2002年07月28日 日曜日

山形に出かける

山形のイベントに行かない?と誘われていたので、徹夜明けだけども勢いで出かける。(丹内さんに運転をお願いしたのですが、ご迷惑おかけしました。) さすがに行ったことがないイベントなだけに、知っている人にほとんど会わなかった… と言うことで、写真もほとんど撮っていないと言うか、疲れていてそれどころではなかったというのが正直なところ。やっぱり休息は必要よね。
いろいろ決めておきたいことの話し合いができたので、良かったかなぁと思っているのである。(そのための価値はあったわなぁ。)

野崎 昭弘 / 詭弁論理学

中公新書は、技術系の書き物の参考になる本が何冊かあって、気が付くと買っているものが多いのであるが、この本もそういう書物の1冊かな。この本は、知的な観察によって、人を悩ます強弁・詭弁の正体を見破り、言い負かし術には強くなれなくても、そこから議論を楽しめるようになろうという楽しい話題満載の本。
トンデモな議論(特殊相対論は間違っていた!といった話があるでしょう)を見抜くには、こういう本を読んでから見ていくとかなり楽しめるのではないかと思う訳だ。で、詭弁術のところに書かれている「『本質的』という言葉は『俺が言いたい』と同じ言葉なのではないかと私は疑っている。」と言う話に、確かにそうだなぁとグサリと刺されてしまいました。やっぱりこういう深遠で、曖昧な言葉を議論するときに使うのは正しくないですなぁ。