EF 50mm F2.5 Macroを試す

引越やら転勤やら年末年始やらですっかり購入したことも忘れさていたEF 50mm F2.5 Compact MacroLife Size Converter EF(For EF 50mm F2.5 Compact Macro)である。カメラのキタムラの中古棚で両方とも美品で珍しく揃っていたこともあって購入したのが9月頃だったか。9月はいろいろと出かける用事があって忙しく手を付けられず、10月頭から11月下旬までは長期出張で写真どころではなく、気がついたら2月なのである。
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EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F2.5 Compact Macro + Life Size Converter EF / 絞り優先AE F3.5 +1EV (シャッター速度 1/500 sec) / ISO100 / WB: Daylight

日陰で撮影したので、かなり青っぽくなっているが、補正してしまうのもおもしろくないので・・・ あと撮影できる姿勢にかなり制約があったので真上から日の丸構図で撮影という何とも芸のない物になったが、Life Size Converterを用いて寄れるところまで寄って前後移動でピント合わせしたので、ほぼ等倍撮影となる。昨年の春の撮影結果にEF 50mm F1.2Lにエクステンションチューブを付けて撮影した作例を挙げてあるが、ざっくり感覚的にはそれよりは撮影しやすい。ただし無限遠が出ないというか、かなり寄らないとピントがこないので、いずれにしても慣れが必要だろう。
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EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F2.5 Compact Macro / 絞り優先AE F3.5 +1EV (シャッター速度 1/640 sec) / ISO100 / WB: Daylight
これはLife Size Converterを外して同様の撮影をした物で、倍率は1/2。どちらの写真もそうだが、さすがにマクロ域にチューニングされているだけあって、しゃきっと写る。さすがに50mm F1.2やF1.4にエクステンションチューブを付けて撮影するとボケボケになるのだが、Macroではそういうことがない。安心して使える。(逆におもしろくないかもしれないが。)
使ってみてワーキングディスタンスの観点から50mm Macroだと1/2倍程度あたりまでが実用的だろうとは思う。コンバータなしで等倍まで寄れたことに越したことはないかもしれないが、まあこれで十分なのかもしれない。なお今回のような作例は100mmマクロとかの方が撮影しやすいので、50mmで撮影する必要は全くないだろうが、はてどう使い分けていくか・・・
ついでにEF 35mm F1.4LにExtension Tube EF12 (12mmのExtension Tube)を取り付けて同様に写してみたものも挙げておく。24mmでも似たような物であるが、広角レンズほど拡大率は大きくなり、撮影難度は上がる。おそらくこの作例で1/2倍程度でワーキングディスタンスは数センチと言うところか・・・ いずれにせよ広角側の接写は難しい。(故におもしろいわけだ。)
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EOS 5D / EF 35mm F1.4L + Extension Tube EF12 / 絞り優先AE F1.4 +0.7EV (シャッター速度 1/6400 sec) / ISO100 / WB: Daylight