2004年12月08日 水曜日

中学校も閉校

通っていた高校が閉校したのは何年前だったか… 確か大学の3年次のことだから、1994年の3月だったと思う。(1年くらいの誤差はあるかも) 通った学校がこのようななんとも言えない宿泊施設に変貌してしまうとは思わなかったが、そんな話があったのは10年ほど前の話である。ついこないだと思っていたことが結構昔であることに衝撃を感じる。
先日口頭で聞いていたが、中学校もついに閉校になるとのことで、正式に学校から閉校式典の案内が送付されてきた。高校のときと違って遠くに住んでいることから行くことはできないが、子供のころの思い出がある場所が失われるのは悲しいことだ。まぁ僕自身が故郷を捨て出て行った人間であることもあり、超過疎化に加わった人間であることから偉そうなことはまったく言えないのであるが、なんとも言えない寂しさと喪失感が不意にやってきたという日であった。
小学校は統廃合の荒波を潜り抜けたようなので、次になくなりそうなのは、国立大学法人になって、これからいくらでも影響を受けそうな大学であろう。もうここまできたら、大学がなくなっても驚かないと思うし、あってもおかしくないと思っている。まぁどうなるかここ10年を注目しておこう。

栗本 薫 / グイン・サーガ98 「蜃気楼の旅人」

今月はグインサーガの月なので、毎日書店をチェックしていたら、今日発売だったので購入。グインが記憶喪失になるという状況に突入してもう2巻くらいになるが、遅々として話が進まないことに苛立ちを感じつつ、今巻ではいろいろなきっかけとなる出来事を通じて少しずつ記憶を取り戻しているという状況。ノスフェラスの変化は別なところで深刻な状況となっていることが明らかになったことと、話が次巻から中原に戻ってきそうなので、来年ついに100巻目を迎えるグインサーガの展開が少々楽しみとなった。