Diary

2006年04月02日 日曜日

向井 淳 / 入門Haskell - はじめて学ぶ関数型言語

Perl6-Pugsの登場以来(で正しいと思う)、純粋関数型言語のHaskellが熱いと言うことで、何か良い入門書はない物かと思っていたのだが、なんだか書店の棚を見ていると目にとまったので購入してみた。Haskellも入門書が出る時代になったということで、全く持って素晴らしい。
ただこの本はさらっと読んでみて、さらっとおしまいという感が強く、入門書として_何が何でもHaskell_という押しがないのは事実かも。なんだか説明がちっとも頭に入ってこない。熱意は感じるんだけど空回りしているかなと思うのである。あと入門書を読んでいつも思うのだけど、あとで説明するという言葉はのは書かない方がよいと思う。さらっと書いて知らんぷり(どうせそこでは本質的ではないのだから呪文としちゃうでも良い、たいてい書かなければ気が付かない)をして、あとで説明すればいいと思うのだが、「あとで説明する」と来るとイライラしてしまうのである。
とりあえずおもしろいので、ざくざく読んでいる。手も動かすべく処理系もインストールしたから、ぼちぼち手を付けてみよう。あと青木さんが「ふつうのHaskellプログラミング」を執筆中なので、こっちにも期待したいところ。

2006年04月01日 土曜日

桜撮影2006

毎年桜の撮影は、天候・休み・咲き具合がなかなかマッチせず、いつも悩ましいのであるが、今年は週末にほぼ満開、絶好の花見日和と言うこともあり、出かけない訳には行かなくなった。そんなわけで割と近くの桜の名所と言うことで、大宮公園まで出かけてみた。桜が綺麗な公園と聞いていたのであるが、人多すぎである。まぁ仕方ないか。
公園の混み具合はスナップ風に撮った写真を参考していただくとして、家族連れ、サークル・会社の仲間、カップルなどとみなさん楽しげに春を堪能しているようだ。今年の冬は本当に寒かったのもあって、こうやって桜を見ると春が来たなと思う訳だ。
その1その2その3その4その5その6
今年はそこそこ写真が撮れたかなと思う訳だが、なんだか別なところでかなり凹む事件があったのだが、更に凹むから日記には書くまい。

2006年03月30日 木曜日

送別会

今日はののさん主催のすぱさんの送別会でした。僕も関東からいなくなってしまうので、便乗して送別されることに。初めてお会いした人が半分くらい、いつもお世話になっているカメラマンさん、モデルさんが半分くらいと言うことで、みなさんありがとうございました。もう少し関東で撮影活動をしていきたかったのですが、お仕事の関係でかなわなくなってしまいました。まぁ関東には今後はちょくちょく(今の撮影頻度で)来られると思うので、そのときにはよろしくお願いします。送別会に読んでくださってありがとうございました。

2006年03月27日 月曜日

退職願提出

今勤めている会社を退社して、転職することになりました。今の会社の一緒に仕事をしている仲間には凄く恵まれたと思っているのであるが、より興味深い仕事、より良い処遇、よりよい報酬でスカウトされたと言うのが、今回の転職の経緯です。自分がどうしても必要と言う職場で仕事をした方が良いだろうという結論です。
そんな訳で退職願を書いて提出。うちの会社は妙なところだけ古風で、便箋に自筆で退職願を書けと言うことで、珍しく万年筆で書いてみた訳だ。どうせ文章のフォーマットも決まっているんだから、どうでもいいじゃんとか、形式ぶりあがってとか思うのは、僕がドライすぎるだけでしょうか? まぁ履歴書も自筆とか言う日本の文化が良く理解できないだけですけど。(ちなみに英文履歴書は正しいフォントを使えば、ワープロ書きでOK。というか、タイプライター文化なのでしょうな。)
慣れない肉筆で退職届を書いたら、退職日が確定し、なんと来月の15日と。いきなり残された時間がなくなってしまいました。仕事の引継は何とかなるとして、次の住居とか引越とか、どうすればいいのさ。何にも決まっておりません。

2006年03月15日 水曜日

Michael Moorcock / 永遠の戦士エルリック 1 「メルニボネの皇子」

今月から隔月で再刊されるとのことで、早速購入。高校生の時に読んだ本であるが、何度かの引っ越しとともに僕の書棚から失われていた本。(指輪の文庫も失われてますが・・・) ファンタジー読みとして必須のシリーズと言えば、筆頭格はトールキンの「指輪物語」であろうかと思うが、エピックな方面でなくヒロイックな方面では筋肉モリモリな主人公が登場する「コナン」シリーズとともに古典の座を獲得していると考えられる本シリーズであろう。(正確にはエターナル・チャンピオン(永遠の戦士)・シリーズって言うのか)
しばらく本屋で見かけないなと思っていたら、ずっと絶版になっていた模様。ファンタジー読みの必須本と思うのに今まで絶版状態であったことが_信じられない_。今回は翻訳者が井辻朱美さんに統一された。「メルニボネの皇子」だけ安田 均さんだったので、本書は訳が変わったと言うことになる。いままで未訳だった比較的新しいものも一気に翻訳されるので、期待はふくらむ。あと原作者のムアコックさんも気に入った旧シリーズのカヴァーの天野さんの絵から変わってしまったのが残念。天野さんのイラストはグインサーガの初期(20巻代前半)とエルリック・サーガが最も脂がのった仕事であったと思うだけに残念ではある。旧シリーズを古本で揃えておくか。
エルリックと言えば、最近のファンタジーだと某「鋼の・・・」に出てくる兄弟を連想する人も多そうだが、エルリックと言えば、魔剣ストームブリンガーと切っても切り離せないし、話のダークさはこちらの方が数段上だ。(何せ主だった登場人物の魂はストームブリンガーに吸い取られてしまうし、恋人も、挙げ句の果てに自分自身もストームブリンガーに殺されてしまう訳だし。)
今月からしばし忙しいので、時間を取りつつ読もう。

2006年03月14日 火曜日

ノンパラメトリック回帰の話の続き

竹澤さんのノンパラメトリック回帰の本は面白いなと思い、凄い勢いで読んでいるのですが、竹澤さんのメモを読んだら、こんな記事を発見。(263番目の記事。)
本を購入した後、Amazonだけではなく、池袋のジュンク堂にも在庫が豊富にありました。本の内容が分からないと買う気になれないという人は、池袋のジュンク堂にいってみましょう。印刷品質の件はちょっと厳しく書いてしまったかもと思うのですが、せっかくLaTeXで組版されているので勿体ないなと思う訳です。第3版で改善できるようであれば、第3版も買ってしまいそうなのでよろしくお願いしたいと思います。
最近のデータ解析では元の現象が良くわからないけれど、現象を予測する式が欲しい場合が非常に多く、平滑化スプラインをかなり便利に使わせていただいている。確かに「正しい式」よりは「descriptive equation」の方がわかりやすいですね。計算自身は最近はRで行っているので、Rの使い方の勉強にもなっている訳だけども、下巻のRオブジェクトへの変換というところも興味があるので、ここ最近のごたごたが片付いたら下巻を購入したいと思います。
せっかくご意見をいただける機会があるので、コメントやトラックバックをサポートしないとだめかな。(コメントSPAMとかトラックバックSPAMの処理がめんどくさいんですけど。) ちょっと検討しようと思います。

2006年03月07日 火曜日

ディズニーシーに遊びに行ってみる

昨日に引き続いて今日はディズニーシーに遊びに行ってみる。社会人になってから、こんな勢いで休みを取って遊びにいくのはひょっとして初めてかもしれない。
ディズニーシーは一度言ってみたいと思っていたところであるが、今日一日遊びに出かけてみて、ぶらぶら歩くのであれば僕はシーの方が良いと思うのである。対象年齢を高めに(というか大人が楽しめる施設だろう)作っているのはあると思うが、見回してみて疲れないと言うのはあると思う。ミュージカルはあまり好きではないのであるが、ミュージカルっぽいアトラクションがそれなりに楽しめたような気がする。できれば今度来るときは別の形で来たいものだが・・・
今日も至る所で写真を撮りまくりと言う状態であった。今日は天気も良く日中はかなり暖かかったので、待ち時間なども気にならず、程良い日光浴が楽しめたのではないかと思われる。(陽に焼けちゃいましたし。) そんな訳で撮影した写真を掲載しておく。夜のアトラクションの絵も1枚掲載してみるが、昨日の日記に書いたような条件で手持ちで撮影した物である。
その1その2その3その4その5その6その7
そんな訳で安塚君の結婚式に始まるバーゲンチケット攻勢の怒濤の4日間はおしまい。遊び疲れた上に散財しまくりました。しばらく静かに余生を過ごそうかと思います。

2006年03月06日 月曜日

ディズニーランドに遊びに行ってみる

昨日から実家から総出でディスニーリゾートにみなさん遊びに来ているという話なので、大阪からとんぼ返りして合流となった。今日と明日はディズニーリゾートで遊びまくりと言うことで。
この時期のディズニーランドはオフシーズンと言うこともあって、平日ということからも結構好いている物かと思っていた訳であるが、結構人はいると言う印象。(自分もその一人である訳だが。) ただところどころメンテが入っているところがあり、やっぱりオフシーズンなんですなあ。あと風と花粉が・・・ 春の屋外は結構辛いです。
掲載できる写真にいろいろ限界あるかもという感じですが、スナップ的に撮った物、ポートレートっぽく撮った物はええじゃろと言うことで、主に姪と甥の写真を掲載してみる。自然な視点で園内の写真を撮ってみた訳であるが、この外界からの隔絶感はやはりちゃんと思想を持って作り込まれているなと感心させられる。写真を撮ってもそんなに破綻しないですから。
その1その2その3その4その5その6その7その8
こうやって並べてみて、やっぱり子供の写真を撮るのはなかなか楽しい。自分自身が子供を持つことになったら親バカな写真を撮りまくるのだろうか? 姪・甥でこんな勢いだから考えるに恐ろしい物だ。いまのところそういう方向全くあてはないですけれど。(というか、自分が子供を持つというビジョンがまったく描けない。)
あとここには掲載しませんが、夜のアトラクションの撮影も試みてみました。EOS 5Dで撮影する場合はほぼISO800固定で絞りはF4(今回は開放ばかり)で1/80程度がコンスタントに撮影できる条件かと思われます。EOSユーザーで楽に撮りたい場合はEF 70−200mm F2.8L ISがあるとかなり撮影の自由度があがります。(この場合シャッター速度の関係でF4よりはF2.8の方がよい。また手ぶれ補正があるとかなり楽。あと一脚か。)

2006年03月04日 土曜日

安塚君の結婚式に参列

今日は大学の研究室の一つ下の後輩である安塚周磨君と綾子さんの結婚式に参列した。場所は大阪。
僕自身は物理の基礎研究と言う方向からはずいぶん前に決別してしまったのであるが、安塚君は卒業後も一貫して物性物理の道を追いかけ続けていて、僕あたりが選択することができなかった道を突き進んでいると言う点で、非常に厳しい立場なのかもと思いながらも、がんばって欲しいと思っている人でもある。
で、下に写真を掲載してみたが、安塚君を知る人であれば誰もが声を揃えて大声で言うであろうことは、_「いつの間にこんな綺麗な女性と巡り会って、いつの間に結婚することになったんかい!」_と言うところであろう。予想通り質問攻めに合っていた。披露宴の第一声が「ネット経由で」とか言っていたので質問攻めはヒートアップしたのであるが、まぁ他にも驚くべきところはいっぱいあった。意外すぎてなかなか楽しい。こういう出会いと縁があって、安塚君は苦労の分だけ幸せがやってきているなと安心したのである。まぁ相変わらずサマリはうまくないなとは思って安塚君らしいとは思ったけれども。(なんと経歴紹介で40分!)
今回の友人代表挨拶は、安塚君の積年のライバル(?)というか双方良い関係で競い合っている松本君。なかなか手際よいスピーチでした。余興は安塚君の同期菊地君と森田君。スライド楽しませてもらいました。あとうちの研究室出身の今回の他の参加者は木嶋さん、小林さん、小原君、僕と言う具合でした。まぁ事前にいろいろ準備できたので、うまくいったのかなと思う。
今回はキバって写真を撮らなくても良いと言うことだったので、軽くスナップ写真風にと思っていたら・・・結局手は抜けなかった。写しているうちに熱中してしまった。そのうちスナップ写真のところに上げて置くけれども、何枚かは掲載しておく。参加できなかった人は堪能していただきたい。それにしても幸せな顔の写真を撮るのはこちらも楽しいし、嬉しいものだ。次は誰だか分からないが、「先が詰まっていますから」とか言わずに、「おがわさん、結婚することにしたので式に参列してください」とか言って欲しい物だ。(M君やK君のことだ。) こっちの都合もあるのでご利用は計画的に願いたいところではあるけれど。
ともかく、末永くお幸せに。
安塚君結婚式 その1安塚君結婚式 その2安塚君結婚式 その3安塚君結婚式 その4安塚君結婚式 その5安塚君結婚式 その6安塚君結婚式 その7安塚君結婚式 その8

2006年03月02日 木曜日

京都日帰り出張

今日は京都まで日帰り出張。集合場所は京都駅なのは良いのだが、集合時刻が10:00と常軌を逸した設定。逆算すると6時前の電車に乗って東京駅まで2回乗り継いでたどり着き、7時半の新幹線で京都へ。打ち合わせなどを終えて最終的に帰ってきたのは0時過ぎ。長い一日だった。 (懐石な食事を食べたのでまぁ京都に来たという実感はあるのだけど、景色の記憶はほとんど無い。京都駅が凄く綺麗になっていると言うくらいか。) 観光でゆっくり行きたいところだなとつくづく思った。