2001年12月31日 月曜日

今日で2001年もおしまい

こないだ正月と思っていたら、気が付くともう今年もおしまい。なんと月日が経つのは早いことか。今年お世話になった方々はいっぱいいて、名前を挙げきれないが、今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。ということで、大晦日なので行く年に思いをはせて、今年はどういう戦いの1年だったか、今年の戦術・戦略とその戦いの成果を主要な分野別にまとめておこう。

2001年の総括

はじめに、概況

2001年を振り返って主な活動分野における結果をまとめていく。
2001年は前半が割と経済的にゆとりがあった反面、7月以降は惨憺たる状況であった。上期までの惰性な支出状況を良化するのに、かなりの支出とと貧乏を強いられた。これは現在に至ってもほぼ変化していない。活動は主に収入の制限によって押さえられている節があって、この状況は半年はさらに続きそうである。来年の回顧には、3月くらいに良化という話を書きたいものだ。これまでの惰性な生活に依存していた食生活が改善され体重が7kgほど減るという何とも言えない副作用があったのは事実であるが。

コンピュータ関連

この分野は活動が大気にわたっているのでセクションを分けておく。

Linux関連の活動

今年は僕にとって大きな変動のない1年であった。使用しているディストリビューションにHolon Linuxが増えて、DebianとHolon Linuxの2段構成になったのであるが、ちょっとした事情でDebianの環境を失ってしまったため、現在Holon Linux 3のみを使用している。Holon Linuxの開発者のほぼ全員とお知り合いになるという得点まで付いてきて楽しい生活を送っている。(正確には知り合いになってから、Holon Linuxを購入したのであるが。)
東北Linuxユーザー連合会(TLUC)関連の話では、今年は山形に遠征に行くことができた。勉強会は主に横内氏に「セキュリティ」関連の話題で企画していただいたため、主にお手伝い・コーディネートという役に回ることが多かったが、年明け以降はもっと別な展開も考えて行かねばなるまい。
またTLUCは現在世代交代に伴う構造改革中で、運営委員会に混ざっていろいろとお手伝いしている。サーバーの移転のほかにもいろいろと宿題がありそうで、僕が加わったことによりいい方向に持って行ければいいと思っている。この件に関しては来年初旬まで持ち越しになろう。

ネットワーク関連

我が家におけるADSL導入計画は、会社にいろいろと説明したがほぼ完全な敗北といって良いであろう。引っ越しすればよいと言う意見はあろうが、現状ではそれは会社を辞めるのと同義である。(同程度の面倒さならば、どっちもやります。) 会社側からの提案では、ADSLベースの共用回線を寮内に引くという方向に話がまとまり12月初旬という話であったが、まだである。噂によると1月7日に工事予定とのことで、何らかの進展がありそうである。
以前より運営が息詰まっていたWebであるが、主にCGIが使えないと言う不満を解消すべくリーズナブルでsshでリモートログインできるレンタルサーバを探すこととなった。幸い現在の家系サーバ「山崎家(やまざきけ)」のサービスを使用することとなった。入ってみてサービスに非常に満足している。それにしても学生時代にお世話になったLaTeX編集用Emacs用マクロの「野鳥(yatex)」の作者の広瀬さん(ここのroot)にこんなにお世話になるとは思いも寄らなかった。世の中が狭いと思うのは、TLUCの青嶋君に会ったとき以来である。
ドメイン(dabesa.org)を取得し、WebとMLサービスを細々と提供できるようになった。これも周りで支えてくださるみなさんのおかげである。今後の実験計画としては
IPv6関連
IP(Internet Protocol)は現在のTCP/IPの根幹を支える重要なプロトコルであるが、現在のIPv4から次世代のIPv6に以降が始まったばかりである。山崎家のサーバではすでにIPv6化がすんでおり、我が家もその話に乗らねばなるまい。常時接続が安定してできる状態を築いてからテストを行っていきたい。
CGI関連
CGI関連の技術としては、しばらくは埋め込みもの(eRubyとかerbとか)に注力していこうかと。
Java/XML関連
今年は手をつけられなかったが、XML関連の実験でJavaを使っていきたい。でもひょっとしたらRubyになってしまうかもしれないが。XSLTを使えばかなり動的にクライアントの指定までできることまでは確認しており、クライアント依存のWebを提供できると思うので、まずはここから攻めていきたい。

そのほか

今年はWindowsXPが発売されたので購入しインストールを行った。まだフィルムスキャナーが使えないと言う状況であるが、マイクロソフトとキヤノンが「人並み」の企業であれば、そのうち使えるようになるであろうと思われる。(故に期待できまい。)

写真関連

これまでは、花の写真を主に撮影し、年に数回レースの写真を撮影してきたが、今年の最大の変化は**「ポートレートを撮影し始めた」**ことであろう。
花の写真に関しては、今年は全般的に休みと花期を外したためいい絵をほとんど撮れていない。残念なことであるが、うまい時期に当たったのはひまわりの写真くらいだと思われる。自然が気まぐれなものであることを思い知らされた1年であった。来年はこれを糧にできればよいと思う。
レース写真は例年のごとくフォーミュラニッポンの菅生に撮影に行った。キタムラ・ニコンの撮影会ということで、一般客とは異なる場所での撮影もでき、なかなか勉強になった撮影であった。今年はGT選手権も行く予定だったが天候がいまいちだったため寝坊し、行けなかったのが悔やまれる。やっぱり行くために事前にチケットを購入しておくことが望ましいと感じるところである。
女性のポートレート写真に関しては、今年は恵まれた1年で撮影するチャンスをかなり得ることができた。今年は撮り始めの1年ということで、主に望遠レンズによる王道的なポートレート写真を撮ることが多く、今後の撮影方針としてはどのような焦点域でもパースを生かした絵と少しアンダー目な絵もものにしていきたいところ。来年のうちにできるかどうか分からないが動感のある絵を撮っていきたいとも思っている。今年ポートレート撮影をさせていただいた、詩穂さん、あゆみさん、はるかさん、ナツメさん、つづきをわるさん、T.Melonさん、ほづみえりこさん、百合咲りりーさん、Kumanekoさん、どうもありがとうございました。ここをよんでくださる方がほかにもいらっしゃれば、これまでお世話になった方々同様に来年もよろしくお願いします。またいろいろと問題があるのでここで名前を挙げませんが、撮影に誘ってくださったカメラマンのみなさん、ありがとうございました来年もよろしくお願いします。

そのほか

今年は本をあまり買うことがなかったが、栗本薫の「グイン・サーガ」は順調に隔月刊ということで不満を感じることが少なかったのは喜ばしかった。来年もこのペースでがんばって欲しいところだ。
どうもこういう風にまとめていると年越ししてしまうところがなんだかなぁというところであるが、今年の雑感はこんなところ。来年もよろしくお願いします。