MTOS-4.2 RC5に乗り換え
すっかり見逃していたのだが・・・「重要: Movable Type 4.2 RC5 とセキュリティアップデートの提供を開始」ということで、よくドキュメントを読むとうちで使っているMTOS-4.1でもXSS脆弱性があるそうだ。そんなわけでMTOS-4.1からMTOS-4.14にアップデートしなくてはと思い立って作業を始めた。
いろいろと調べてみると、現在Beta版のMTOS-4.2 RC5でも動作的に特に大きな問題がなさそうなので、この際乗り換えることとした。本当は今頃MTOS-4.2の正式版が出ている予定だったので、正式版を入れるつもりだったのだが・・・
乗り換え作業はこれまでのMovableType、MTOSのバージョンアップ作業と同じで、sqlite3のDBファイルをリネームし、念のためにバックアップをとる。MTOSのCGIスクリプトを入れ替えて、MTOSの設定を行って再構築。作業自身は至って簡単である。(ついでに書き出しているディレクトリも保存しておくわけだが・・・)
そんなわけでMTOS-4.2の新機能は、Movable Type 4.2 ベータによると
- パフォーマンス向上
- パフォーマンスロギング機能
- テンプレートモジュール・ウィジェットのキャッシュ機能
- 状況に合わせて選択できる公開プロファイルの充実
- サーバーサイドインクルード
- 全文検索や、検索構文の拡張、結果ページのページ分割など強化されたブログ検索
- ダイナミックパブリッシング使用時のアーカイブページ分割表示
- テンプレートの変更をすぐ確認できるテンプレートプレビュー機能
- 追加・拡張されたテンプレートタグ
- 追加された環境変数
- コメントのスレッド表示
- テンプレートごとのオプション設定インターフェイスの追加
- テンプレート一覧ページの再設計
- シンプルなデフォルトテンプレート
- ウィジェットマネージャをコアに統合
- システムレベルでのコメントユーザー禁止処理
- TypePad AntiSpam
だそうな。確かに再構築のスピードは上がっている。他の機能は追々確かめようと思う。