2004年08月15日 日曜日
光を輝きを撮るときは…
光の輝きを強調して撮りたいときは_マイナス補正_をして撮ってみよう。今日夕日が綺麗だったのだが、日が沈んだあとぱっと空が明るくなったので何だろうと思ったら、それ以上に綺麗な夕焼け雲が見えたので、撮ってみました。まぁこういう写真を撮るときは空の明るさをきっちり残すと言うことで、マイナス補正というのが基本。(経験的にはマイナス1補正。) IXYデジタルしか手元に無かったので、少しノイジーですが… 送電線の鉄塔もこうすると結構風情がありますかね。
あと先月の写真ですが、RANさんと撮影に行った帰り道で雲の隙間から陽の光が差して綺麗だったので、こういう写真を撮る方法を教えたときの写真。これもマイナス補正。(1〜1.5EVマイナス補正すればOKでしょう。) こういうのは「天使の梯子」と言うそうです。(聖書でみ使いが降りてくるときとか、神の啓示があるようなシーンに出てきそうでしょ。)
さらに2001年8月24日の日記の2枚目の写真に示したような光る海を撮りたいときは、結構道具を選ぶけども、普通の一眼レフカメラならば、評価測光の時は-2〜-2.5EVくらいの大胆なマイナス補正、スポット測光が使えるのであれば、最も明るいところを測光して+2EVくらいになるように露出補正すればよい。(逆に暗いところを-3EVになるようにしてもOKのはずだけど、こっちは明るいところが飛んじゃうのでお勧めしない。) 基本的にはオートな露出でマイナス補正になるような写り方をする。
EOS D30 / EF 70-200mm F2.8L USM / 絞り優先AE F11 -2.0EV (1/250 sec) / WB: Daylight / ISO 100
あとこういう写真を撮ったあとの注意としては、必ずISO感度や露出補正の設定を元に戻す習慣を付けること。そうでないと次撮影したときに必ず変なことになってはまるので。