ティルトの練習

TS-E 45mm F2.8も導入したので、マクロっぽくテーブルフォトを撮るために、ティルトの練習を。三脚+自由雲台でやってみたが、このような被写体の場合はやっぱり雲台は3-Wayな物の方が使いやすいと思うので、雲台選びと三脚も使い勝手が悪いので検討したいところだな。
ということで、逆ティルトだけだと芸がないので、普通のティルトの練習。これまでの経験で露出はノーマルな状態の時にはかって露出値を覚えて、マニュアル露出でその値に設定する。(そのままだと露出が足りなくなる。)

まずはノーマル状態。F5.6だとこれくらい遠景はぼける。ほぼ最短撮影距離なのでF16とかに絞っても全然おくまではピントあわない。蛍光灯の色被りは・・・取ってないが、まあ練習なのでいいか。
normal.jpg
EOS 5D MarkII / TS-E 45mmm F2.8 / マニュアル露出 F5.6 シャッター速度 1/2 sec) / ISO100 / WB: 太陽光
次はティルトしてみた場合。適当に構図を決めて、フォーカスリング回して近景にピントを合わせ、若干カメラを傾けて遠景のピントを合わせ、また近景のピントを合わせて、あとはティルトとフォーカスリングでピントを調整という感じでやってみた。実際のところライブビューのおかげでピントの確認は楽ちんである。(だめだめだな。)
F5.6という同一条件で撮影したが、この大きさに写真を縮小しても被写界深度の差画分かる写真になっていると思う。これの場合だとキーボードに面がほぼ合っているので、その前後にF5.6の被写界深度が広がっている。なので、ノートPCの液晶画面にはピントはこない。
tilt.jpg
EOS 5D MarkII / TS-E 45mmm F2.8 / マニュアル露出 F5.6 シャッター速度 1/2 sec) / ISO100 / WB: 太陽光 / Tilt
ティルト方向への構図調整はシフトでやるんだろうけど、シフトの向きはデフォルトのままティルト軸と直交しているので、シフトによる調整ができない。やはりマクロっぽい使い方ではシフト軸とティルト軸を平行にした方が良いのか。24mmのようなレボルビングを搭載した新レンズでないかな。(まあ90mmと同じく平行にしちゃって良いかもと思う。)