2004年11月15日 月曜日

遊び疲れ

やっぱり機能は遊び疲れてましたね。今日の仕事が凄くだるい…

塩野 七生 / ローマ人の物語(2) ハンニバル戦記

10年前に大学生だった頃に読みふけった本である。当時は自由に使えるお金をすべて専門書とクラッシック音楽のCDに回していた時代で、この本は大学図書館にあって結構シリーズごと独占して呼んでいた記憶がある。文庫になって最近出回っているが、4巻以降をハードカバーで購入しているので、さんざん読んで後回しになっていた1巻から3巻までと、忙しくて手を出していない最近の数冊は、今月から買い足そうと思う。(本棚の場所問題も解決したので。)
本書で扱われているのはポエニ戦争で、共和制ローマの拡大期の黄金時代でローマの成長が楽しめて、さらに世界史上有数の名将であるカルタゴのハンニバルと相対するローマとハンニバルが生んだ名将スキピオ・アフリカヌスの対決を楽しめるなかなかない1冊。ポエニ戦争自体が国内の文献ではほとんどどんな戦争なのかもわからないところなので、塩野さんの軽快な語り口にのめり込んでしまう1冊であろう。