2002年07月12日 金曜日

さらなる闘い

大叔父が夕張市長に会うと言うので、昨日のやり取りから何を言い出すのかさっぱり予想がつかないので、僕も同席する事にした。今回の話をしに行くのに、自分の子供から紹介するものか、「あーあ」と思ったのだが、じっと我慢してみた。で、市長とは最近の体調と現在の市の状況をさらりと聞いて、僕らの境遇のたしにはならなかった。
市長の話を聞いていたのだが、やっぱり夕張の中しか見れない人の発想は貧困だ。何でもやりたがるワンマンな手法と言うのも問題があって困っているところ。現在進めている区画整理事業はマクロな視点で見た場合には僕も正しいと思うし、廃墟となってしまった昔の炭鉱の住居跡を残しておいても仕方がないと思う。そういうものを一つずつ整理していった地道な成果は僕も認めているわけだが、区画整理事業と言うのは単に住んでいるところのすげ替えだけでは片手落ちである。多少ミクロな視点での経済圏を見た上で、上手く行くような方法を考えられる人にまかせて進めるべきと僕なんかは思うのだが、なんでも自分で仕切りたいと言う市長の性格と、経済的な思考が全く抜け落ちている点が彼の限界かなと思うのである。
お金をかけている割に上手く行かないのにはそれなりの理由がある。それは今夕張市で行なっている第3セクターの事業に関しても同様である。何だかぼろが見えすぎて、預託金と地盤があったら僕に市長をやらせてくれと思わずにはいられないが、財政再建団体にいつなってもおかしくない自治体だから、次の代では合併を前提とした広域行政とかそっちの方を指向すべきじゃなかろうかと思うところであるが、どうなるんかなぁ。
帰ってきたあとに、昨日のやり取りがまずかったと思ったらしく、フォローをするような話を大叔父がしてきたが、その内容の不味さに激昂してしまった。昨日僕らが言った事や僕が丸く話を納めてやった事が、まるででわかっていないらしい。と言う事で、もう今後は無視する事にしてしまった。親戚付き合いが切れるのは、案外こう言うところからかもしれない。(まぁ他にもここの場合切れる原因はあるし。) 何を言っても解ろうとしない人に何を言っても無駄。そんなに僕は暇な人でないのだから無視したほうが賢明。それにしても一番近くに住んでいる親戚なのであるが、これからの親戚付き合いは葬式にしか行く程度にしようと固く心に誓う事にした。
と言う事で、今回学んだ事はいろいろあって、「馬鹿は死んでも治らない」とか「三つ子の魂100までも」とか昔の人は上手く言ったものだなぁと思ったし、やっぱり人が良い人や優しい人は商売人や経営者にはまるで向かないのだという事だろうか。よく父方の兄弟を見ると勤めている人の方が成功しているし、家系的な適正と言うのはあるのかもしれない。

通夜を行なう

ようやく通夜を執り行いました。多くの方々に参列いただき本当にありがとうございました。故人もきっと喜んでいる事でしょう。遠方より来ていただいた方も多く、無事たどり着けるのか結構はらはらしたのであるが、皆さん無事たどり着く事が出来たようで、本当にご苦労様でした。