2003年06月15日 日曜日

今日は普通にお休み

今日は普通にお休みなので、散髪にでも行こうかなぁなんて思って出かけたら、いつも行っている床屋さんは、_今週のお休みは日・月_なんだそうな。僕のお休みは日・月なんだが…

Knoppix 3.2 日本語版

お試し環境のviola(VAIO Note C1 VR/BP)で試してみようと思い立ち、そういえば今月のLinux MagazineにCDROMが付いてきていたなぁと思いだして、早速購入。今にして思えばダウンロードでも良かったかも。
ブートの際に、VAIOのPCMCIA CDROMドライブ依存の妙な呪文が必要(boot: knoppix vaio nopcmcia)なのだが、これだけでXまで起動し、それなりに使える環境になるのだから便利と言わずになんというと言う感じである。設定と必要の文書をコンパクトフラッシュに書き込めば、KnoppixのCDROMとCFを持ち歩くだけで、CDブート可能なPCさえ借りられれば、いつでもどこでも同じ環境が構築できそうである。僕は産総研の回し者ではないが、これを便利と言わずして何と言おうか。
ハードディスクへのインストールはknx-hdinstallコマンドで一発。30分くらいで完了した。ハードディスクにインストールされたKnoppixはDebian以外の何物でもないということで、これまでDebianを敬遠していた方々にも十分以上に使っていただけるものと思うのである。
と言いつつも、IPv6を使えるようにせねばなぁとか、USBなNICを認識させねばなぁとか思い立ち、カーネル再構築かと思ったのだが、IPv6版のKnoppixのISOイメージをダウンロードして、NICはめんどくさいから_買い直せばいい_のか。(それまで保留だな。NICが使えたら早速カーネルをダウンロードして、USAGIパッチを当てて再構築なのだが。)
ということで、おすすめのUSBなNICを募集なのだ。(探すのもめんどくさい。今日この頃である。)

ホルヘ・ボレット / 「愛の夢 / リスト・ピアノ名曲選」

6月1日の記事で_「リストにはまった」と言う話をしたが、なかなかいい感じにはまってきた。ここ毎日リスト三昧である。個人的には_リストと言えばボレット_と言うことで、またまたCDを購入。(ボレットの別のリスト作品集は持っているのである。)
ピアノ・ヴィルトゥオーゾの醍醐味はピアノの名人芸をあるがまま楽しみ、華麗な超絶技巧と美しい音色に酔うのが真の楽しみだと思うのであるが、思う存分楽しめるのは僕の中ではボレットの演奏かなぁと思うわけである。技巧だけではなく、強弱の付け方が自然で息づかいまで伝わってきそうな演奏なのである。
「技巧はあくまでも音楽の手段であって目的ではない」_というリスト自身の言葉に納得がいく名演だと思うのである。
そういえば、「パガニーニによる大練習曲」は何度聴いても名曲だと思う(「超絶技巧練習曲」よりは好きである)のだが、それでもリスト以外が演奏できるように演奏の難度を下げた編曲らしい。リストがパガニーニの演奏にインスピレーションを得て作曲した元々の原典版(「パガニーニの『鐘』による華麗なる大幻想曲」と「パガニーニによる超絶技巧練習曲」)が存在するのだが、これらが録音されたCDはあるのだろうか。あるならば是非一度聴いてみたいものだ。(と思って探したら、やはりアムランの演奏に行き着きそうなのだが、国内で入手可能なCDなのかねぇ。)