2003年07月08日 火曜日

今日は誕生日

また無駄に年を取ってしまった。まぁ誕生日の翌日が父の命日なので、率直にお祝いする気にはならないし、もうそういう年ではないのだが、まぁ何とか生きながらえていると言う状態ですね。

Meadow 2.00 Beta1 (撫子:65段)

最近Betaに移行したので、うちも追従。Alphaリリースの時も十分に安定していたから、うちの利用程度では大きな問題は特にない。Emacs21.xベースになって以来、絵に関する設定が簡単になったので、まぁ便利ですねぇ。
ちなみにAlpha版のコードネームは、[MD:2897]TODO list after Alpha-1のhimiさんのメールによると、「枕草子」の153段 「名恐ろしきもの」から引用されている。まぁここで示しても仕方ないが、名前が恐ろしいものがどんどん出てきたので、これまたおもしろかった。
Beta版のコードネームは、[MD:4492] caret supportのhimiさんのメールによれば、「枕草子」65段から引用されている。

草の花は、撫子、唐のはさらなり、大和のも、いとめでたし。女郎花。桔梗。朝顔。刈萱(かるかや)。菊。壺すみれ。

竜胆は、枝ざしなどもむつかしけれど、異花どもの皆霜枯れたるに、いと花やかなる色あひにてさし出でたる、いとをかし。

また、わざと、取り立てて、人めかすべくもあらぬさまなれど、かまつかの花、らうたげなり。名ぞうたてあなる。雁の来る花とぞ、文字には書きたる。かにひの花、色は濃からねど、藤の花にいとよく似て、春秋と咲くがをかしきなり。

萩、いと色深う、枝たをやかに咲きたるが、朝露に濡れてなよなよとひごり伏したる。さ牡鹿のわきて立ちならすらむも、心異なり。八重山吹。

夕顔は、花のかたちも朝顔に似て、言ひ続けたるにいとをかしかりぬべき花の姿に、実の有様こそ、いとくちをしけれ。などて、さはた生ひいでけむ。ぬかづきといふ物のやうにだにあれかし。蘆の花。

これに薄を入れぬ、いみじうあやしと、人言ふめり。秋の野のおしなべたるをかしさは、薄こそあれ。穂先の蘇枋にいと濃きが、朝露に濡れてうちなびきたるは、さばかりの物やはある。秋の果てぞ、いと見所なき。色々に乱れ咲きたりし花の、かたもなく散りたるに、冬の末まで頭の白くおほどれたるも知らず、昔思ひて顔に風になびきてかひろぎ立てる、人にこそいみじう似たれ。よそふる心ありて、それをしもこそ、あはれと思ふべけれ。
という話。Mule/Meadowで古典をお勉強という話ではないが、久しぶりに平安時代の文章を読んだわけだが、思った以上に意味が取れると言う点では、「源氏物語」より「枕草子」の方が読みやすいと思うのは僕だけだろうか。