Unix

Perl 5.14.2とImageMagick/PerlMagickのアップデート

毎年年末年始に帰省しないせいか、いつも休みに入るとサーバー関係の更新作業を行っているのだが、今年は長らく懸案事項となっていたPerlのバージョンアップとImageMagick/PerlMagickのアップデートをやってみることにした。Perlのバージョンアップ自体はたいした作業ではないのでメモレベルなのだが、PerlMagickが異様に難しいので、バイナリパッケージをインストールって言う人は手を出しちゃいけません。
ImageMagick/PerlMagickは最後にうまくビルドできた6.4.1からバージョンを上げることができず、それでいながらMovableTypeでは必須。ということで、今回も懲りずに6.7.4-2にアップデートしてみてから、PerlMagickにトライすることにした。今回の作業をまとめると、いままでPerlMagickがインストールできなかったのは、どうもImageMagickやPerlMagickだけでなく、Perlのコンパイルオプションにも秘密が隠されていた。(おそらくamd64環境で問題になりそうで、x86だと問題ないと思う。) 我が家のOS環境はFreeBSD9.0RC3であるが、OS付属以外のユーザーランドはFreeBSD7環境なので、作業自体はFreeBSD7を導入しているマシンで行い、rsyncでバイナリを同期している。GCC周りで問題もあろうと思うので、いつかの段階でLLVM/Clangに乗り換える必要がありそう。CPANライブラリはMovableTypeが動かせるようにそろえるというこれまで通りの方針で進める。

FreeBSD7から9RC3への長い道のり

もともとこの日記の目的は備忘録であった。たまにこういうネタを書いていけばリハビリになるだろうなあ。
我が家のWebとメールとDNSのサーバはもうかれこれ7年ほどFreeBSDで、2004年から2008年のゴールデンウィークあたりまではFreeBSD5.X時代、2008年からつい最近までがFreeBSD7時代が半分くらいという感じで、ずっとメインバージョンを固定して必要最小限のマイナーバージョンのアップデートを繰り返してきたのであるが、ぼちぼちFreeBSD7時代もおしまい(正式な保守期限は今のところ2013年2月いっぱいまで)のようなので、一期に移行作業を行うことにして新時代を生きていこうと思ったわけである。今回はディスクのマウントに不安があるので、多少手の込んだ手順での移行となる。