into light
しばらくぶりの記事になってしまった。昨年後半からほとんど撮影していないので、ぼちぼち撮影をしていこうと思っているが、今年から少し雰囲気を変えていこうと思っている。撮影前にいろいろとイメージを膨らませて、どう撮影するか? どう後処理をしていくかを撮影前に考えてみるのも良い訓練になるし、要望に合わせて撮影できるよう考えていこうかなと思っている。
ハイキーでソフトな感じが欲しいという要望をいただいたので、それを出す方法を考えてみた。ちょっと出来る方向ではこんなところでしょうか?
- 露出オーバー目に撮影もしくは現像
- 逆光でレンズにフレアを発生させて、コントラストを下げる
- ソフトフォーカスフィルタを併用する
- 現像時にソフト処理をする
- 現像時に軟調なトーンカーブを適用
という感じだろうか? 過去に撮影した写真をレタッチし直してみた。元の写真とは雰囲気はだいぶんかわるが、こんな感じかな?
この写真は一昨年末の撮影分から、モデルはChiakiさん。軟調にかつプラス目の露出で現像し、レタッチでぼかした画像をかぶせてみたもの。思いの外雰囲気出てきたかもしれない。
別な方法としてレンズフレアが入っているもの。実際にはこの写真は出してないかも。フードつけて逆光で撮影しているため、フレアの入り方は光源の反対側に入るが、フードをつけなければ全面に入るかなあ。と、いままでレンズの欠点と思っていた部分も、考え方を改めてみれば効果として使いこなせそうである。この効果は逆光で絞り開放でないと派手に出ないので、NDフィルタは各種必要、コーティングは気にしなくて良いかもしれない。フレアも是非活用していきたいと思った。
ということで、今回は撮影のイメージトレーニングをしてみた。最近Palm maisonという雑誌を参考に眺めている。雰囲気がなかなか良いファッション誌で、クオリティが高く、それでいて500円で買えるというなかなかすばらしい雑誌。ポートレート撮影の参考になる部分は多々あるのでオススメしたい。