あけましておめでとうございます。

年も明けて気がつけばもう1月10日なのですが・・・
あけましておめでとうございます。今年も変わらずよろしくお願いします。
さて引っ越ししますと言うことで、ネットから切断されてから幾星霜・・・ すっかり音信不通となっていたわけですが、何もなければ予定では12月第1週には復活できている予定でした。が、しかしそうはいかなかった・・・ と言うことで、今年の年末年始に宿題のように取り組んだ障害報告です。

長らくWebサービスの休止になってしまったのは、下記のような問題が生じたためで、これまでのWebの更新内容や我が家で運営しているMLのスプールや自分のメールのスプールなどなにもかも、2008年8月初頭のものに戻ってしまいました。まあblogも適当にしか書いていないし、ほとんど失われていないと思いますので、復活させる手間もかなり大変というか、ほぼ立て直し不可能と思われるので、いったん最終のバックアップからそのままの運用とします。
一部の方々には説明してありましたが、こんな事件が起こっていました。引越の際にFreeBSDで運用している我が家のWeb / DNS / メールサーバはSWAPを除く全てのパーティションをgmirrorでRAID1運用しています。さらに障害安全性を高めるために/usrと/homeの各パーティションは、FreeBSD7における新機能のgjournalにてjournalingしておりました。今回のトラブルはどうもjournalingが壊れてしまったようで、しかもRAID1にて壊れた情報が伝搬してしまったようです。そのため/usrと/home以下が論理的に破壊されてしまいました。マウントすらできない状態に陥っていたというわけです。ここ1ヶ月いろいろ見てきたんですが、おそらくデータを取り戻すのはできなさそうです。
ということで、データの取り戻しは諦めきれないので継続して続けることとして、いったんサービスを戻すために、手頃な値段となった1TBのハードディスクを2台買い足し、新しいHDDにFreeBSD7を再インストール。KernelとUserlandを最新版にアップ デートして再構築し、DNSとMailをまず復活させ、最後にHTTPサーバを復活させました。
今回の騒ぎでRAID1なパーティションは問題なかったため、RAID1におけるUFS+softupdateでの運用に戻します。どうもまだgjournalは使用するにはまだ時期尚早というべきか、まあjournalingするならUFSではなく別のFSを使うべきだろうと思っています。(設定が悪かったのかもしれないですが・・・)
とりあえずトラブル報告と復帰のお知らせでした。なお数日中にgmirrorによるRAID1運用に移行するため、稼働停止することがありますが、たぶん数分の稼働停止で済むのではないかと思います。なんだか散々な引越でした。なお引越の他の整理などはネットに復活する前にほとんど終わってしまいました。もう片付いていない物は何もありません。
ついでにApacheのバージョンを2.2.9から2.2.11へ、MTOSのバージョンは4.20から4.23に上げてみました。見栄えもかなり買えてみました。ちょこちょこと設定は直してみた物のまあこんなもんでしょう。ということで、今後ともよろしくです。