2003年11月09日 日曜日

選挙

「イギリス人は自由だと思っているかもしれないが、選挙が終わると奴隷になる。」と言うのは、Jean-jacque Rousseauの「社会契約説」だったか。これは議会制民主主義の痛烈な批判な訳だが、まぁ今の日本は議会制民主主義の国なので、ルソー先生に奴隷呼ばわりされる選挙に行った人以下の存在にはなりたくないと言うことで、今日は選挙に出かける。
まぁ投票所は歩いて3分くらいなので、天気も悪いし暇だったというのはあるのだが。なんだか凄く久しぶりに選挙に出かけた気がする。僕としてはmatz氏と同じように、いつ政権交代が起こってもおかしくないんだぞという意思表示を行って、もうちょっと政治屋さんに緊迫感を持って仕事をしてもらうべく、野党第一党に投票したわけであるが、僕のところもなんだか保守が強いので、なんだか無駄な票になりそう。(保守の強さはmatz氏のところの比ではないけれど。)
それにしても選挙関連の番組を見ていると、保守政党が_改革・改革_と叫ぶというのはどうもおかしい。結局政治も国も動かしているのは_官僚である_と言うことか。(でも特に外務省とか財務省とかの方々にはたいした仕事が出来ていないんだから、我々と同じく給与カットされてしかるべきだと思うのだがなぁ。)
たまには危険な意見を吐いておくのも良いだろうと言うことで。だれか_育英会の奨学金は貸与ではなく供与にする_なんていう政策を出す人いないかなぁ。そうしたらいつでも学生に戻るんですけれど。