2002年04月11日 木曜日

今日は御難続き

公私とももうぼろぼろ… もう本当に会社やめようか… でも何をする? 何で生きていく?

もう写真をやめてしまうかも知れない

最近個人的にポートレートの撮影をお願いしていた女の子から丁重なお断りのメイルをいただいた。2ヶ月ほど前にお願いして快諾していただいたが、いろいろと連絡が取れず、年度末ごたごたしたせいもあって、一息つきそうな4月には何とか出かけようと、いろいろと計画も立てていた。場所も選定し、いろいろとイメージを持って撮影に望むつもりだった。でも、今回の話はすべてご破算になってしまった。僕自身が非常に楽しみにしていたのもあって、その落胆は激しい。もう仕事も手に付かないし、夜も眠れないし、食事ものどを通らない。しばらく精神的に立ち直れそうにもない。
この日記を読んでいる人で、僕が軽い人間と思われている方は多いと思うが、女性に個人的に撮影をお願いするっていうのは、僕の場合本当にできない。本当に尋常ならざる判断・思いを込めてお願いをしている。それくらい直接頼めない。依頼すると言うこと自身、数ヶ月の間悩んでいます。実際に依頼のメイルを書くのも1日以上かかって書いています。出す時には手が震えるような思いで出しています。本当にそれくらい考えないと頼めません。僕にとってそれは大事件なのです。と言うことで、今回の件は、いろいろ落ち込むことが多い状況だけに、精神的に立て直すことができません。もう本当に撮影活動自身をやめちゃって写真から足を洗おうと思ったりします。もう写真で精神的に自分自身を支えきれないのです。
でも、そのくらい悩んだらだめですか? 僕は女の子の写真って、「その娘が好きじゃないと良い写真は撮れない」と思っています。僕は彼女の写真を「彼女が好きだから撮りたい」のであって、「写真が好きだから撮りたい」んじゃないんです。そうでないと良い写真が撮れないと思うし、彼女に悪いと思うし、そんなに器用な人間ではないのです。だから自分からお願いして写真を撮りたいと言う場合は、好きな女性に告白するのと同程度の重みがあってお願いをしているのです。
実際のところ、自分の恋愛という視点で振り返ってみれば、高校を卒業してから好きになった女性って少ないが、立て続けに振られ続けている訳で、僕自身を周りから見てどうなんだろうと考えたりする。人間としての魅力や男性としての魅力もないのかと思うと、生きていて良いのかと悲観的に思ったりもします。もう自分から好きになるのをやめようと思ったりする。ここ数年ずっと胸の内にそういう思いはあったが、去年の正月の頃の話と今回の話で現実的にそう思うようになってしまった。たぶん僕自身が生きていることについて、周りの人にとって小さな意味もないのかも知れない。泣きたい心境だけども涙も出ない。僕は何を糧に生きていけばよいのだろう。何をよりどころにして生きていけば良いんだろう。いままでいろいろ見せかけのものを創出してごまかしていたのかも知れないが、本当に分からなくなってしまった。どうすればいい、どうしたらいい。本当に分からない。