2008年上半期の書棚
書籍情報の表示をどうしようか大分悩んでいたので、2ヶ月に1回程度に書いていた書籍・DVDなどの買い物記事がすっかり半期分になってしまった。そのため実際の所、このリストから漏れている物もあるが主な物をまとめ書きと言うことにする。
書籍

プログラミングGauche
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Kahuaプロジェクト
オライリージャパン
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Scheme処理系としてすっかり有名となってしまったGaucheであるが、入門レベルから読める書籍が出たので早速購入。いまプログラミングから離れていることとUnix関係からも離れているので、あまり読み進んでいないが、Gaucheのユーザーなら購入して損はないと思われる。個人的にはSchemeの勉強にはSICPだけで良いのかもと思いつつも、なかなか読むのが辛いと言うこともあって気長に読んでいるという感じ。ちなみにSICPの原書は上記SICPのWebサイトからフルテキストで読むことができる。本書はもっとさくっと読める物があっても良いのかなと思っていた人には待望の本だと思う。ただ最近のLightweight Languageブームや関数型言語ブームの影響がないと、一昔前だと売れない分野の本であるのは事実で、ブームやトレンドというのはやはり出版においては必要な要素なのだろう。

実践Web Standards Design—Web標準の基本とCSSレイアウト&Tips
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市瀬 裕哉 福島 英児 望月 真琴
九天社
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HTMLとCSSに関する書籍は、長らく決定版が不在と感じていたが、「実践Web Standards Design—Web標準の基本とCSSレイアウト」はWeb Standardに軸足を置きつつ、実践的なWebデザインの指南書として久しぶりに購入しておいて良いと感じた良書。本書の実践例としては、本書の著者の一人が提供しているVicunaというCMSツールのテンプレート・スキンになるであろうか。Vicunaは複数のCMSツールの特性を残したまま、出力されるものをXHTML1.0レベルで共通化し、その上で使えるテーマを提供している。日本のBlogツール・CMSツールでは広くtDiary形式によるHTML/CSSが用いられてきたが、現代的なCMSツールのテンプレートとして用いるにはいろいろと無理がある(たとえばサイドバーがある物の扱いはどうかとか)ので、Vicunaのアプローチはなかなかおもしろいと感じている。Vicunaのソースを眺めていてもああなるほどなと思う所もあるし、本書を読んでいてもなるほどなと思う所があるので、こういう本が出てくるのは非常によいことだと思う。

RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発 第2版
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Dave Thomas David Heinemeier Hansson Leon Breedt Mike Clark Andreas Schwarz James Duncan Davidson Justin Gehtland
オーム社
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Ruby On Railsの本は本書の第1版を持っていて決定版であろうと思っていたのだが、現状のバージョン(触っていたときはRails1.2.xだったのだが)を触っていると古さを感じたので買い直した物。買ったは良いけど、Rails 1.2系に準拠した本なので現在の2.0系から見るとまたまた古さを感じてしまう翻訳書としての宿命を背負っているとも言える。うちのRails環境もバージョンアップしてしまって2.0系に移行してしまったので、どうした物かと思っているが、1.2系の実行環境を再構築した上で読んでいけば良いかという判断もしているし、プログラミングの本としてはおもしろい本であると思う。

CMSとして使うMovable Typeガイドブック
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黒野 明子 荒木 勇次郎
翔泳社
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MovableTypeの本はもう買わないと思っていたのだが、カスタマイズのヒントにはなるだろうと思って購入。たまにリファレンスとして用いている。(メインコンテンツのテンプレートをVicunaに移行してしまったので、あまり真面目に見てはいないのだが・・・)

みんなのためのノンパラメトリック回帰 上 第3版 (1)
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竹澤 邦夫
吉岡書店
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みんなのためのノンパラメトリック回帰 下 第3版 (3)
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竹澤 邦夫
吉岡書店
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「みんなのためのノンパラメトリック回帰」は第2版の上巻だけ持っていたのだが、下巻を買おうかなと思ったら第3版に改版されていたので、上下巻とも買い直し。個人的には1変数・2変数のノンパラメトリック回帰で事足りるのであるが、下巻に書かれている範囲ではRとかでも提供されている一般化線形回帰の数学に興味があったことと、本書のプログラムはS-Plusで書かれているが、個人的にはS-Plusを使える環境にはないのでRで使う場合の書き換えに関して記事になっているので、買っておいた方が実用的であろうという判断である。第2版を購入したときの記事で、「この本は受注生産だけあって、印刷品質が・・・ TeXで書かれているので、もっと綺麗に仕上げることができそうだと思うのだが、まぁそこは仕方ないか。数式が読みやすいので良しとしよう。」と書いたのだが、著者の竹澤先生より「第3版ではTeXファイルから直接的に作製したデジタルデータをブッキングさんにお渡しすれば印刷品質を向上させることが出来るかどうか、今後、ブッキングさんと相談しようと思っています。 」との返答(263番目の記事を参照)があった。本書での印刷品質はおおむね改善していると思う。

CODE VERSION 2.0
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Lawrence Lessig ローレンス・レッシグ
翔泳社
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「CODE VERSION 2.0」は「CODE」を読んでおこうと思っていてすっかり購入するのを忘れていたうちに入手すらままならなくなったので、改版されたついでに購入。翻訳の質としてはどうかと思う所があって、非常に読みにくいががんばって読むつもりである。そんなわけでまだ書評が書けない。

天体望遠鏡徹底ガイドブック—光学系分析と実写テスト
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西条 善弘
誠文堂新光社
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本書は「月刊天文ガイド」で不定期連載されている「Telescope Design and Test Data File」を加筆して単行本化されたもの。気になる鏡筒の記事はコピーを取ってファイリングしていたのだが不要となった。この本を下手に眺めると頭が物欲で大変なことになるので、注意してあがめる必要がある。いろいろな鏡筒の収差図や実際の作例を見てみると最近の鏡筒はやはり良いなあと思う所。個人的には手持ちの赤道儀に載せられる手頃なサイズであろうと思われる口径10cmクラスの焦点距離500mmの屈折鏡筒が欲しいと思う所なので、しばし悶々とこの本を眺めて悩むこととなるのであろう。

銀河英雄伝説 6 飛翔篇 (6) (創元SF文庫 た 1-6)
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田中 芳樹
東京創元社
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銀河英雄伝説 7 怒濤篇 (7) (創元SF文庫 た 1-7)
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田中 芳樹
東京創元社
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銀河英雄伝説 (8) (創元SF文庫 (SFた1-8))
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田中 芳樹
東京創元社
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創元版「銀河英雄伝説」も佳境の5巻から8巻を購入。(たしか9巻も出ているはず。) ほぼ暗記するような勢いで高校時代に読んだ本なので、実際の所まだ5巻までしか読んでいない。まあ今購入するのであれば、まだ流通在庫で残っているかもしれない新書版ではなく、ほぼ決定版と思われる東京創元文庫版を購入するのが吉であろう。誤字とかは可能な限り直っているし、鬱陶しい挿絵もないし。

復活の予言 (ハヤカワ文庫 FT フ 2-16 リフトウォー・サーガ 第 1部5)
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レイモンド E.フィースト
早川書房
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セサノンの暗黒 (ハヤカワ文庫 FT フ 2-17 リフトウォー・サーガ 第 1部6)
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レイモンド E.フィースト
早川書房
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永遠の都 (ハヤカワ文庫 FT—リフトウォー・サーガ (462))
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レイモンド・E.フィースト 岩原 明子
早川書房
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復刊版の「リフトウォー・サーガ」の後半分。もともと1冊であった物を分冊で出すのはどうかと思うが、一応完結。マクロス・ザ・ブラックの探索行は初読時の頃はおもしろいと思っていたのだが、このシリーズは「魔術師の帝国」(新版の3巻まで)の出来がすべてでそのあとは冗長感があるように思う。まあ目が肥えただけかもしれない。新シリーズの「第2部」として出版されている後日談(「Krondor’s Sons」と呼ばれる一連のシリーズ)は、僕にとっては今ひとつな内容なので、すぐには購入しないかもしれないが入手はすると思う。希望としてはこのシリーズの中ではおもしろいと思う「帝国の娘」の出版(たしか未訳分があるはず)とリフトウォーサーガの続編で未訳の「The Serpentwar Saga」以降の翻訳を期待しているのだが、あまり期待せずに待つこととしよう。
コミックス
コミックスは最近買わないようにしているのだが、購入している分を列挙。基本的に愛蔵版っぽいものは保存。ごく普通の単行本は保管場所の問題もあるので遠からずBook OFF行きである。

攻殻機動隊1.5HUMAN ERROR PROCESSER (KCデラックス)
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士郎 正宗
講談社
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攻殻機動隊 (2) KCデラックス
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士郎 正宗
講談社
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「攻殻機動隊」は最近ようやくStand Alone Complexを見終わったので、資料的に購入。志郎 正宗の絵は嫌いじゃないのだが、詰め込みすぎ感がどうも好きになれなくてなかなか読んでいなかったが、買ってなかった分を購入。(1巻あったはずなのだがどこに行ったのだろう。) ハードSFも結構読んでいるので難解過ぎるとは思わない物の、やっぱり難しいマンガだと思うし、アニメがあそこまで分かりやすく、完成度高くできているのはやはりマンガよりはアニメの方が表現するメディアとして適当なのかもしれない。

聖闘士星矢EPISODE・G 14 (14) (チャンピオンREDコミックス)
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車田 正美
秋田書店
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黄金聖闘士のアイオリアが主人公の「聖闘士星矢EPISODE・G 」も気がつけば14巻目。そこそこ楽しみなマンガとして読ませていただいている。「やっぱり黄金聖闘士だのう。」とか「技が四文字熟語になってどかーんと出るのはええのう」とか思って読んでいるわけだが・・・

みゆき 1 新装版 (1) (ヤングサンデーコミックス ワイド版)
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あだち 充
小学館
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みゆき 2 新装版 (2) (ヤングサンデーコミックス ワイド版)
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あだち 充
小学館
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あだち充のマンガは個人的には「みゆき」と「ラフ」がお気に入りで、先日書店で「みゆき」の愛蔵版が再刊(だよねえ)されていたので、衝動買い。一応保存版の予定。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN (17) ララァ編・前 (角川コミックス・エース 80-20)
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安彦 良和
角川グループパブリッシング
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「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」も気がつけば本編に戻ってきて「ララァ篇」に突入。ということは、ここから「めぐりあい宇宙」なわけか。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は安彦 良和氏による新解釈ということで連載を楽しみにして読んでいるのだが・・・ 結構読み飛ばしていて単行本も待ち遠しい。ここまでたどり着いたと言うことは本格的に終わりが見えてきたと言うこともあって何とか完結を見届けられそうである。それにしてもこのシリーズも揃っていたはずなのだが、引越の時にどこかにやってしまった模様。再度買い直しか・・・
ゲーム行略本

電撃PlayStation ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団クロニクル1 2002.2-2004.5
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角川(メディアワークス)
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ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 映像攻略シリーズ(1) 印章BF
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角川(メディアワークス)
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ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド アルタナの神兵編 (ヴァナ・ディール公式ワールドガイド)
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角川(メディアワークス) (2008-05-30)
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最近はFinal Fantasy Xiしかやっていないので、FFXI関係の攻略本だけ購入。記事の質を考えてもメディアワークスの「電撃の旅団」が編集している攻略本だけ購入である。FFXIに関してはたいていの情報はeLeMeNとFinal Fantasy XI WikiとFF11用語辞典 ~ ウィンダスの仲間たち版とFFXI - Graphipediaと各種Wikiで十分すぎるのだが、書籍の閲覧性が補完的に役立つこともあって攻略本もあるとそこそこ便利。あとDVDが付属している物に関してはいろいろと参考となるところもあるので、ついつい見てしまう。
「電撃の旅団クロニクル」は過去の連載記事をそのまままとめた物であるが、昔はそうだったなあとか、ジラートミッションやプロマシアミッションも熱い頃があったなあなどと感慨にふけるには最適な1冊。続刊も期待したい。
映像関係
今期から手持ちのAV環境がほぼ最新の環境となったことと、次世代メディア戦争の終結したため、購入する物もDVDからBlu-Layへシフトさせることとなった。今後はDVDはDVDでしかでない物のみの購入とする。(まあそういうのはほとんどないのだが・・・)

GHOST IN THE SHELL 2 INNOCENCE INTERNATIONAL VER.
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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2005-09-07)
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イノセンス (Blu-ray Disc)
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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2006-12-06)
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「イノセンス」はDVDとBlu-Layの比較題材として良いだろうと言うことで購入してみたのだが・・・ はっきり言うとBlu-Lay購入して良かったと思う逸品である。DVD版のエンコード品質も良いとは思うのと、PS3のDVDアップコンバートの性能もかなり良いので、DVD版もかなりのレベルだと思うのだが、フルスペックハイビジョンの液晶パネルでBlu-Lay版を見てしまうと、解像感・色の綺麗さで話にならないほどの差を感じる。(リンク先は一例だが、差は全編歴然と感じる。) 高解像度は実写映画の方が必要なのかと思っていたが、ここまで作り込まれているアニメーション作品の方がより高解像度の音型が大きいと思う。あとPCM 7.1chで出てくる音の良さもあってこれはBlu-Lay環境がある人はベンチマークソフトとして購入しておいて良いと思う。(PS3で見るならこの版でOK。) と思っていたら、最近改版されて「イノセンス・アブソリュート・エディション」なるものが発売されるらしい。音源がPCM 7.1chではなくDolby TrueHDとdts HD Master Audioとなって更にリファレンスディスクになったように思う。まあ購入することになるのだろう。(というか、ロスレス音源をそのままアンプに持って行けるようにBlu-Layプレイヤーを購入することになりそうだ。)

キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット (Blu-ray Disc)
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20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント (2006-11-10)
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「Kingdom of Heaven」はディレクターカット版ということで追加分もあり、Blu-Lay両面をほぼ使い切っていそうな物となっている。これはBlu-Layを保存版としておいて良さそう。オーランド・ブルームは好きな俳優ではないものの、歴史物はここ最近の技術の向上もあって非常に見応えのある作品が多く映像表現も派手なので、最近好きなジャンルである。実際の史実としての「エルサレム王国」(十字軍なんて忘れている人も多いだろうが)の最期がの映画のようであったとは思えない(どうもアメリカ人は歴史を題材に撮った映画の歴史考証が甘すぎるので)のだが、映画としてはおもしろい。
このソフトはdts HD Master Audioで音声が収録されていたので、PS3は長らくロッシー音源でしか楽しめなかったのだが、先日のPS3のファームウェアアップデートでdts HD Master AudioがPCM出力できるようになったので、ようやく本来の音質で楽しめるようになった。ただしばらく貸し出していたので、ファームウェアのアップデートをしてからまだ見ていない。

オペラ座の怪人
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ギャガ・コミュニケーションズ (2007-12-21)
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「オペラ座の怪人」は上映時に見逃してしまい、DVD版が発売された頃にDVDを見たんですがやっぱり良い思っていたわけです。(僕自身はミュージカルはあまり得意ではないものの、オペラ座の怪人くらいの古典になると大丈夫。) 今回Blu-Lay版を購入する前にDVD版も1度見直したのですが、PS3のアップコンバートで見てもちゃんと映像を取り込んでいるらしく絵が綺麗・音が綺麗な映画であった。が、Blu-Lay版は予想を遙かに上回るレベルで、もう映画館行かなくて良いじゃんと言うくらいの緻密さである。(映画館は周りに人がいるのがどうも気になるときがあるので。) オープニングのシャンデリアが上がっていくシーンの色の美しさ、質感表現、仮面舞踏会の絢爛さ、どのシーンも絵になっていて、DVD版も綺麗だったけども、そのDVD版が色褪せてみえる目の覚めるような絵である。特にクリスティーヌが主役としてデビューするシーンがやばいくらいに美しい。細かなところまでちゃんと作り込んである映画は高解像度にしても破綻しないと言う一例かもしれない。

M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション (Blu-ray Disc)
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パラマウント ジャパン (2006-11-17)
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劇場版 エスカフローネ (Blu-ray)
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バンダイビジュアル (2008-01-25)
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硫黄島からの手紙
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ワーナー・ホーム・ビデオ (2007-08-10)
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勢いで購入した映画をまとめて書いてしまうが・・・ MI3は過渡期のソフトだなあと見て思ったのでBlu-Layで買う必要はなかったかもしれない。まあ見てなかったのでいいのだけど。
他はまだ見ていないのだが・・・ 「硫黄島からの手紙」は確かに音声が聞きやすく、戦闘時の音はよりリアリティが増しているというか夜に音量に注意しないとかなりやばい。「天空のエスカフローネ」の映画版は何となく坂本真綾の声が聞きたかったので購入した物。そのわりにまだ見ていない・・・

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版
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キングレコード (2008-04-25)
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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」に関しては映画館で2度見たが、完成度は非常に高かったのでBlu-Layというか次世代メディアでの発売も期待していたのだが、今のところはDVD版のみ発売と言うことで、がっくり・・・ まあPS3でアップコンバートして見てやっぱり完成度が高いなと思うのだが、今後のBlu-Lay版の発売を待つしかないか・・・ 内容については別エントリにと思うのだが、なかなかまとめられない。
CD
最近あまり買っていないのだが・・・ クラシックのSACDのリファレンス版になるような物のお勧めがあったら教えて欲しい。

マーラー:交響曲第8番 千人の交響曲
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ブーレーズ(ピエール) ベルリン国立歌劇場合唱団 ベルリン放送合唱団 カルヴ・アウレリウス少年合唱団 ロビンソン(トワイラ) ウォール(エリン) ケイロス(アドリアーネ) デヤング(ミシェル)
ユニバーサル ミュージック クラシック (2007-10-24)
売り上げランキング: 280
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マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
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ラトル(サイモン) バーミンガム市合唱団
EMIミュージック・ジャパン (2005-03-09)
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マーラーの交響曲は結構好きで、同じ曲で指揮者・オーケストラが異なる組み合わせのものを複数枚購入している曲が多いのだが、マーラーの「交響曲第8番」はとにかく巨大な曲でCDといえど聴くのも大変(気力がないと聴けない)な曲であると思うので、ここ10年はバーンスタイン・ウィーンフィルの組み合わせ(バーンスタインは2度目のマーラー全集で8番と10番を録音できなかったので、2度目のシリーズにはライヴ収録してあった音源からCD化されたもの)を愛聴しているわけだが、この曲こそ新しい録音で聴いてみたい曲である。残念なことに新しい録音で聴きたかったバーンスタインはこの曲だけ録音できなかったし、今の一線の指揮者で聴いてみたいと思う人ももはやブーレーズとラトルくらいと言うこともあって、購入してみた。
これほどまでに明暗の異なるCDはないであろうと言う気もするが、ラトル盤は録音が・・・ラトルのマーラーは7番の旧録音とかが好きだったので期待して買ってみた物の、ワイドレンジな録音が悪いのか、オケと独奏者の録音のバランスが悪いのかこの曲の持ち味がかなり損なわれているように思える。まあEMIに録音を期待するのは良くないのかもしれないが、売り物のCDとしてどうかと思う。まあこれは「カルミナ・ブラーナ」あたりで懲りておくべきだったかもしれない。個人的にはラトルの最近の録音で良かったと思うのは、メシアンの「彼方の閃光」だけかもしれない。(10回以上聴いているのはこれだけ。)
ブーレーズの8番は1994年から続いたグラモフォンへのマーラー交響曲チクルスの最後の1枚となる。評判がよさそうだったので、ラトルの録音でがっくり来たあとに購入してみた。バーンスタインの熱い演奏とは違って、ブーレーズらしい緻密な演奏だと思うのだが、直感的に分かりやすく両者の差を表現するとすれば、バーンスタイン盤は初見で聴くと大きな感動があるのだが1度聴けばおなかいっぱいでもう1年くらい聴かなくて良いという感じになってしまうが、ブーレーズ盤は何度も聴けそうな感じである。(まああっさりしているとでも言うのだろうか。) 同じような比較ができそうなので、第2番・第3番と買ってみたいと思うのである。(それでブーレーズのシリーズも揃ってしまいそうだけど。) それにしても若いときのブーレーズから、マーラーの声楽の入った交響曲の録音をするとは想像もできないのであるが、素晴らしい録音を後世に残してくれて本当にありがたいのである。

Shiro SAGISU Music from"EVANGELION:1.0 YOU ARE(NOT)ALONE"
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鷺巣詩郎
キング (2007-09-26)
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とりあえず映画版を見て音楽も変わっているということで、サントラも購入した。やはり声楽が入るとテンションが上がるというか、音に込められたエネルギーが大きくなるような気がして、特にヤシマ作戦後半の曲が何度聴いてもよろしい。続編以降も期待しているのである。

FINAL FANTASY XI アルタナの神兵 オリジナル・サウンドトラック
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ゲーム・ミュージック
SMD jutaku(SME)(M) (2008-04-23)
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ピアノ・コレクションズ FINAL FANTASY XI
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ゲーム・ミュージック
SMD jutaku(SME)(M) (2008-06-25)
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FINAL FANTASY XI Original Soundtrack PREMIUM BOX (完全生産限定盤) (BOX収納/CD7枚組+ピアノ楽譜集)
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ゲーム・ミュージック
スクウェア・エニックス (2007-03-28)
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Final Fantasy XIのサントラは毎度購入しているのだが、ゲーム中に繰り返し聴いているはずなのに、電車の中や車の中で聴いてもあまり飽きないというところが気に入って購入している。プレミアムボックスで「アトルガンの秘宝」までのサントラがダブって購入となってしまったが、プレミアムボックスには発売済みのサントラに収録されていない「プロマシアの呪縛」のラスボスの音楽とエンディング曲が収められており、これだけでも価値があるのかもしれない。(どちらもFFXIの曲の中では名曲に入る物だと思う。) 「ピアノコレクション」はプレミアムボックスに収録されているものと今回新しい録音のものと2枚になったが、普段毎日聴かされている曲をピアノで聴くのもなかなか良い。FFは昔からピアノアレンジのCDを出しているが、今回も期待を裏切らずなかなか良い仕上がりである。

神々のシンフォニー
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サラ・ブライトマン フェルナンド・リマ アンドレア・ボチェッリ ポール・スタンレー アレッサンドロ・サフィナ
EMIミュージック・ジャパン (2008-02-27)
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サラ・ブライトマンのCDは毎度購入しているが、今回はクラシックをイメージなのだろうか。すっかり癒し系の曲として有名になってしまったマーラーの交響曲第5番「アダージェット」や切なげで限りなく美しい響きと思うマスカーニのオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の序曲やホルストの「惑星」から「木星、快楽をもたらす者」や坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」などを題材にしていて、割と聴きやすいアルバムであると思う。
ここまで書いて、なんだかんだで4時間あまり。あまりに大変なので、今後はなるべくこつこつ書くようにしよう。
Canon アングルファインダC
今日は会社が特別休日でお休みだったので、1Ds2のセンサクリーニングに名古屋まで行ってきた。(先日クリーニングに出したのだが、新しいゴミがくっついて帰ってきたので。さらに新しいゴミが付いた気がするが、前より程度が良いから良しとするか、前の方は98%くらいでトリミングすれば良かったので、前の方が良かったと言うべきか。やっぱダストクリーニング機能があるEOS-1Ds MarkIIIがほしいのう。)
そんなわけで帰りにビックカメラに寄っていろいろ見るだけのつもりが思った以上に散財してしまった。というのは最近の撮影に欠かすことができなくなったアングルファインダの買い換えである。
アングルファインダに関しては過去にもいろいろ検討をして、キヤノン純正のアングルファインダがモデルチェンジした時に、旧製品のアングルファインダBを購入し、以来使ってきた。かれこれ6年以上使っているわけだが、結構アングルファインダの使い勝手に不満があった。主に感じていたのは・・・
- EOSはアイカップ周りに2種類の規格(EdとEc、そのうちEOS-1D/1Ds MarkIIIからEdになったのでそのうちEdになるのかな。確かにファインダの見え具合違うし。)がので、アダプタも2種ある。特に入れ物もないのでなくしやすいし、現に1回無くしている。(今の機材だとEcしか要らないのだが、さすがもうアングルファインダBのEd用アダプタは入手不能だろう・・・)
- アングルファインダBではX1でしか見えないため、接写時の微妙なMFに拡大できない物かという不満があった。(まあ今のカメラならライブビューで良いんでしょうが・・・ そんな物は手持ちのカメラにはないし、そもそもローポジション撮影時の構図決定をの問題を解決したいので単純ではない。Sonyやオリンパスはこの点うまくやっていると思う。)
そんなわけで、最近ケンコーから廉価なアングルファインダが発売されたこともあったので、どんな物か比べてみることにした。なかなか実物に巡り会わなかったので放置していたのだが、今回時間があったので見てみたわけである。アングルファインダはカメラ本体に付けなくても善し悪しは覗けば分かるというのもあるが、一応1Ds3に付けさせてもらって見せていただいた。ケンコーのアングルファインダはX2.5では像の見え具合に特に問題を感じないが、通常よく使うX1では周辺部の像に流れがみられ(像面湾曲なのかな)があって、現状のアングルファインダBと見比べて、お話にならないぐらい差を感じた。キヤノン純正はどちらの倍率でもクリアーに見えるので、その場でキヤノン純正を購入してしまうくらい差を感じた。そんなわけで購入決定である。ちなみにケンコーのはX1とX2.5の切り替え、キヤノン純正はX1.25とX2.5の切り替えである。(そういえばミノルタのアングルファインダーが値段も手頃で使えるという話だったのだが・・・今は入手不能なんだろうなあ。)
あとえらく高くなった(旧タイプは実売8000円、新タイプは実売2万円)のだが、倍率切り替えの他に何が変わったのだろうと思ったら、結構仕様が良い方に変わっている。というか、高くなっただけはある。 - アダプタがねじ込み式ではなくなったこと
- プリズム部を軸にして回転する場合にクリック感があること(撮影時にぐるぐる回らない)
- ケースが付属するようになって、ケース中に使っていないアダプタを収納できるようになったこと
ということで、不満な点は解消されていると思う。もっと前に買っておけば良かったかもしれない。強いて言えばちょっと大きくなったが作りはしっかりしていると思う。今まではケースがなかったので、リモートケーブル・180マクロ用マクロリングライトアダプタ・何種かのステップアップリングなどの小物を本来の目的で使ったことのない広角レンズのレンズポーチに入れて持ち歩いていたが、一つ悩みの種が無くなった。強いて言えばアイカップをなくしやすいので、ケースに収納場所を作ってくれればありがたかったのだが、まあ良しとしたい。
ビックカメラでは次のネタであるボディ1台+レンズ3~4本+小物を持ち歩く場合のカメラバック選びの調査も行ってきた。まあこういうのは何年も同じような物が選定候補なのだが・・・ Donke F2がメインバッグになって6年経つが、径の大きなレンズの持ち歩きに使いにくいこととフラップの留め具が使いにくいので留め具を改造して使うかと思っているが、留め具選びが悩ましいことと裁縫スキルがまったくないところが手が出せないところ。まあ選択肢はノートPCも持って行くときの大きなバッグで気に入っているLowepro Stealth Reporter 650AWと同じデザインのLowepro Stealth Reporter D400AWかD500AW、f.64のSCMか、同じ問題を抱える物のDonkeのF1かJ2か・・・ 選択肢の方向性はここ6年変わらない。
紫陽花と菖蒲
カメラ機材も入れ替わったので、またまた地道なデータ取りの日々が始まるのであるが、家の中での定常光源での露出データはおおむね取ったので、フィールドに出て行って撮影してみようという状態になった。(正式対応していないEc-Sスクリーンを使用することによる露出のずれをデフォルトのEc-CIIIスクリーン基準で取っておく必要があるため。どの絞り域でもおおむねEc-CIIIに対して+0.1~+0.3EV程度のずれのようだ。) 実写のデータが伴わないとどうも使い勝手が分からないので、いつものごとく「なばなの里」に出かけてみることになった。
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EOS-1Ds MarkII / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE 絞り F5.6 +1.0EV補正 (シャッター速度 1/250秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
なんの工夫もなく、日の丸構図で撮影してみる。花びらの縁取りが綺麗な色合いの紫陽花だった。花は小さかったのでF5.6程度でおおむね被写界深度には入っているようだ。縦位置で撮影した方が良かったかもと思うのだが、この写真は会社のデスクトップの壁紙用に撮影した物なので、横位置での撮影である。
紫陽花のような奥行きのある花は僕にとって意外に撮影が難しくて、いつもピントをどうコントロールするか悩みどころが多く、苦手な素材である。まあポートレートと同じかと割り切って撮影した見たのが今回の写真であるが、以前ほど苦手感はないような気がする。撮影した日は曇天でフラットな光線状態だったので撮影しやすかったのだが、一瞬だけでも陽の光が欲しかった・・・
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EOS-1Ds MarkII / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE 絞り F3.5 +1.3EV補正 (シャッター速度 1/640秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
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EOS-1Ds MarkII / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE 絞り F3.5 +0.7EV補正 (シャッター速度 1/320秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
セイヨウアジサイとガクアジサイのクローズアップ。後者はほぼ等倍付近までクローズアップしてみた。マクロレンズで寄ってみるとまた異なる一面を切り取れるので、紫陽花という花は被写体としてなかなかおもしろいのかもしれない。
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EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F1.2L USM / 絞り優先AE 絞り F1.2 +0.7EV補正 (シャッター速度 1/3200秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
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EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F1.2L USM / 絞り優先AE 絞り F1.4 ±0.0EV補正 (シャッター速度 1/1000秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
標準レンズの絞り開放域で少々寄って撮影してみた。相変わらず使いこなしが非常に難しいレンズであるが、絞り開放域では優しい感じのボケ具合がなかなか良くて、こういう感じの写真が撮れるので好みのレンズである。すっかり欠かせない悩ましいレンズとなった。
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EOS 5D / EF 50mm F1.2L USM / 絞り優先AE 絞り F1.2 ±0.7EV補正 (シャッター速度 1/4000秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
EOS 5Dでも撮影した。レンズ本数を少なめでボディ2台の運用だと、どうしてもサブ機の方は撮影枚数が少なくなる物で、今回1Ds2では100枚くらい撮影したが、5Dでは15枚くらいの撮影である。(比較のために似たような写真を撮らねばということで、撮影した物が多い。) さすがに写真の解像度を縮小して揃えると差は見えづらくなるし現像過程もほぼ同じなので色合いも似てくるように思う。ただし元の写真のサイズは大分違う。両者の比較はもっと撮影しなければと思うのだが、操作性とカメラ性能を考えると重さを除いてEOS-1Ds MarkIIの方が圧倒的に使いやすいと思うのは、1D系の操作になれているからだと思う。
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EOS-1Ds MarkII / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE 絞り F3.5 +0.7EV補正 (シャッター速度 1/640秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
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EOS-1Ds MarkII / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE 絞り F3.5 +0.7EV補正 (シャッター速度 1/200秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
何年かぶりに撮影した菖蒲。前回撮影したのは2004年6月20日。このときは日記記事にも書いてある通り、花祭りのほぼ最終日に出かけたこともあって散々な結果であった。(撮影できた状態の良い花はアップしてある物しかなかったという・・・) 今回はさすがに公開時期の前半だったようで、咲いていない花の方が多く状態は良かった。ちなみにその前に菖蒲を撮影したのはまだフィルム時代でおそらく2001年の夏だったはず。(日記書き出した頃だが記録は残っていない。) 絞り開放で撮影したが、もう1絞りくらいは絞った方が良いかもしれない。菖蒲の撮影の記憶では200mm F2.8で撮っていた記憶があるので、F3.5で良いかと思ったが、花全体を深度に入れておきたいかもしれない。
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EOS-1Ds MarkII / EF 50mm F1.2L USM / 絞り優先AE 絞り F1.2 +0.7EV補正 (シャッター速度 1/640秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
重い荷物に負けて、歩き疲れて休んでいたときに撮影したもの。このくらいの明暗差があるとつまらない物を取っても意外に良く見えて、レンズはやっぱり楽しい。
今回の写真は曇天にもかかわらず色温度はDaylightにしてみた。曇りの少々青い感じを出して、割と撮影時の記憶通りの色になっていると思う。やはり曇りや雨という天気は積極的に色遣いに使っていきたい物である。
入梅前の最後の機会か?
5月の週末は特に天候に恵まれず何もできなかったという感じではあるが、今週末は土曜夜が何とか晴れたので、夜10時から職場の仲間3人で某所に天体観察・撮影に出かけることとなった。現地着は0時。各駐車場は走り屋(っていうのか)のみなさんが定常円旋回などに明け暮れているなかで、たまたま空いていた狭めの駐車場を使っての観測・撮影であった。夜駐車場で出くわす野生動物も十分怖いが、こういう環境もなかなか怖い物である。まあ場所は早めに確保すべきなのであろう・・・
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EOS-1Ds MarkII / EF 24mm F1.4L USM / マニュアル露出 絞りF2.0, シャッター速度 30秒 / ISO: 800 / WB: 白色蛍光灯 / Kenko ProソフトンA
EOS-1Ds MarkIIを早速実戦投入。天頂方向に広がる夏の天の川と夏の大三角。右側が北側にあたる。(適当に撮ったので正確ではない。) ソフトフィルターを用いたので、明るい星(この写真で言えば夏の大三角を構成するデネブ、ベガ、アルタイル)が目立つようになったかと思う。
天候を心配しての出発であったが、道中霧は残っていた物の山頂付近では目がさめるような夜空が広がっていた。いつもの観測場所よりは空が暗いところを選択したので、出かけて正解であった。ただいつも心配は天候と野生動物なのであるが、甲高いエンジン音・ドリフトのタイヤの音が鳴り響くなんともしれない状況であったが・・・
入梅前ということで、今回の撮影は主にさそり座からいて座にかける領域である。ここは南天側が割と暗いので、普段なかなか見ることができないさそりの尾、南斗六星もくっきり見えてなかなか良さそうな観測地である。カメラの割り振りは天体望遠鏡にはEOS 5D、固定撮影はEOS-1Ds MarkIIとした。通常通りノータッチガイド撮影を始めたのであるが、2分半の露出ではどうも星像が流れるので、露出は1分半とし撮影枚数を稼ぐと言う方針とした。(インターバルタイマーがあると楽である。)
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EOS 5D / Vixen R200SS (D = 200mm f = 800mm F4 コマコレクターレンズ使用) / シャッター速度 90秒 / ISO: 800 / WB: Daylight / 5枚撮影, Photoshop CS3にて加算平均
R200SS 直焦点撮影によるM8。前述の通り2分半の露出を試みてみたが、どうも星像が流れるので、露出時間を切り詰めた。原因は推定の域を出ないが、極軸よりもバランスであると思う。設置作業自身はもっと余裕を取って行うべきであると帰ってきてから痛感・・・ 条件が良かっただけにちと悔しい。近くでの観測で撮影の質は置いておいて、ガイド性能の善し悪しも評価していきたい。あとちと資金が足りてなくて手がつかないが、オートガイド環境も検討要か・・・ (オートガイダーは購入済みなので、あとはガイド鏡とガイド用のカメラとかか)
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EOS-1Ds MarkII / EF 24mm F1.4L USM / マニュアル露出 絞りF2.0, シャッター速度 30秒 / ISO: 800 / WB: 白色蛍光灯 / Kenko ProソフトンA
固定撮影による夏の天の川と木星。昨年の夏もほぼ同じ領域を撮影しているが、今年は木星が見えて、若干雰囲気も違う。
今回は出発が遅かったことがあって暗闇での作業であったため、設置・撤収時に照明が必要であると実感。次回までには用意したい。また、やはり設置には大分こなれてきた物のいろいろ作業に抜けがある。結局写真を撮ったにせよ元をしっかり撮るのが重要であると言うことには代わりはないので、丁寧にやっていかねば、ようやくSXDも使い勝手が分かってきたので・・・ あとダーク減算をするためのダーク画像も撤収直前には撮らねばと画像処理を行って痛感した。撮影実施時のフローを確立していきたい。
EOS-1Ds MarkII First Light
先日キタムラに行くと中古棚に程度の良さそうなEOS-1Ds MarkIIが置いてあったので、価格を聞いてみたところ流通中古品の価格よりちょっと高かったのもあるが、EOS-1D MarkIIを売りに出して、導入することとなった。中古品なのでFirst Lightと言うのもおかしな表現ではあるが、我が家では初であるには違いないので、いつものFirst Light用の被写体を使うこととなった。(色が綺麗なのでこれをいつも使っている。) ただ毎回同じ状況で撮影できないのが悲しいのだが、まあ儀式的な物ととらえていただきたい。
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EOS-1Ds MarkII / EF 100mm F2.8 Macro USM / 絞り優先AE F2.8 (シャッター速度 1/40 露出補正なし) / ISO: 100 / WB: Tungsten Lamp / 上方からタングステンランプを照射・デュフューザーで拡散
EOS-1D MarKIIを使ってきての雑感
長くなってしまうが、最近思っていたことなどを書いておく。発売以来4年間EOS-1D MarkIIを使ってきたが、レンズの画角と連写コマ数をどう取っていけばいいか、どう棲み分けていくかというところで悩んでいた。カメラメーカーもそれぞれの時代で精一杯がんばってきたと言うところは評価できると思うが、従来の135フィルム時代の遺産を引きずっているメーカーのカメラは基本的に135サイズとAPS-Cに収斂するのだろうと思うようになった。(そういう方向にニコンもSony(旧ミノルタ)は進んでいくのだろう。Pentaxはようわからんが・・・ キヤノンはいまいちはっきりしない。)
以下キヤノンのEOS Digitalを考えてみる。まずフォーマット比較すると、135サイズ機はより多くのユーザーに買いやすいEOS 5Dと完成度の高さ(値段の高さもか)で圧倒的な存在である1Ds系という存在がある。画角の選択肢は135フィルム時代と全く同じだから現状のレンズラインナップと適合する。APS-C機はEOS Kiss Digital/EOS 20DよりEF-Sマウントを採用したことにより、これまで完全に不足していた広角側の画角の選択肢を増やすことに成功している。レンズの互換性という点で問題はある物の、旧来のレンズ資産を持っていなければ、今のAPS-Cに不足しているレンズはF2.8クラスのAPS-Cにマッチした高精度なズームレンズくらいであろう。(70-200/2.8より50-150/2.8とかいうズームの方が使いやすいはず。) EOS-1D MarkII購入当時はEF-Sマウントもなかったので、EOSデジタルとしては広角表現を得られる数少ないボディであったが、EF-Sの実装後逆に画角的に遅れを取る形となった。また望遠側はAPS-Cの方がもともと画角が狭いため、個人的には中途半端に感じて、APS-Hをどう扱うかと言う点で僕の中で使いこなしに悩みがあった。まあ135とのギャップを大きく感じないと言う利点はあるのだが、135サイズのEOS 5Dという割と手軽な存在も手元にあるので、出番が無くなってしまう。
ポートレート・ネイチャー・スナップなどはすべて手持ちレンズの選択肢が広いEOS 5Dを100%持ち出すこととなり、当初のEOS-1D MarkIIの購入目的の一つであった広角系の撮影はすべてEOS 5Dで行うこととなった。したがってEOS-1D MarkIIは僕の用途ではモーターレースの撮影でしか用いられなくなったとも言える。こういう使い方では高感度・長時間露出時のノイズとは全く無縁であるから、所有し続けようと思っていたのであるが、なかなかモータースポーツの撮影に行かなくなってしまったため(最近だと年に2回程度に・・・)、維持していても仕方ない状態になってしまっていた。ただ1D系のボディは良く使い方が分かっており信頼度はすこぶる高いので、そのまま手放すのも惜しいと考えていたのだが・・・
また高速連写については、EOS-D中級機(30Dとか40とか)の存在もあることで、普通の用途では十分事足りるのではないかと考えている。(僕はあまり連写使わない人なので・・・) ただEOS-1D系のようなつくりでもないので、いつでも持ち出せるかというと不安は残る。さすがに屋外で撮影していて雨の中も撮影となると、さすがに今のEOS Digital中級機では信頼が置けないというか持ち出したくない。そういう点でNikonのようなAPS-Cのフラグシップ機が欲しいという意見はあると思うし、個人的にはそう思っている。
良くも悪くもEOS-1D MarkIIというカメラをを特徴付けているのはAPS-Hと言うフォーマットであるといえるのだろう。良いカメラだとは思うのだが、今となっては僕の用途では万能的に使い回せない状態になっていた。逆に1Ds系だと違和感なく使える物のいかんせん高すぎる。そこが問題ではある。
EOS-1Ds MarkII導入
先日いつも行っているカメラのキタムラにEOS-1Ds MarkIIの程度の良い中古品置いてあった。上記のような理由から、昨年冬あたりから程度が良いEOS-1Ds MarkIIに巡り会えたら移行しようと考えていたのであるが、ここに来てようやくこなれた値段になってきた。ただいかんせんそれでも高いには違いないので、我が家で遊んでいるEOS-1D MarkIIを手放すことにしたわけである。
EOS-1D系の操作系は若干癖はある物の、カメラ部の操作は僕のカメラ遍歴で言えばEOS-3時代から全く変わらず、同じ操作系の同じような世代のカメラに巡り会うことができた。1D/1Ds MarkIIIでは操作系に若干の変更が加えられているので、旧1D/1Ds系の完成系の一つとしてEOS-1Ds MarkIIがあるのではないかと思うのである。
デジタルカメラを中古導入するのは初めてではあるが、試写させていただいた画像によると総ショット数は17500程度と多くはなく、前の所有者が喫煙者と言うことでタバコのにおいが若干する(だいたい外装をレンズクリーナーで拭いて綺麗にはなった。ミラーボックスだけ若干においが残っている。)程度。あと撮像素子上にゴミが結構載っていたので、1回撮影(これは特にゴミが気になる撮影ではない)を行い、センサクリーニングに出すこととなった。
立ち上げ、設定
とりあえず気になる設定項目はEOS-1Vとほぼ同じだけども、カスタムファンクションはEOS-3/EOS-1D MarkIIでの設定をそのまま引き継ぎ。こういうのは簡単に変えられない。EOS-1D MarkIIにおける設定からの個人の設定で変更を反映したものを下記に示す。もうちょっと考えておいた方が良いところはあるが、使っていって考えることとする。(EOS-1D MarkIIから若干増えているように思う。)
ファインダースクリーンは当面ミノルタα-9のMLスクリーンを入れることにする。このスクリーンはEOSの各種スクリーンよりは拡散度が高く暗い物の、F2.8より明るいレンズにおいては抜群の性能で、ピントの山が見やすくなる。しかもこのスクリーンはEOS-1系のファインダスクリーンとほぼ同じ厚さでMF時でのピントの狂いがない。さらにEOS-1系のスクリーンより若干大きい(長辺の長さは同じで、短辺の長さのみ若干長い)ので、突起部がない長辺を紙ヤスリで削ることによりEOS-1系/EOS-3/EOS-1D系で使うことができる。銀塩時代にはミノルタは他社ユーザーのためにスクリーンを供給してくれるメーカーだと感心した物だが・・・ ミノルタがSonyになってα-9も失われてしまった現在このスクリーンは入手不能である。(入手経路はもうオークション経由くらいか) ただし、上記のような加工を施しているため、方眼の水平が正しく出ない(位置出しする辺を削っているため)。
この機種では正式にサポートされていないが、EOS 5Dでも使用しているEc-Sスクリーンに入れ替える予定である。個人的にはM型スクリーンとEc-S/Ee-Sでのピントの見え具合の差はあまりないように考えている。サポートはなくとも若干の露出ずれになって現れる程度と思われるので、気にせず使うこととする。(どうせM型でもそう使ってきたのだから。そもそもキヤノンの評価測光自体あまり当てにしてないし。) さすがに磨りガラス系のスクリーンの方がピントは見やすいと思うのだが、F4クラスのレンズが増えたこと、夜空の撮影も多いことからEc-Sでよいだろうという判断である。
カスタムファンクション
基本的にEOS-1D MarkIIでの設定をコピー。
C.Fn-5 マニュアルモード時のAv,Tv設定
3: マニュアルモードでレンズを外した状態でも絞りとシャッター速度の設定可
C.Fn-10: AFフレーム・スーパーインポーズの設定
3: AFフレーム表示を強調
C.Fn-13: AFフレーム数の選択
1: 11点選択 測距点連動スポット測光
パーソナルファンクション
パーソナルファンクションはEOSのデフォルト設定で気になっていた部分を微妙に設定。結構便利になるはず。
P.Fn-1: 撮影モードを限定
深度優先モードがなくなったので、ここの設定はデフォルトの設定のままとする。プログラムモードを残したのは、室内撮影におけるストロボの使用という場合があるため。(EOSの絞り優先AE時のスローシンクロに泣かされた代替案として。)
P.Fn-2: 測光モードを限定
部分測光を排除
P.Fn-14: レンズ駆動によるピント検出を行なわない。
サーチAF(ピント検出が出来ない場合に、AFが一往復してピント検出をすること)を禁止マクロや置きピン撮影を前提とした最適化
P.Fn-15: スピードライトのAF補助光を投光禁止
ストロボのAF補助光はいらないだろう…
P.Fn-17: AFフレーム自動選択モードを選択できないようにする。
一瞬操作を迷うのと自動選択を使わないので排除
P.Fn-25: クリアボタンで初期化される、初期状態を好みの状態に設定。どうしようかな。こんな感じ?
- 撮影モード: 絞り優先AE
- 測光モード: スポット測光
- ドライブモード: 1枚撮影
- AFモード: ワンショットAF
- AFフレームの選択: 中央
- 記録画質: Raw+Large
- ホワイトバランス: Daylight
- 現像パラメータ: 標準
- カラーマトリックス: ポートレート
初期の設定はこんなところ。