Diary

2014年の目標?

2014年になって最早1/9程度終わってしまったのであるが、はて今年はどうした物か、1ヶ月以上も考えているのであるが・・・ 出張がちだったり、睡眠不足だったり、風邪引いて寝込んだり、それなりに忙しくて、気がついたらだらだら1年の1/9も消化してしまったのである。1年の目標を立てねばと、ずるずる引っ張って2月に突入。今年の初エントリがこれだから先は思いやられるのである。
まず、ちょっとしたことから。今年やろうと思うことが突然降ってわいてくるのである。昨年末からおかしいと思っていたが、我が家の電子レンジのオーブンを使うと、なんだかちゃんと程よい焦げ目がつかなくなってきた気がする。これはもうぼちぼち寿命かな… 99年に購入した物なので、なんだかんだ足かけ15年ほど使ったことになる。電子レンジとしてはまだちゃんと機能しているが、オーブンとしてはもう駄目かもしれない。家電に関しては10年も経つとそれなりにくたびれてしまうものだ。そんなわけで電子レンジの購入を検討中。これを機にちょっといろんなことができる物を購入して、調理スキル上げをしたい。3月あたりからお料理教室にでも通って、少しはまっとうな食生活を送れるようになろうかと考えている。そんなわけで、まるで無くなった我が家の調理器具を補填するためのお買い物をいろいろしている。
写真について。何となく機材の購入はそこそこに終わってしまった感じがするので、今年は撮影することに専念したい。一応昨年も夏以降の撮影の予定は立てていたのだが、いろいろと振り回されて結局半年くらい棒に振ってしまったので、見切りを付けて切り替えたときにはもうシーズンを逸してしまった。今年は気を取り直して、一応今のところいくつかの撮影の予定を立てているところ。思い出したようにポートレートと星景に取り組みたい。あと昨年すっかり忘れてしまっていた向日葵と秋桜を忘れないようにしたい。

2006年11月13日 月曜日

IXY Digital 900IS

11月2日から5日まで、「家属会議」と呼ばれるこのサーバを運営している仲間内の例年開催しているイベントに参加してきた。過去の日記にも触れられているようにすでに山形県庄内・村山方面のおいしい新蕎麦を堪能しつくすという方向で定着してしまっているが・・・ すでに今年で5回目である。
ということで、今年は四日市からの参加ということで、一眼レフデジカメを担いで出かけるのも大変すぎるということもあり、迷った挙句にキヤノンのIXY Digital 900ISを購入してみた。この機種の最大の売りは_広角端が135換算で28mmであること_である。コンシューマのデジカメ特に小型のものに関して常に思う不満は広角側が135換算で38mm程度と、広角側に大きな不満が残る場合が多い。僕の場合たいていこの手のカメラが欲しい場合は自分の旅行や記念写真であることが多く、28mm相当の画角が欲しいと思うことが多かったので、ほぼ即決で購入した。(最近やらないけど自分撮りとか、ツーショット写真とかは広角側に余裕があるほどやりやすい。)
IXY Digitalはすでに購入もこれで3台目であることもあり使い勝手はよく理解しているところではある。また社内販売で2Gの超高速SDカードがかなり安価に入手できてしまったので、これまでCF以外のカメラは敬遠してきたが、その枷もなくなったので、SDを使うカメラも選択肢に入ってきたと言うところだ。
ISがついているものは始めて購入したが、標準ズーム領域でISがあるというのは、撮影範囲を広げると言う観点からも非常に威力があり、広角端で1/13とかい言う条件でも手ぶれはない。(当然被写体ぶれはあるが。) なかなか安心して使うことができるのである。作例は風景写真から、あまり条件的に厳しくないものから。
IXY Digital 900IS 作例1
IXY Digital 900IS 作例2
IXY Digital 900IS 作例3

2006年11月12日 日曜日

花撮影 2006秋

コスモス2006
今年は春先に環境ががらりと変わってしまって、ぜんぜん写真を撮っていないということに、秋も深まっていまさらながら思い至った。10月末に例年撮影しているコスモスを抑えておくかと言うことで、三重県桑名市にあるなばなの里に出かけてきた。
これまでの花撮影に使っていた公園は、宮城県のみちのく杜の湖畔公園とか東京都の昭和記念公園と国営の非常に大規模な公園だったこともあり、比較的狭く人が多いと感じたが、ここは入場料がそれなりに取れられることもあって、先の国営の公園と同程度以上に整備された公園であった。コスモスは13000坪の花畑一面に咲き誇っていたが、花期を少々外した感が強い。ほぼ満開状態で、少々枯れた花が多かったかもでしたが、写真を撮らず花を見るだけだったらちょうど良いというところか。
上の写真は85mmで撮影したもので、昨年辺りからコスモスは85mmの絞り開放で、少々引いて前ボケ・後ボケを少々多めに入れてみている。被写界深度が異様に狭いのでなかなか巧く撮影できないのだが、光が花びらを透き通って、なかなか綺麗だった写真を選んでみた。こうしてみるとコスモスもすっかり日本の秋を代表する花になったなと思う今日この頃である。
あと道端に非常に小さな花が咲いていたので、久しぶりに100mm Macroを取り出して撮影してみた。花の大きさはどちらも人差し指くらいの小さな可憐な花。少々露出を切り詰めて撮影してみたがどうだろうか?
バーベナ
コレオプシス

2006年10月09日 月曜日

F1 Round 17 in Suzuka

ミハエル・シューマッハ
国内で行われるモータースポーツの中で、最大級の規模と最高の格式を持つレースと言えばFormula 1であろう。今年は三重県に引越ししてきたこともあって、前から行かねばならないと思っていた。
今年は先週の上海GPでついにシューマッハが昨年の王者アロンソに追いつき近年まれに見る展開となったこと、鈴鹿における日本GPは今年で20回目の開催となる節目の年であること、鈴鹿での日本GP開催がいったん今年で終了すること、さらにここまでF1を引っ張ってきたミハエル・シューマッハが今年を持って引退するという十数年に1度の新旧世代交代という大きな節目であることという、さまざまな節目とミラクルが同時にやってきた感があり、10年以上F1観戦から離れていた私としても見なくてはならない一戦であった。
金曜日に会社をお休みしたので、1日目と2日目の観戦に出かけた。本戦は2日目のあまりの人出を見てしまったことと、すでに体力を消耗しつくしたこともあり、身動き取れなくなってしまったので、家で観戦となった。
掲載した写真は予選から。各チーム大体満遍なく写真は撮ったつもりではあるが、掲載はトップチームのものだけということで。
アロンソ
フィジケラ

2006年09月27日 水曜日

眼鏡を変更

もう3週間ほどになるのだが・・・
新しい眼鏡
写真をやっていると視力は変わらなくても、フレームが変形してしまってどうしても眼鏡を変えざる得なくなってしまうところがあって、2年ぶりに眼鏡を変更。フレームの変形は常によじれる方向に変形するため、ちょっとしたことで修正が効かない。写真用と通常用と2種類必要かもしれない。
視力を調べたら左目だけ少々度が進んだのでその分をフィードバックした。装着感はほとんどなく、軽いのもあってなかなかお気に入りである。写真を撮影するときはこれまでの眼鏡を使用して、そうでないときは新しいこちらの眼鏡を使用することとする。

2006年09月26日 火曜日

伊勢湾に沈む夕陽

こんなに綺麗な夕陽を見るのは何年ぶりだろうか。遠くの山(と言っても今住んでいるところ付近だが)に丸く綺麗な夕陽がゆっくり沈んでいくのを、ただただシャッターを切りまくってみました。
夕陽 その1
夕陽とその前を横切っていく貨物船のシルエットを重ねてみた。もう少し小型の船で画角の中に船の全体のシルエットを取り込めれば良かったのだが、夕陽が沈むのは、結構速いのでこれが良い感じの場所に来た一瞬であった。

2006年09月25日 月曜日

金色に光る海

セントレアから伊勢湾の夕焼けを撮影してみた。500mmだと余計なものが何にも写らなくて、かえっていいかもしれない。200mmくらいだとトリミング前提となってしまう。
金色に光る海
きらきら光る海を撮影したい場合、どうしても海の向こう側に日が沈む場所でなければならないため、写真を始めてこれまで東日本の太平洋側に住んできた僕としては、なかなか撮りがたい1枚であった。デジカメで撮影し始めたころに奥松島からの夕景を撮っていたが、おそらくそれ以来の写真になると思う。絶妙に晴れていて良かったと思うのである。
船を黒く落として影にしてみるとなかなかいい感じになった。やはり金色に光る海はいつも心を奪われるほど美しい。
こういう絵が撮りたいときは、評価測光の場合は露出補正を-2EVから-2.5EV(EOSの場合、1D以外は-2EVまでしか露出補正できないが・・・)。マニュアルでスポット測光もしくは部分測光の場合は、海が光っている部分を測光してそこが+1.5EVから+2EV位になるように絞りやシャッター速度を自分で調整しすれば、やはり同じようにキラキラした海を撮る事ができる。あとは使っているカメラに依存するので各自データ多少なりともつんでもらいたい。一発鳥で結構簡単に撮れるようになります。(ハイライト基準とかシャドウ基準測光とかですので、比較的マニュアル露出が当たりやすい。)
あと船は遅い乗り物と思っても、ベストポジションに来るのは数秒ですから、前もってためし撮りしてその露出条件でしばらく待つのが吉である。こういうデータが頭に入っていると、いつでも狙える絵なのでチャレンジしてみてほしい。

2006年09月24日 日曜日

超望遠レンズを考える

レンズの評価にセントレア空港に行ってきました。モータースポーツ用に超望遠が1本あるといいなあと思い立ち、いろいろ考えていたわけだ。手持ちには300mmまであるので、400mmより長いものから選ぶ事となる。
キヤノンの場合、400mmの短焦点は贅沢なことに3本ある。ざっくり言うとF5.6だと暗すぎてISなしなので軽い以外の利点がなく、F2.8だと巨大で重すぎる。F4 DOは軽くていいかもと思っても画質と価格が両立しないように思える。微妙に選択肢があるようでないのである。
600mmの場合はF4 IS一択ではあるが、400mm F2.8と同じ理由で巨大すぎて重すぎてとても実用に耐えない・・・ 僕は鳥屋さんではないので、自然と選択肢から外れることとなる。
500mmの場合もF4一択なのだが、比較的軽い(とはいえ3kg強あるのだが)ので、今回デモレンズを借りて評価することとした。
デモレンズの調達をお願いした翌日に「今週の週末でよろしいですか」とすごい勢いの回答があり、被写体を考えるまもなく評価せねばならなくなったのだが、いかんせん超望遠で狙える被写体をすぐ用意できそうになかった。まず小鳥は生態がわからないので撮影しきれない上に、撮影スポットをまったく知らない。四輪か二輪のレースでもないかと思ったが、今週の鈴鹿は特にレース物はなく門前払い。電車か飛行機かという選択肢が残り、電車はこれまた難しいので、気軽に行ける飛行場ということとなった。レンズは借りてみたが、いつものごとくレンズとカメラ本体のAFの調整具合のマッチング問題もあるので、ベストなパフォーマンスではないと思ってみる必要がある。
飛行場は仙台、千歳は理解しているのだが、中部国際空港(セントレア)は未知の領域で、一昨日に地図を見たら・・・人工島ですか。撮影スポットとしては屋上のラウンジしかないという結論で、行ってみることに。高速乗り継いでたどり着いたのだが、有料道路を通らないといけないのですか、不便な空港だ… ここの撮影スポットはおそらくスカイラウンジしかないと思われるのだが、転落防止用のロープが結構狭い間隔で張ってあり、今回のレンズのように口径が大きなレンズの場合は、必ず遮蔽物になってしまうので、それによる像の劣化があること、今日は晴れていたけど全体的に靄がかかっていたので、十項のものを写すほど画質的に厳しい状況であることを差し引いて考える必要がある。
前置きはこの辺で500mm F4を使ってみたのだが、ISレンズをほぼはじめて使ったが、超望遠領域で手ぶれによるファインダー像のブレがないことによる撮影のしやすさはかなりあると思われる。AFの速度などは300mm F2.8などと同じなので特に書く必要もないが、旧300mm F2.8と異なりフルタイムでAFはできる。(通電してないと動かない。)
感覚的にはモード2のISを有効にして一脚併用流し撮りをしてみたところ1/100までは今の感覚で特に問題なさそう。実際には1/50以下を使用したいので、500mmの場合では訓練が必要であろう。作例のように1/320とかであれば特に手ぶれなどの失敗することもなくさくさく写真が取れそうである。
500mm F4試写(1)
500mm F4試写(2)
500mm F4試写(3)
あと僕自身の問題として、300mmでは問題になっていなかった一脚の剛性の不足が500mm(135版換算画角650mm)では結構目に見えてくること、フードが大きいせいもあり吹き晒しの洋上の人工島にある空港の場合、風に煽られて手元が狂うことと言った予想してない問題点を見出すことができた。この点は購入するのであれば検討せねばならないところだろう・・・ (でも荷物がこれ以上重たくなってしまうと、写真を撮りきったところで体力を使い果たしてしまいそうである。)

2006年09月05日 火曜日

Donald E. Knuth / The Art of Computer Programming vol.1

最近数値計算物の論文を読んでいると、どうしてもTAOCPへのリファレンスが貼ってあるので必要に迫られて購入。言わずと知れた本なのだが、専門外の専門書を揃えていくとなるとそれなりに予算も必要と言うこともあり3年ほど寝かせてあった訳だが、やっぱり必要な本は買わないと駄目みたいです。(本当は本業に必要なMax Bornの「光学の原理」あたりを買わねばならないのだが・・・)
基礎概念の部分は前半の数学的な部分はきっちり読んで、MIXの部分は読み飛ばして良いかと思っている。前半部分はKnuth先生の「コンピュータの数学」でより細かく書いてあるので、実際の所ここだけで3年は遊べそうなのである。(すでに「コンピュータの数学」だけで1年ほど遊んでいる訳だが。)
情報構造の部分は線形リストにしても木にしても、特定のプログラミング言語における実装を通した使い方しか分かってないところがあるので、ここいらで基礎に立ち戻っても良いかもと思うのである。使い方が分かるのと裏のからくりが分かるというのはとてつもなく異なるレベルなので。もっと別な本でも良いはずなんだけど、この本にたどり着いてしまった以上、他の本を買う木にはもうならないだろう。

2006年09月04日 月曜日

Dave Thomas, Andy Hunt / プログラミングRuby 第2版 言語編

Rubyに関しては良い言語だとは思うのだが、最新の安定版に対する書籍のリファレンスマニュアルにあたるような本が無くて若干不便だなと思っていた。ピッケル本として知られている本書であるが、第1版はRuby 1.6を元にしていて若干内容が古くなっており、改版中と言う話を聞いていたので、買い控えておりずっと待っていた。この本だけでRubyの勉強ができるし、後々この本しか見なくなるであろうと言う点で買っておいて良い本だと思う。私の書棚のRuby関係の本もまつもとさんの本とこの本以外は整理しちゃって良いかなと思う。(さすがに手狭なので。)
オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby リファレンスマニュアルという便利な物があるではないかという人もいるだろうけれど、1画面でPCを使っているときはWindowが重なって見辛いこともあるし、付箋を貼ったり、メモを書き込み(僕はあまりしないが)ができたりという利点もあるので、それぞれ便利に使い分けていきたい物である。それにしても日本生まれの言語であるRubyであるが、日本語圏でこういう素晴らしい本が無いのはなぜだろう。市場性のなさか、優れたライターがいないからのか・・・