Photo

紫陽花と菖蒲

カメラ機材も入れ替わったので、またまた地道なデータ取りの日々が始まるのであるが、家の中での定常光源での露出データはおおむね取ったので、フィールドに出て行って撮影してみようという状態になった。(正式対応していないEc-Sスクリーンを使用することによる露出のずれをデフォルトのEc-CIIIスクリーン基準で取っておく必要があるため。どの絞り域でもおおむねEc-CIIIに対して+0.1~+0.3EV程度のずれのようだ。) 実写のデータが伴わないとどうも使い勝手が分からないので、いつものごとく「なばなの里」に出かけてみることになった。
Hydrangea-1.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE 絞り F5.6 +1.0EV補正 (シャッター速度 1/250秒) / ISO: 100 / WB: Daylight
なんの工夫もなく、日の丸構図で撮影してみる。花びらの縁取りが綺麗な色合いの紫陽花だった。花は小さかったのでF5.6程度でおおむね被写界深度には入っているようだ。縦位置で撮影した方が良かったかもと思うのだが、この写真は会社のデスクトップの壁紙用に撮影した物なので、横位置での撮影である。

EOS-1Ds MarkII First Light

先日キタムラに行くと中古棚に程度の良さそうなEOS-1Ds MarkIIが置いてあったので、価格を聞いてみたところ流通中古品の価格よりちょっと高かったのもあるが、EOS-1D MarkIIを売りに出して、導入することとなった。中古品なのでFirst Lightと言うのもおかしな表現ではあるが、我が家では初であるには違いないので、いつものFirst Light用の被写体を使うこととなった。(色が綺麗なのでこれをいつも使っている。) ただ毎回同じ状況で撮影できないのが悲しいのだが、まあ儀式的な物ととらえていただきたい。
1Ds2-FirstLight.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 100mm F2.8 Macro USM / 絞り優先AE F2.8 (シャッター速度 1/40 露出補正なし) / ISO: 100 / WB: Tungsten Lamp / 上方からタングステンランプを照射・デュフューザーで拡散

GW2008 まとめ

今年のゴールデンウィークはなんと11連休という超大型連休だったのだが、2日に会社に出る必要があったので、特に出かけることもなくじっくり休養とした。3月頭から4月末まで週に最低2回飲み会が続き、週末も動き回っていたこともあって、4月末にはちょっとばて気味になってしまった。そんなこともあって休養多めの休みという方針で臨んだのだが、結局いろいろやることがあった連休だった。ざっくりまとめると・・・

  • まあPCの世代交代(別記事参照)
  • いろいろ動かしているCGIのパッチ当て・バージョンアップ
  • 次のサーバ環境の準備
  • blog記事の書式の統一(今回を機に完全にXHTML1.0になるように変更。完全じゃないかもしれないが。)
  • 掃除(結構広範囲に、捨てられる物は可能な限り処分)
  • 資源ゴミ・素材ゴミの処分(12月からの分を分別していたのだが、結構いろいろと・・・)
  • 気晴らしに花の写真撮影
    と言うところか。
    flower-may_1
    EOS 5D / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE F3.5 (シャッター速度 1/250) -0.7EV / ISO: 100 / WB: Daylight

連休中の平日(変な言い方だが、カレンダー的に休みではなく僕が休みの日)に、国営 木曽三川公園まで写真撮影に出かけた。国営の公園と言えば、宮城在住時は国営 みちのく杜の湖畔公園、埼玉在住時は国営 昭和記念公園によく花の写真や花を交えたポートレート撮影によく利用したものだったが、三重に来てから凄く近くにあるこの公園を利用していなかった。まあ存在を知らなかっただけだが・・・
実際に出かけてみたところ、花の公園としての規模はそれほどでもなく、昭和記念公園あたりを連想して出かけると結構寂しい規模の公園ではある。もっともいろいろな敷地を勘案すると非常に広い公園ではある物の、僕が用事ある領域は結構狭い。宮城時代に良くポートレートの撮影に使った仙台港に隣接している公園とほぼ同じくらいの広さで、手入れはあの場所よりはされているという感じ。駐車・入場料とも無料なので、もしこちらでポートレートを再開するのであれば、気楽に利用できるかもしれない。
今回は100mm Macroの作例が欲しいなと思って、100mmと180mmマクロだけで出かけてみた。そういえば最近「前ボケ」を忘れているなと思ったので、ちょっと前ボケにこだわってみた。こうして撮ってみると100mmは適度に前ボケすることもあってAFしやすかったりする。逆に180mmだとぼけすぎて被写体のコントラストが無くなるせいか、AFは結構困難になる傾向だ。まあしばらく忘れていた前ボケにこだわっていこうと思う。
flower-may_2
EOS 5D / EF 100mm F2.8 Macro USM / 絞り優先AE F3.5 (シャッター速度 1/1000) ±0.0EV / ISO: 200 / WB: Daylight
flower-may_3
EOS 5D / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE F3.5 (シャッター速度 1/1600) ±0.0EV / ISO: 200 / WB: Daylight

過去の撮影機材の紹介

過去使用していた撮影機材の紹介と簡単な機材評をまとめておく。基本的にはこのページは追記していくだけの方針で書くこととする。
過去の手持ち機材はおおむねフィルム時代の物、昔使っていたボディがメインであるが、ボディの変遷と共に使用頻度が変わって、見切った物が多い。先を見据えた買い物はなかなかできないが、EOS 5D使用開始以来135フォーマットに完全に回帰したので、現状のボディに合わせた買い物をしていると確信している。まあこれとて幻想なのかもしれないが。過去の機材に思いをはせて、昔の描写を懐かしみつつ・・・ 今の写真をきちんと撮っていきたい。

現在の撮影機材の紹介

現在の撮影機材の紹介と簡単な機材評をまとめておく。
手持ちの道具の性能のレベルが格段に上がってしまったため、写真の出来をカメラのせいにできなくなったが、なんとか絵作りに生かしていきたいと思うので、がんがん使い込んでいきたい。

Body

EOS 5D MarkIII

EF Lens

最初に買ったカメラがCanonだったからEFマウント固定なのだが、諸般の理由があってたとえばFマウントには動けない。というのが従来のスタンスであったが、TS-E 17mm F4LとTS-E 24mm F3.5L II、MP-E 65mm F2.8 Macro PhotoといったCanonにしかないレンズを所有するという末期症状に到達したため、もはやEFマウントから離れることはあり得ない。いろいろ思うところはあって、かなり広角レンズを買い換えてきたが、ようやく落ち着いた感はある。もはやAFレンズは現行レンズの不満な点が直ったら買い換え、ほかはそのままという路線で行きたい。レンズ評は個人的な感想以外の何者でもないので、鵜呑みにしないこと。

中望遠・望遠マクロレンズ、撮影倍率と画角とフォーマットサイズ

ずっと以前にマクロレンズで適当な倍率に揃えたときの、焦点距離の差すなわち画角の差がどのように現れるかという質問があったので適当に撮影してみた。桜を適当に撮影したので、倍率に若干の誤差(まあ被写体は風で動く物ですから)はあるものの、ざっくりとした比較は可能かと思われる。絞りの効果も差を見るために絞りは揃えて撮影を行った。
本来このエントリーは1年前にアップできたエントリであるものの、しばらく忙しくて放置していたら桜の季節でなくなってしまい、引っ込めてしまった物であるが、桜のシーズンがやってきたのでまあ良いだろう。

2008年 花撮影開始

久しく更新できていませんでしたが・・・元気にやっています。
さて、日曜日は天気も良く桜も見ごろだったので、整備された花畑がある「なばなの里」に行ってきた。今回はもともと桜よりもチューリップメインということで、望遠マクロレンズ、望遠ズームを持って出かけた。
天気だった日曜日とうってかわって月曜日はは雨。今年の桜もあっという間におしまいと言う感じだが・・・ チューリップやパンジーはまだまだこれから。なばなの里はさすがに手が入っている施設だけあってチューリップも色とりどりでパンジーの色をうまく合わせた綺麗な花壇ではあるものの、いかんせん僕の好みから言うと人工的過ぎると思う。まあ綺麗なので見に行ってみるのも一興だろう。
sakura2008-1.jpg
EOS 5D / EF 50mm F1.2L + Extension Tube EF12 II / 絞り優先AE F1.2 +2/3EV (シャッター速度 1/8000) / ISO100 / WB: Daylight

コレオプシス

たまに花撮影に出かける公園はちゃんと整備されているだけあって、道ばたにも花壇が丁寧に作り込まれており、いつも花が咲いているのだが、ひっそりと小さく咲いている花を寄って撮影してみた。この花はキク科のコレオプシスというのだそうだ。小さい黄色の花がなんとも可憐な花である。
コレオプシス1
EOS 5D / EF 50mm F1.2L USM / 絞り優先AE 開放(F1.2 1/800) / ISO100 / WB: Daylight
コレオプシス2
EOS 5D / EF 50mm F1.2L USM / 絞り優先AE 開放(F1.2 1/400) / ISO100 / WB: Daylight
いつもながらEF 50mm F1.2Lでの撮影だが、最近このレンズにも大分慣れてきて、*絞り開放であれば*何とか使えるようになってきた。(この撮影距離だと絞った状態でピントを合わせきれる自身がない。) どちらも日没近くのに日陰での撮影であることも関係しているのか、枯れた花も入っていることも関係しているのか、こうしてみるとどっちの写真もなんとも寂しげな写真になってしまったなあ。

2つの夕景

最近はすっかり撮影に出かける精神的な余裕・時間が無くて、たまに休みの日の午後に自宅のベランダの窓の外を眺めて空模様がよいときの写真を撮影している。構図的には「もう秋の空だなあ・・・」という記事で掲載した写真とほぼ同じである。超広角レンズで空全体を写しているだけではあるが、空は毎日異なる顔を見せる。
撮影して1ヶ月くらい放置していたように思うが、先日の台風(10月27日)が通り過ぎた日とその翌日の写真である。
2007年10月27日のベランダからの夕景
EOS 5D / EF 16-35mm F2.8L II USM / 絞り優先AE 開放(F5.6 1/20) / ISO100 / WB: Daylight
2007年10月28日のベランダからの夕景
EOS 5D / EF 16-35mm F2.8L II USM / 絞り優先AE 開放(F5.6 1/6) / ISO100 / WB: Daylight
この2枚はほぼ同じ時刻の2日間の写真であるが、どちらも良い天気に恵まれた。2日目は雲一つ無く夕方の見事なグラデーションが美しかった。こういう休日は年に何度もないので非常に貴重なのだが、写真的なおもしろさとしては、初日の台風が抜けきった直後、雲が良い感じに広がっていた方が変化があっておもしろいように思う。

もう秋の空だなあ・・・

ここ1ヶ月忙しかったり、体調不良だったり、夜中星を見に出かけていたりと言う日々で、すっかり更新が途絶えてていた。もう生きてないかもと思った人もいるかもしれないが、うちのWebサーバは自宅の自前サーバなので、このページが見えると言うことは少なくともNTT西日本に使用量を払えていると言うことなので、それとなくひっそりと生きていると思ってください。
sky.jpg
EOS 5D / EF 16-35mm F2.8L II USM / 絞り優先AE 開放(F2.8 1/2000) / ISO100 / WB: Daylight
※ IEだと拡大表示したときに正しく表示できないようです。なぜだろう・・・