2006年05月18日 木曜日
OutlookをRSS Readerに
メーラーのOutlook Expressではなく、PIMとしてOfficeの一角であるOutlookもVBAでプログラミングできるのであるが、いままでOutlookのVBAなんてウィルスを作成することくらいしかないんじゃないかと思っていたのである。そんなものいらんなと思っていたわけであるが、やっぱりマクロが使えると便利なので、設定に気を使って便利なものは使いましょう。
会社のPCへのソフトのインストール権限が無いことと、会社のサーバがどうもMicrosoft Exchange Serverで、会社内でスケジュールの公開とかもやっているっぽいので、デフォルト環境のOutlookを使う羽目になったのですが、Thunderbirdを使い込んだ後にOutlookを使って思うのは、_OutlookでRSS Readerが無いじゃない_というところ。まぁアドインとかを購入すればいいのだろうが、時間があったのと「OutlookをVBAでRSSリーダーにする」という記事があったので、VBAで書いてみることとした。codezine.jpにはアカウントを持っていないし、作る気も無いのでWebで公開されているソース片を元にいろいろ書き足してみた。自分で使うにはおおむね問題ない仕上がりにはなった。
ざっくり試したところRSS 0.9xとRSS 1.0では大体問題なくRSSを取得し、記事単位でメールにしてくれる。後の閲覧はメールと同じ。未読管理もOutlookにお任せできる。atomはXMLではなさそうな感じなので、別の枠組みが必要そう。こんなプログラムが1時間くらいで書けるというところが、福森さんがおっしゃるところのコンポーネント化の福音なのであろう。