2003年12月31日 水曜日

今日で2003年もおしまい

毎年こんな見出しで大晦日の日記を書いているわけだが、こないだ2002年もおしまいなんて言う記事を書いた気がするのは気のせいか。今年は2度の地震と冷夏と暖冬(?)のためか、非常に忙しい上にまるで季節感を感じない1年で、時が止まっているかのような錯覚に陥るのである。でも、気が付くともう今年もおしまい。今年お世話になった方々はいっぱいいて名前を挙げきれないが、今年1年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
ということで、大晦日と言うこともあって、行く年に思いをはせて、今年はどういう戦いの1年だったか、今年の戦術・戦略とその戦いの成果を主要な分野別にまとめておこう。(と、ほぼ去年と同じ文章にしてみた。断じて_手抜きではない_。)

2003年の総括

はじめに概況

2002年の活動に関するそれぞれの分野における戦術的・戦略的な戦いの概況を述べることにしよう。
今年も相変わらず、会社の状況は芳しくなかったせいか、個人的な生活は主に経済面において惨憺たるものであったと言えよう。なんとか給与カットが7月を持って終わったので、収支的には±0で何とか収まっているが、いろいろと我慢させられる1年だった。もうちょっと普段の生活を考えなくてもいい程度に収入があるべきだと思うのだが、まぁ_仕事があるだけマシ_か…

コンピュータ関係

この分野は活動が大域にわたるので、セクション分けしておく。

Linux/BSD関連の活動

今年は昨年と異なりあまり成長がなかったのと、新しい分野に攻めてない1年だった。ただ使用しているディストリビューションはほぼDebian GNU/Linuxに収斂したので、ずいぶんと簡単になった。おもに細々とした運用レベルのチューニングに終始した1年だったといって良かろう。(まぁ特段に新しいことに手を出さなくとも、やることはいっぱいあるものなので。)
東北Linuxユーザ連合会は今年も運営委員の一員として活動に参画してきた。今年もかなり仙台ローカルな活動に終始することとなったが、TLUCの活動の方向性と基盤を強化するための活動案を計画段階で十分に検討したので、かなりアクティブに活動を続けられた。その成果としてRuby勉強会とTCP/IP勉強会が参加者に生きてくれれば成果であろうと思う。かなり良い活動ができたと思うのであるが、_肝心の自分自身が勉強会に参加できない_という活動を企画しておきながら参加できないジレンマを感じる1年だった。まぁ来年こそは、積極的に参加していきたい。1年をわたって精力的に活動を支えてくれたみなさまに感謝なのである。

ネットワーク・言語関連

今年はいろいろネタを考えていたのだが、まるで手が着かないと言う惨憺たる状況で総括も何もありません。まぁ少しずつてを出しているわけだが、今年は形なって現れていない。うーむ。

写真関連

全体を通して

今年は写真を撮れる季節が実に天候不順だったこともあって、惨憺たる状況になってしまった。11月以降は結構積極的に撮影する機会を得ることもできたし、かなりアクティブに撮影できたと思う。

ポートレート

今年は上記の通りの理由であまり写真を撮れなかった1年だった。そのなかでもkumanekoさんにはいろいろな意味で本当にお世話になりました。いろいろなことがあった1年でしたが、春と冬に彼女と撮影に行けたのは大変意味あることだったと思います。また撮影させてもらったseraさん望月 ミカゲさんまさみさん、ナツメさん、葵 龍姫さん、涼風 優希さんをはじめみなさんのおかげで楽しい撮影ができた1年でした。本当にありがとうございました。
今年の年頭に立てた目標がどうなったか述べると、レンズの特性を生かしつつ、パースを生かしたような写真がぼちぼち撮れるようになってきていると思う。季節感やその場の雰囲気を残した写真を撮る作風に明らかにシフトしてきているのは事実であって、いろいろと見方が変化した1年だったように思うし、新たな楽しみができたと思う。このまましばらくとり続けようと思う。写真の作品としての纏め方は今のままでかなり満足のいく状態になった。もうちょっと詰めておきたいと思うところはあるが、しばらくアルバムとCD-ROMにして手渡すという方向で地道に活動していきたい。

花・ネイチャーフォト

花写真に関しては明らかに天候不順の影響を受けてしまった。向日葵に関しては壊滅的な状況で全く写真が撮れずという状態。年賀状用にポジで撮っておかねばなぁと最近思ったので、来年から花写真はポジで撮影するようにしよう。(ダイレクトプリントのポストカードの方がシンプルでクォリティが良くて好みなので。)

モータースポーツ

今年は別件の用事がちょうど重なってしまいレースに行けない年だった。(天気は良かったのですが、まぁ外せない用事だったので。) 来年は可能であればツインリンクもてぎあたりまでは遠征したいのだけども。

ジェームス・ワトソン / DNA

一般向けに遺伝学を説明した本は多いがワトソンが書いたという時点で_読まなければならない本_であろう。(DNAの2重螺旋構造はジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックによって1953年に発見されたと言えばなるほどと思うことだろう。) 遺伝子は学問としての側面と政治の道具としての側面とビジネスの道具のとしての側面がある。遺伝子研究の最前線にいたワトソンにしか書けないこともあるだろうから、この本はあらゆる遺伝学の解説書よりも読む価値があると思う。暇な正月はこれで暇がつぶせそうである。