2003年08月19日 火曜日

身の回りのmsblast騒ぎの顛末

さすがに我が家では無風状態。
我が家は、WindowsXP端末が1台(tulip)、WindowsMe・Linux共用端末が1台(viola)、Linuxなサーバ(cosmos)と言う3台体制(加えてPS2 BB-Unit)というLANであるが、Windows端末に対する今回のDCOM-RPC対策パッチ(MS03-026)は随分前(たぶん先月末あたり)に当てているのでまぁ対策済み。さらに万全を期すためにDCOM無効化も先月末に実施済み。だいたい_普通の家のパソコンでDCOMが使える必要は全くない。たまにCOMで遊んでいる僕の家でも_全く必要ない。
まったく何でこんな機能が_デフォルトで有効になっているのだ!_と一抹の怒りを覚えずにいられない。ちなみに会社の方ではそんなに騒ぎにならなかったが、昨日あたりは結構アレでしたねぇ。(だいたい今時どんな装置にでも、気が付かない場所にもWindows2000がはびこっているのさ。)

我が家のメール保管形式のまとめ

昨日までの対応でほぼ今後数年の体制が固まったので、まとめておこう。(フォルダ分けを変えても保管形式はしばらく変わらないだろう。)
MH形式

電子メールを使い始めたときから使っている保管形式。メールは1メールを1ファイルで保管する。古のMUAであるMHで使われていた。(今も使っている人はいると思うけども。) メールを使い始めた時に僕はMHのコマンドでメールの読み方や書き方を習ったので、メールを出すだけでも_とても大変だった。(笑)_ 最近の若者には分かるまい。まさに一子相伝の世界だ。
ちなみにMHのコマンドを使っていたのは最初の数ヶ月であまりに大変だったので、MHを使うときはMHコマンドをラップするツール(やっぱこれもMUAに分類されるのだろう)を使ったものだ。
1995年4月から1997年3月のマスターの学生時代は、Sunのサーバにtelnetしてmnews/MH(フロントエンドにmnews/バックエンドにMH)を使用。1997年4月から1999年5月まではmew/IMを使用。(IMはperlで書かれたMHに置き換え可能なスクリプト集。MewはEmacs LISPで書かれたMUA。当時POPにアクセスするときにはMHやIMが必要だった。) 1999年6月から2002年10月まではWanderlustを使用。(WanderlustはEmacs LISPで書かれたMUA。切り替え当時は単独でIMAPとPOPにアクセスできた。)
途中で予期せぬトラブルでHDDがお亡くなりになったので、99年7月以前に受け取ったメールはすべて失われてしまっている。約7年使用したが、バックアップ取るにも、HDDを移動するにも、OSを変更するにも耐えうるかなり便利な保管方法だったといえるだろう。
mbox形式

1メールフォルダを1ファイルとして保管する形式。
我が家ではUW imapを使うために導入。使用期間は2002年10月から2003年8月。その間に使用していたMUAはWanderlustである。
Maildir形式

qmailを始めとするdjb-toolsで有名なdjbことD.J.Bernstein氏が提案しているより安全な形式。メールの保管は1メールを1ファイルとして保管。
個人的な感想としては使い勝手がかなり良いので、ここ10年程度はこれで行けるだろう。ちなみに現在はIMAP経由で使うことも、直接Wanderlustでさわることも出来る。2003年8月より使用開始。
まぁ個人的な偏見に基づく感想だが、IMAPサーバを巧く使うとMUAだけでこの3種類は相互に変換可能なので、まぁ便利かも知れない。IMAPが使えるMUAは最近多いと思うので、サーバがちゃんと設定されていれば特に変換スクリプトはいらない。(まぁスクリプトやプログラムでやった方が効率良いけども。) ちなみに現段階の感想では、Wanderlustより便利なMUAが出てこない限り、MUAを変更することはあり得ない。(テンプレートが使いやすいのよね…)