重さに負けた・・・
先日の北海道への旅行では、後輩の結婚式と言うことで明るいレンズ(35mmと50mmと85mmと大口径超広角ズーム)を持って行った。撮影自体は今回はあまり気張って撮影と言うよりは結構パーティを楽しみながら撮影したので、特に過不足ない機材だった。ただ宿泊先から駅まで、駅から空港まで、空港から家まで、公共交通機関を乗り継ぎ、歩き回ると10kg程度になる荷物の運搬がしんどく感ずる。よく考えるとうちの機材というのは車での移動が前提となっているのである。
先日の北海道への旅行では、後輩の結婚式と言うことで明るいレンズ(35mmと50mmと85mmと大口径超広角ズーム)を持って行った。撮影自体は今回はあまり気張って撮影と言うよりは結構パーティを楽しみながら撮影したので、特に過不足ない機材だった。ただ宿泊先から駅まで、駅から空港まで、空港から家まで、公共交通機関を乗り継ぎ、歩き回ると10kg程度になる荷物の運搬がしんどく感ずる。よく考えるとうちの機材というのは車での移動が前提となっているのである。
先日ヨドバシカメラで、TAMRON SP AF 60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1 [Model G005]新発売というポスターを見かけた。実際のところEOSを使っていて標準マクロレンズには若干の不満があるので、特に何もせず等倍まで撮影可能で開放F値は2の明るい標準マクロレンズが発売、しかもマクロで定評のあるTAMRONさんから。全くマークもしてなかったレンズだけに、あったら即購入というところにまで期待がふくれあがった。
EFマウント版も在庫があると言うことで思わず買いかけたのだが、よく見るとこのレンズはデジタル用ですという但し書きが・・・
デジタル用とはなんぞやと一瞬考えたわけであるが、これはAPS-Cサイズの撮像素子を持っているデジカメ用かと思い至り、一瞬垣間見た天国への道はなく、天上から垂れてきた蜘蛛の糸がぷっつり切れるところを見たというわけである。
実際のところ、撮影倍率が1/2倍まではEF 50mm F2.5 Macroで十分良いし、ワーキングディスタンスの関係で滅多にないが、等倍までほしい時はライフサイズコンバータをつければ良いと言うこともあり、大きな不満ではない。ただライフサイズコンバータをよく家に忘れてしまうし、つけたときに無限遠撮影ができないので多少不便さはあるので、特に何もせずに無限遠から等倍撮影できたに超したことはないので、標準域のマクロレンズは常にチェックが入る。
今回はぬか喜びになってしまったが、どうしても不満だけ解決したければシグマの50mmマクロを選択すればよいと言うことになるし、MFで撮影倍率も1/2倍までで良いんだったらZeissのMakro Planar 50mmを待てということになるのだろう。であれば、キヤノンのマクロをそのまま使ってもあんまり変わらないかという妥当な結論に落ち着きそうである。(キヤノンにこのレンズをリニューアルするということをかれこれ5年以上期待しているのだが、出そうにもないので期待しても仕方ないという結論に落ち着いている。)
ここ数日、夏休みだったのと大学の研究室の後輩の結婚式が札幌で開催されると言うことで、実家に帰省していた。そんなわけで北海道らしい風景の写真を撮ろうということになったのであるが・・・ 今年の北海道の夏は異常に涼しく、天気が悪い。
E-P1 / M. Zuiko Digital 17mm F2.8 / Avモード 絞りF5.6 +0.7EV (シャッター速度 1/1600) / ISO200 / WB: 太陽光 / アートフィルタなし
どこの写真か?と問われると、これではさっぱりわからないだろう。という何ともしれない写真なのだが、1枚目を撮影した2分後に雲の中から羊蹄山が浮かび上がってきた。
E-P1 / M. Zuiko Digital 17mm F2.8 / Avモード 絞りF5.6 -0.3EV (シャッター速度 1/3200) / ISO200 / WB: 太陽光 / アートフィルタなし
羊蹄山が美しく見える場所は何ヶ所かあるが、今回はルスツリゾートから。ルスツ高原スキー場のゴンドラのうち、夏季期間中は羊蹄山が望める山へ上るゴンドラは稼働していたため、ちょっと頂上まで行ってみたら、こんな光景だったという訳である。冬にスキーで何度か来たことがあり、ここから毎度羊蹄山を眺めたものだったが、ここにスキーに来る楽しみの一つでああった。夏もこうしてみることができるようだ。今回は山の下ではよい天気だったので期待して上ってみたら、上の写真のごとく雲の中ということで羊蹄山は見えずがっくりしたのだが、雲の中から現れた羊蹄山は美しかった。
E-P1 / M. Zuiko Digital 17mm F2.8 / Avモード 絞りF8 +0.0EV (シャッター速度 1/1250) / ISO200 / WB: 太陽光 / アートフィルタなし
さらに2分後、また羊蹄山は雲の中に隠れてしまった。一瞬垣間見た幻のような景色であった。今回はE-P1と17mmだけだったのだが、できればこういう場合は画角をコントロールできる標準ズームを持って行った方がよいのであろうなあ。(EOSなシステムは重たいから、今回みたいな旅行には持って行くことが無理なのであるが・・・)
しばらく放置気味になっていて、さらに今週は後半旅に出るので、さらに放置という感じなのであるが、MTOSのアップデート時期が来ていたので、全体的にアップデート。MTOSを4.23から4.26にしようと思っていたところ、4.261というバージョンがでていたのでこれに変更。これまでの運用で大きな問題はなかった物の、問題がなきゃいいわけでもないのがこの世界なので、いろいろと微調整も行った。変更点は以下の通り。
ではなく、さらばIXY-Digitalの方が正確だった・・・・ でも下手したらやばいかもしれない。笑い話ではないようだ。
そんなわけで、普段メモ用にIXY-Digital 900ISを使っている。当初光学的手ぶれ補正レンズ(ISレンズ)の本家EFレンズを使っていながら、ISレンズを持っていなかった私にとって、なぜか初のIS搭載機になったのが、このIXY-Digital 900ISである。(その後F4ISズーム2本を購入することとなった。) このカメラは手ぶれ補正がついているので結構いろいろな場面で使い勝手がよいのだが、さすがに高解像度なコンパクトデジカメだけあって、暗い場所ではフラッシュなしの撮影ではどうしてもノイズが多く、フラッシュ必須となってしまう。そこで適当に持ち歩くカメラをどうするか悩んでいたわけだが、Sigma DP2とかそろそろモデルチェンジとかいう話が出ているGR-Digitalへの乗り換えを考えていた。でもどこで話を間違えたのか、なぜかこっちになってしまった。
IXYの時もそうだったが、こういう魅力ある製品になってしまったのである。さすがに操作性が違いすぎてこれからお勉強であるが、17mmパンケーキレンズ+ビューファインダーというのはなかなかかっこよい。実用的な道具としてのEOSとは違う方向で、こっちは趣味性に走れそうな気がする。さわって楽しいというのは得難いし、なんと言ってもこの軽さが持ち運ぶあらゆる敷居を低くしてくれる。やっぱり鞄に詰めてまっすぐ歩けない撮影システムはつらいものがあるということに今更気がつくのであるが、だとすると・・・これがメインになるのか? それはそれでまずいかも。
E-P1 / M. Zuiko Digital 17mm F2.8 / Pモード (絞りF2.8, シャッター速度 1/60) / ISO640 / WB: 蛍光灯 / アートフィルタなし
First Lightな1枚。毎度の被写体である。蛍光灯の光で撮影したことと適当にPモードで撮影したので結構な高感度設定になったが、良さそうである。ISO800までは常用で使って良いかなと思う。(詳細評価は必要だけど。)
オリンパスの今の現像ソフトではアートフィルタは後付でかけられるので、ちょっと遊んでみた・・・
まずはファンタジックフォーカス。ソフトフォーカスで彩度低め、コントラストも低めにするとこんな感じになるのだろうか? これは夜景とかに使ってみるとおもしろいかもしれない。
次がデイドリーム。これは・・・難しいフィルタかも。と思いつつも、どこかでこんな感じの色彩をみた記憶がある。いろいろ使ってみるとおもしろいかもしれない。
どちらも女性のポートレートで使ってみたいアートフィルタという感じがする。(宮崎あおいさんが写っているE-P1の広告ポスターはファンタジックフォーカスだと思うが、あれは良いな。) ただ現在ばたばた忙しいことと、そもそもモデルさんが身の回りにいないので、そういう写真が全然撮れないが・・・ そんなわけでモデルさんは常に募集中。
話がそれてしまったが、コンパクトデジカメの置き換えとしてはちょっと高いカメラだと思うものの、これはしばらく使っても飽きはこなさそう。しばらく遊んでみようと思う。
アレルギー検査で書いたが、どうもハウスダストに弱いということがわかったので、いろいろ掃除したり対策をすることにしたのだが、やはり空気清浄機の導入は必須であろうというアドヴァイスをいただいたので、早速導入してみた。
いったんは1日のうちもっともいる時間が長い寝室をメインにイオン発生器を購入。
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掃除機をかけて、布団乾燥機で布団を換装させて、さらに布団に掃除機をかけて、エアコンの送風口に付着していたカビを拭き取って除去し、現在イオン発生中。前回の対策でもくしゃみほぼ解消しているのだが、朝起きたときに目がしょぼしょぼして開きづらい状況はまだ解消していなかった。とりあえず2日試した感じでは調子はかなり良い。しばらくこれで様子見。晴れた休日になんとかエアコンの清掃を行いたい。
さらに居間周辺(LDK11畳+和室6畳)をエアコンの空気清浄機能でカバーしていたのだが、こちらには加湿空気清浄機を追加することにした。これもアドヴァイスに従って・・・
SHARP KIREION 加湿空気清浄機 高濃度7000プラズマクラスター技術 加湿17畳/空清30畳 ホワイト系 KC-W65-W
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を購入。来週末に搬入。しばらくは加湿運転しなくて良いが、ちょうど冬に加湿器もほしかったので、評判が良さそうなこれに決定。設置後に置き場と空気の通り方を考えねばならないが、エアコンと加湿空気清浄機とあと扇風機?ちがったサーキュレーターを導入すればおおむねカバーできるんじゃなかろうかと思う。まあ高気密住宅に住んでいるといろいろ考えるところがあるけれども、まあこんな投資で体調が良くなるなら全然安いのである。
天気はぱっとしなかったものの雨は降ってなかったので、ちょっとした用事もあったことだし、ちらっと新宿まで出かけてきた。むろんカメラとレンズは持参である。
EOS-1Ds MarkII / TS-E 24mm F3.5L II / 絞り優先AE F4 ±0EV (シャッター速度 1/60 sec 現像時にさらに+2/3補正) / ISO400 / WB: 白色蛍光灯 / Shift +7mm
レンズの整理候補というエントリでの検討を進めて、使用頻度の高いTS-E 24mm F3.5L IIを購入することとなった。最近のキヤノンの単焦点レンズの納期はかなり長いので、ありそうなときに買わないと買えないのである。(EF 24mm F1.4LIIはここ数ヶ月納期半年のままらしく、年内には手には入らなさそうという声を聞いている。)
そんなわけで、EF 50mm F1.4は某知人に安価に譲り、やたらレンズがダブりまくって混戦地帯な24mmレンズ群のうち、EF 24mm F1.4LとTS-E 24mm F3.5Lを整理することとなった。前者は新レンズと夜景を撮り比べて明らかに周辺画質の差を感じるので、手放すこととし、後者はダブるレンズなので手放すこととした。EF 24mm F1.4Lは購入したのが2003年11月2日だから、かれこれ6年くらい。メンテに出したときに若干の調整をしていただくまで、一時使わないレンズであったが、今まで使ってきたレンズでもっとも評価がころころ変わるレンズであったように思う。愛着のあるレンズであったが、泣く泣く手放すことにした。
TS-E 24mm F3.5LIIを発注した後に気がついたのであるが、フィルタ径が72mmから82mmに変更になっている。なんてことだ・・・ ついにうちのレンズにうもフィルタ径82mm時代が到来の模様である。うちは72mmが多く、PLフィルタは72mmと77mmを用意しているのだが、82mmも買い足さねばならないらしい。
そんなわけでざっくりTS-E 24mm F3.5LIIの写りであるが、今回は感度を上げて手持ちなのである程度差し引く必要があることと、昼間の撮影を行っていない状態なので話半分で聞いていただきたいが、EF 24mm F1.4LII、TS-E 24mm F3.5LIIでようやく満足がいく広角単焦点レンズをキヤノンが作ってくれたなと思うところである。
EOS-1Ds MarkII / TS-E 24mm F3.5L II / 絞り優先AE F4 ±0EV (シャッター速度 1/60 sec 現像時にさらに+2/3補正) / ISO400 / WB: 白色蛍光灯 / 逆Tilt
まあ逆ティルトで遊ばねばなるまいと思って適当に撮った写真。やはりこのレンズはティルト・シフトの効果の勉強に最適なレンズである。
年中鼻炎で鼻の調子はよろしくないが、先日ちょっと風邪気味で喉の調子が悪いときに家の掃除をしたら、かなり激しいくしゃみに見舞われた。時期だけに雑草とかそういう物の花粉のアレルギーかとびくびくしたのだが・・・
春先の杉花粉は数年前に関東に引っ越ししたときからのおつきあいだが、さすがに通年な雑草の花粉症をもらった日にはもう日本では生きていけなくなるので、どう生活していけばいいか考えるために、ちょっと費用はかかる物の耳鼻咽喉科でできるアレルギー検査を受けてみた。
結果は、杉花粉・ハウスダスト・ダニが中程度のアレルギー、カビがかなり軽度のアレルギーであった。これから察するに子供の頃から持っているアレルギー性鼻炎はどうもハウスダストとダニによる物、つまりどっちも同じ起源だったようだ。根治は難しいと思われる。
杉花粉も重度というわけではないので、杉花粉飛散時期の2週前くらいから薬による対応でOKそうで、体質改善だの減感治療だのといったところまではやらなくてよさそう。(後者はかなり長期治療を要するし・・・3年以上1カ所に住んでいない最近の動向を考えると、これは無理。)
ハウスダストとかダニとかは、要は掃除をしろと言うことか。とりあえず布団乾燥機で布団を派手に乾燥(ダニ処理モードを2回やってみた)させて、布団に掃除機かけてみた。しばしそれで様子見である。本来はそこでシーツとかをクリーニングにでも出して、取り替える前にダニ除去剤みたいな物敷き布団だのベットのマットに蒔いて様子見するべきだろう。あと部屋の密閉性が高いので換気をちょくちょくするとか、空気清浄機を買ってみるとかというところか。あとちょっと中長期的にどうするかは考えた方がよいと思っている。ただまあ今の状況だと2週に1回程度にしか掃除できないので、どうしたものか・・・
ハヤカワ・オンライン 早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション:新着ニュース
2009年5月26日、19時18分、栗本薫さん(別名義に中島梓)が、膵臓癌にてお亡くなりになりました。
享年56歳でした。
なんと言うべきだろうか。感慨を込めてグインサーガ最終巻「豹頭王の花嫁」の読後感想文を書く前に、その著者の訃報を知り、このエントリを書かねばならないのか。言葉にできない。
訃報に際し、ぱっと思い浮かんだタイトルがグインサーガの作中で作者にもっとも愛されたであろうアルド・ナリスの死を描いた87巻の「ヤーンの時の時」である。昨年より闘病中の執筆活動であったとは聞いていたし、もはやそんなに長くはないかもしれないとは思っていたが、56歳、あまりに早すぎる死である。残念でならない。