2003年03月15日 土曜日

さらばEPSON

唐突であるが、今日_「さらば、EPSON」と相成った。EPSONさんとは僕がPCの世界に戻ってきた時からのつきあいであるから、おおよそ12年のつきあいか。
初めて自分で購入したプリンタはカラー熱転写プリンターのAP-1000であった。(ほとんどカラー印刷しなかったけど。) このプリンタの調子が今ひとつになったのが修士論文を書いている途中で、激しい利用にコストパフォーマンスの悪さとリボンの入手が困難になっていたという経済的要因と、もうガタが来たという機械的要因と、時を合わせて登場した初の写真画質インクジェットプリンタPM-700Cの存在もあって、勢いで更新となった訳だ。(修士論文が詰まっていたという話はあるし、写真を印刷したかったので。) 出力結果を見て当時のインクジェットプリンタの水準を遙かに超えた高画質に我ながら感動したことを今でもくっきり思い出すことが出来る。確かにエポックメーキングなプリンタだったし、見た日に大学生協に走って衝動的に購入したのである。
しばらくPM-700Cで満足がいっていたのであるが、経年変化してくるようで目詰まりが直せなくなったことと、銀塩で写真を撮るようになり、年賀状に鮮やかな写真印刷が出来たらいいなと思い立って2000年12月に購入したのが、PM-900Cである。PM-800Cが出た時には何の感動もなかったが、PM-900Cの印字サンプルを見た時にはPM-700Cの時に感じたような画質面での感動があった。なにせ暴論かもしれないが_本当に写真に見えたのだから。
さらにCDROMに印刷できるとなると、CDROMを作りまくっていた僕としては、ラベルシールに印刷しなくて良いと言うだけで購入意欲をくすぐられた。やっぱり衝動買いとなった。
これまたしばらくPM-900Cで満足していたのであるが、2年以上もたつとやはりガタが来るもので、最近は目詰まりを解決できなくなった。いろいろ試した訳であるが、やはりもうダメそう言う状態。(現状で完全にクリーニングしてもすごく赤っぽい絵に仕上がるし、筋が必ず出る。) 今のところインクはほぼ使い切っているので、現象を出すのにインクを全色購入し、ヘッドクリーニングを何度も行い、現象を抽出して修理依頼となりそうだ。ただインク代修理代を考慮して20000円程度、そこまでやってもある程度の回復しかしないというのは目に見えている。ならばもう一息お金を出して、新機種を買ってしまえ! という破壊的な結論に至る訳である。
まぁこういう背景があって、さらに最近Canon Pixus 950iの印字サンプル(写真紙とCDROM)を見て素晴らしいと思ったし、EOS-Digitalとの相互運用を前提とした提案をしているし、動作音は非常に静かだし、印刷はすごく速いし、EPSONのPM-970Cに比べるとコンパクトということで、今回でEPSONを見限ってCanonの軍門に下ることとなった。これで映像関連はテレビにつながるものはSony、PCにつながるものはCanonに統一されることとなった。
いろいろと印刷してみたが、今回は初期状態のヘッド位置印刷と目詰まり印刷の結果とPM-900Cと比較できるサンプルを印刷しておき、リファレンスとすることとした。(まぁ経年変化で色合いって変わるもんだけど。) CDROMの印刷に関しては、フロントローディングっていうこともありかなり便利。まぁメディアを決めて条件出しすればいい品質で印刷できると思う。
画質に関しては、以前はフィルムスキャンしたもので見ていたが、EOS D30の画像で印刷を試みてもなかなかいい感じ。全くといって不満はない。高画質で高解像度な画像ファイルをいっぱい持っていると、本当にプリンタの能力の向上がよく分かる。このプリンタでまた2年くらいつきあうことになるのかな?
ということで、EPSONよさようなら。もう会うこともないかもという状態である。

2003年03月14日 金曜日

一つの別れ

使い慣れた道具を一つ手放してしまいました。なぜ手放したかは追々分かると思う…

ああ、写真が撮りたいなぁ

最近沸々と写真が撮りたいです。寒い時期が続いてなかなか写真を撮れない日々(特に屋外・遠出を要する場合が多いので)が続いていましたが、そんなこともあって写真集や雑誌を眺めているとふと写真が猛烈に撮りたくなります。もう少しの我慢ですかね。(月末あたりから今年の活動を始めたいなぁ。)

2003年03月13日 木曜日

やっぱ調子はよくないなぁ

もう少し暖かくならないものかな。気候変動についていけていないようです。こんな柔な人間ではないはずだったのですが、精神的なものもあるのかなぁ。まぁのんびり行きましょう。

2003年03月12日 水曜日

今日は体調不良のためお休み

ここ最近の気候変動についていけないのと、正月からあまり休んでいない状況(最近は休んでいるが)が続いていて、体調がいまいちよろしくない。ということで、今日は午前半休とかではなくて1日休むことにした。昼まで眠って、特に何もせずのんびりな一日である。たまにこういう日があっていいはずだ。

zphoto使ってみた

高林さんが作っているzphotoはおもしろいなぁと思って眺めていたのですが、Debian Sidな環境で_apt-cache serach zphoto_をしたら、なんとあるじゃないということで、さくっとインストール。
zphotoは複数の写真から、ズーミングする写真集を自動生成するツール。デジカメ写真から Flash を用いた Webページを作成できる。早速使ってみたがなかなかいい感じ。昨年ありあさんと撮影に出かけた時の写真をアルバムにしてみた。
今後の写真に関しては、撮影データなどを載せずにこの方式でまとめようと思うのであるが、どのようなサイトマップにするかまだ決めかねている。(ディスクスペースの関係と昨年の今頃に考えていた整理もかねて、少なくともポートレートに関してはざっくり整理し直す予定。)

2003年03月11日 火曜日

よけいなことを書かねばならぬとは…

掲示板の投稿記事に何ともSPAMめいた書き込みがあったので削除した。大概の書き込みは残しているのですが、今回のは管理ポリシーにはずれるので。今回は、_「注意事項が書いていないので、書き込んでみました。」という話なのですが、「注意事項を書いてなければ、何でも書き込んでいいのですか?」_と問いつめたい心境になった。
ということで、やらねばならぬと思っていたWeb Forumのバージョンアップも同時に行った。今回のバージョンアップで嬉しいやら悲しいやら分からないが、注意事項のページへのリンクがサポートされているので、早速書くことにした。(なんともうちのポリシーに合わないHTMLだけども。)
つまらない注意事項は書きたくないので、_己の良心に従って_使ってくださると幸いです。

2003年03月10日 月曜日

exif-touch

1月3日にExifの話をしていたと思う。最近日記を巡回していなかったのだが、高林さんの日記をつらつら読んでいたら、exif-touchを発見、しかもちゃんとビッグエンディアンに対応してあって、rubyで書いてある。
Exifの解析をrubyでやろうかなぁと思って、読み解くのが大変面倒なperlのスクリプトを眺めつつ、適当にrubyスクリプトを書き始めていたんですがいたけど、バイナリファイルの処理は書くのが面倒くさいという問題は、あっさり解決。しかもrubyで書こうかなぁと思っていたところ、全部rubyで書いてある。まさに感謝なのである。
ということで、うちのページデザインに合わせて、写真からExif情報を元に撮影データ付きアルバムページの雛形を自動生成出来そうな予感はする。(いつになるか知らないが) まぁこの辺をスタートにすれば個人的には遊べるかなぁ。うーん、最近ますますrubyが楽しいのよねぇ。

2003年03月09日 日曜日

至って快適

Meadow 1.99a6に切り替えてみたが、なかなか快適である。フォント周りの設定がいまいちわかっていないが、font-setup.elを不完全に使って、なかなかいい感じになっている。カラーのXFaceが表示できるようになって、いろいろびっくりであるのだが、Meadow 1.xと体感速度がほぼ変わらないという状態なので、まぁ満足ではある。少しずつ~/.emacsをカスタマイズしていこう。

2003年03月08日 土曜日

Meadow 1.99 Alpha6に移行

僕はメール書きとWebページの編集にEmacsを使用しているが、メインに使っているWindowsの環境のみEmacs 20.7(Meadow 1.15)で、Linuxではずいぶん前にEmacs 21に移行してしまっていた。昨年後半からMeadowのEmacs21化が進められて実用的に使えるようになってきたので、そろそろ移行してダメ出ししようと思い立ち、移行に踏み切る。
まぁ特に問題ない模様。なかなか快適です。次はCygwin環境のEmacsの設定だな。

2003年03月07日 金曜日

容量いっぱい?

ま、まずい。ここの容量もいっぱいいっぱいになってしまったと思ったのであるが、画像ファイルの整理を行うことで半分以上空いた。Deeplinkだけでしか見えないページに、デジカメの未加工写真をおいていたので、引き上げることにした。 まぁそのうちうちのサーバを公開した時に見えるようにしておこう。(といっても、IPv6 Reachableでないと見えないのであるが…)

2003年03月06日 木曜日

「音楽は自分を映す鏡である」(H.ブロムシュテット)

今日、NHK BS-Hiの「マエストロの肖像」と言う番組を見ていたら、今回はブロムシュテットが出演していた。番組でブロムシュテットは「音楽は自分を映す鏡である」と言っていて感銘を受けたのであるが、立場を変えて音楽を聴く人間から見ても、「音楽は自分を映す鏡である」のではなかろうか? 聴く人間の感性もまた人生経験に依存するのではないかと思うからである。僕はキリスト教とではないので価値観は違うかも知れないが、バッハの「マタイ受難曲」や「ヨハネ受難曲」、モーツアルトの「レクイエム」を聞くことによって得られるものは確かにあるし、感動もする。宗教音楽でなくても、ブルックナーやマーラーの音楽にも聴いていて素晴らしいと思う。ただ学生時代に聴いた印象と社会人になってしばらく立って聴いた印象も同じ指揮者同じ演奏で結構違う風にとらえていることもままある。そういう感性は、自分の生きてきた道のりにある程度依存していると思ったのである。まぁ音楽に限らず、映画にしても、絵画にしても、写真にしても同様なのであるが…