2005年02月15日 火曜日

E.E.スミス / 銀河パトロール隊

スペース・オペラ黎明期の傑作「レンズマン」シリーズの言わずとしれた1冊目である。レンズマンの新訳が出ているのはずいぶん前に確認していたのだが、いつ読み出そうかなぁと悩んでいたのを思い出したので、購入してみた。(さすがに旧訳を読んでいた世代じゃないので、初読です。)
ゆっくり読み始めたのだが、宇宙海賊とか銀河パトロール隊とかいった今となってはレトロを感じる言葉やSF概念に古さを感じるのではあるが、SFってなんだろうね。Sence of Wonderなんだよねえ。のめり込むように読み始めたというわけだ。新鮮な驚きとアイディアに満ちあふれている小説だと思う。これが60年前に書かれた小説なのか、それともスペースオペラについてはこれを越えている物が無いと言う結論になるかもしれない。