11-10)
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「Kingdom of Heaven」はディレクターカット版ということで追加分もあり、Blu-Lay両面をほぼ使い切っていそうな物となっている。これはBlu-Layを保存版としておいて良さそう。オーランド・ブルームは好きな俳優ではないものの、歴史物はここ最近の技術の向上もあって非常に見応えのある作品が多く映像表現も派手なので、最近好きなジャンルである。実際の史実としての「エルサレム王国」(十字軍なんて忘れている人も多いだろうが)の最期がの映画のようであったとは思えない(どうもアメリカ人は歴史を題材に撮った映画の歴史考証が甘すぎるので)のだが、映画としてはおもしろい。
このソフトはdts HD Master Audioで音声が収録されていたので、PS3は長らくロッシー音源でしか楽しめなかったのだが、先日のPS3のファームウェアアップデートでdts HD Master AudioがPCM出力できるようになったので、ようやく本来の音質で楽しめるようになった。ただしばらく貸し出していたので、ファームウェアのアップデートをしてからまだ見ていない。
オペラ座の怪人
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ギャガ・コミュニケーションズ (2007-12-21)
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「オペラ座の怪人」は上映時に見逃してしまい、DVD版が発売された頃にDVDを見たんですがやっぱり良い思っていたわけです。(僕自身はミュージカルはあまり得意ではないものの、オペラ座の怪人くらいの古典になると大丈夫。) 今回Blu-Lay版を購入する前にDVD版も1度見直したのですが、PS3のアップコンバートで見てもちゃんと映像を取り込んでいるらしく絵が綺麗・音が綺麗な映画であった。が、Blu-Lay版は予想を遙かに上回るレベルで、もう映画館行かなくて良いじゃんと言うくらいの緻密さである。(映画館は周りに人がいるのがどうも気になるときがあるので。) オープニングのシャンデリアが上がっていくシーンの色の美しさ、質感表現、仮面舞踏会の絢爛さ、どのシーンも絵になっていて、DVD版も綺麗だったけども、そのDVD版が色褪せてみえる目の覚めるような絵である。特にクリスティーヌが主役としてデビューするシーンがやばいくらいに美しい。細かなところまでちゃんと作り込んである映画は高解像度にしても破綻しないと言う一例かもしれない。
M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション (Blu-ray Disc)
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パラマウント ジャパン (2006-11-17)
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劇場版 エスカフローネ (Blu-ray)
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バンダイビジュアル (2008-01-25)
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硫黄島からの手紙
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ワーナー・ホーム・ビデオ (2007-08-10)
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勢いで購入した映画をまとめて書いてしまうが・・・ MI3は過渡期のソフトだなあと見て思ったのでBlu-Layで買う必要はなかったかもしれない。まあ見てなかったのでいいのだけど。
他はまだ見ていないのだが・・・ 「硫黄島からの手紙」は確かに音声が聞きやすく、戦闘時の音はよりリアリティが増しているというか夜に音量に注意しないとかなりやばい。「天空のエスカフローネ」の映画版は何となく坂本真綾の声が聞きたかったので購入した物。そのわりにまだ見ていない・・・
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版
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キングレコード (2008-04-25)
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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」に関しては映画館で2度見たが、完成度は非常に高かったのでBlu-Layというか次世代メディアでの発売も期待していたのだが、今のところはDVD版のみ発売と言うことで、がっくり・・・ まあPS3でアップコンバートして見てやっぱり完成度が高いなと思うのだが、今後のBlu-Lay版の発売を待つしかないか・・・ 内容については別エントリにと思うのだが、なかなかまとめられない。
CD
最近あまり買っていないのだが・・・ クラシックのSACDのリファレンス版になるような物のお勧めがあったら教えて欲しい。
マーラー:交響曲第8番 千人の交響曲
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ブーレーズ(ピエール) ベルリン国立歌劇場合唱団 ベルリン放送合唱団 カルヴ・アウレリウス少年合唱団 ロビンソン(トワイラ) ウォール(エリン) ケイロス(アドリアーネ) デヤング(ミシェル)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2007-10-24)
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マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
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ラトル(サイモン) バーミンガム市合唱団
EMIミュージック・ジャパン (2005-03-09)
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マーラーの交響曲は結構好きで、同じ曲で指揮者・オーケストラが異なる組み合わせのものを複数枚購入している曲が多いのだが、マーラーの「交響曲第8番」はとにかく巨大な曲でCDといえど聴くのも大変(気力がないと聴けない)な曲であると思うので、ここ10年はバーンスタイン・ウィーンフィルの組み合わせ(バーンスタインは2度目のマーラー全集で8番と10番を録音できなかったので、2度目のシリーズにはライヴ収録してあった音源からCD化されたもの)を愛聴しているわけだが、この曲こそ新しい録音で聴いてみたい曲である。残念なことに新しい録音で聴きたかったバーンスタインはこの曲だけ録音できなかったし、今の一線の指揮者で聴いてみたいと思う人ももはやブーレーズとラトルくらいと言うこともあって、購入してみた。
これほどまでに明暗の異なるCDはないであろうと言う気もするが、ラトル盤は録音が・・・ラトルのマーラーは7番の旧録音とかが好きだったので期待して買ってみた物の、ワイドレンジな録音が悪いのか、オケと独奏者の録音のバランスが悪いのかこの曲の持ち味がかなり損なわれているように思える。まあEMIに録音を期待するのは良くないのかもしれないが、売り物のCDとしてどうかと思う。まあこれは「カルミナ・ブラーナ」あたりで懲りておくべきだったかもしれない。個人的にはラトルの最近の録音で良かったと思うのは、メシアンの「彼方の閃光」だけかもしれない。(10回以上聴いているのはこれだけ。)
ブーレーズの8番は1994年から続いたグラモフォンへのマーラー交響曲チクルスの最後の1枚となる。評判がよさそうだったので、ラトルの録音でがっくり来たあとに購入してみた。バーンスタインの熱い演奏とは違って、ブーレーズらしい緻密な演奏だと思うのだが、直感的に分かりやすく両者の差を表現するとすれば、バーンスタイン盤は初見で聴くと大きな感動があるのだが1度聴けばおなかいっぱいでもう1年くらい聴かなくて良いという感じになってしまうが、ブーレーズ盤は何度も聴けそうな感じである。(まああっさりしているとでも言うのだろうか。) 同じような比較ができそうなので、第2番・第3番と買ってみたいと思うのである。(それでブーレーズのシリーズも揃ってしまいそうだけど。) それにしても若いときのブーレーズから、マーラーの声楽の入った交響曲の録音をするとは想像もできないのであるが、素晴らしい録音を後世に残してくれて本当にありがたいのである。
Shiro SAGISU Music from"EVANGELION:1.0 YOU ARE(NOT)ALONE"
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鷺巣詩郎
キング (2007-09-26)
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とりあえず映画版を見て音楽も変わっているということで、サントラも購入した。やはり声楽が入るとテンションが上がるというか、音に込められたエネルギーが大きくなるような気がして、特にヤシマ作戦後半の曲が何度聴いてもよろしい。続編以降も期待しているのである。
FINAL FANTASY XI アルタナの神兵 オリジナル・サウンドトラック
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ゲーム・ミュージック
SMD jutaku(SME)(M) (2008-04-23)
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ピアノ・コレクションズ FINAL FANTASY XI
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ゲーム・ミュージック
SMD jutaku(SME)(M) (2008-06-25)
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FINAL FANTASY XI Original Soundtrack PREMIUM BOX (完全生産限定盤) (BOX収納/CD7枚組+ピアノ楽譜集)
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ゲーム・ミュージック
スクウェア・エニックス (2007-03-28)
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Final Fantasy XIのサントラは毎度購入しているのだが、ゲーム中に繰り返し聴いているはずなのに、電車の中や車の中で聴いてもあまり飽きないというところが気に入って購入している。プレミアムボックスで「アトルガンの秘宝」までのサントラがダブって購入となってしまったが、プレミアムボックスには発売済みのサントラに収録されていない「プロマシアの呪縛」のラスボスの音楽とエンディング曲が収められており、これだけでも価値があるのかもしれない。(どちらもFFXIの曲の中では名曲に入る物だと思う。) 「ピアノコレクション」はプレミアムボックスに収録されているものと今回新しい録音のものと2枚になったが、普段毎日聴かされている曲をピアノで聴くのもなかなか良い。FFは昔からピアノアレンジのCDを出しているが、今回も期待を裏切らずなかなか良い仕上がりである。
神々のシンフォニー
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サラ・ブライトマン フェルナンド・リマ アンドレア・ボチェッリ ポール・スタンレー アレッサンドロ・サフィナ
EMIミュージック・ジャパン (2008-02-27)
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サラ・ブライトマンのCDは毎度購入しているが、今回はクラシックをイメージなのだろうか。すっかり癒し系の曲として有名になってしまったマーラーの交響曲第5番「アダージェット」や切なげで限りなく美しい響きと思うマスカーニのオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の序曲やホルストの「惑星」から「木星、快楽をもたらす者」や坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」などを題材にしていて、割と聴きやすいアルバムであると思う。
ここまで書いて、なんだかんだで4時間あまり。あまりに大変なので、今後はなるべくこつこつ書くようにしよう。