2003年01月25日 土曜日

YMO / Yellow Magic Orchestra - US Ver.

昨日、朝出社する時にラジオを聴いていたのであるが、YMOって今年結成25周年、散解20周年、再生10周年にあたるようで、復刻盤が出るそうな。しかもLPジャケットをCDサイズで再現ときたもんだから、買わずにいられまい。と言うことで、デビューアルバムを購入。YMOの原点はここにあるのだろう。このアルバムでのお気に入りは、SIMOONとCOSMIC SURFIN’ですかね。それにしても25年前にこのアルバム、僕はその時代にでこのアルバムを聴いた訳ではないが、きっと革新的というか、革命的な熱狂を生んだに違いないと思うのである。
ゆうじさんとこの日記で話題になった「中国女」はこのアルバムに収録されている。

YMO / Solid State Survivor

一枚じゃ物足りないかもと言うことで、Solid State Survivorも購入! YMOでインストルメンタルな曲しか聴かないと言う人はここいらで終わっちゃっているんでは無かろうか? 確かにTECHNOPOLIS、Rydeen、Bihind The Mask、Solid State SurvivorはYMOの最も代表的な曲であるし、僕自身も大好きだし。確かにやめられないねぇ。
僕の好みは確かにインストルメンタルな曲に多いのであるが、「音楽」とか「体操」とか奇妙な歌詞が出てくる曲も好きというかやめられませんねぇ。

今日のNHK BSデジタルはマーラー三昧!!!

今日はお仕事の帰り寄り道(前項参照)をして22時過ぎに帰ってきた。今日もテレビ番組はBSデジタルと言うことで、NHK BS hiを観始めたのであるが、今日はロンドンのロイヤル・アルバートホールで開催されるプロムナード・コンサートから、サイモン・ラトル指揮で マーラー 交響曲第8番 「一千人の交響曲」の放送だった。この曲は演奏に1000人(オケが200人くらい、合唱が800人くらいか)必要な曲で非常に大がかりで壮観な曲。きっと圧倒的なエネルギーを感じることができそうなので、一度でいいから録画や録音で聞くよりライブで聴きたい曲ですが、マーラーブームな時代になってもなかなかコンサート題目としてでお目にかかれない名(迷?)曲です。マーラーの交響曲のなかでは僕の好みの曲ではなく、かなり異質な雰囲気を持っている曲ですが、交響曲の行き着いた一つの到達点でスケールがでかい曲を聴きたい時にはこの曲を聴くのですが、凄く時間がかかるので滅多に聴きませんし、何度も聴くとありがたみが失せるような気がして、滅多に聴けません。(笑)
映像で観るのは初めてでしたが、観客と演奏者が同じくらいの人数で、かなりびっくり思わず笑ってしまいそうになりました。と言うことで、絵的にも圧倒的なスケールを感じる曲でした。今回のコンサートは若手の演奏家の演奏でしたが、内容は僕は非常に良かったかと思います。
で、2時間くらいの演奏が終わったかと思うと、次の番組は、サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルの「マーラー交響曲第5番」ときたものだ。この演奏はサイモン・ラトルがベルリンフィルの常任指揮者に就任したあとの初登場の演奏だそうです。サイモン・ラトルはこれから期待(まだまだこれからの方が長い付き合いだよねぇ)の気鋭の指揮者なので結構ひいきにして聴いているのだが、なかなか切れた演奏をされる。今後の活動が楽しみだ。
交響曲第5番は、ベートーベンの第5番「運命」からの引用が非常に多いし、何かと比較すると楽しい曲であると思う。出だしは陰鬱なであるが、前半の暗く重たい行進曲や中盤の展開や最終章の盛り上がり、そしてなによりも忘れがたい名曲である第4楽章「アダージェット」と、好きな要素に事欠かない曲です。僕はマーラーの純器楽の交響曲(第5番から第7番、第9番、第10番)が好きなので、ラトルの演奏も是非聴いておきたいなぁ。(今のところ5番から7番までのCDはバーンスタイン、ブーレーズが揃っている。次はラトルだね。)まぁ確かに熱狂的なマーラー・ファンのおがわさんには今日のメニューは嬉しい組み合わせであるが、連続して聴く曲じゃないと思う。ありがたみが…
今日は珍しく音楽三昧でした。