入梅前の最後の機会か?

5月の週末は特に天候に恵まれず何もできなかったという感じではあるが、今週末は土曜夜が何とか晴れたので、夜10時から職場の仲間3人で某所に天体観察・撮影に出かけることとなった。現地着は0時。各駐車場は走り屋(っていうのか)のみなさんが定常円旋回などに明け暮れているなかで、たまたま空いていた狭めの駐車場を使っての観測・撮影であった。夜駐車場で出くわす野生動物も十分怖いが、こういう環境もなかなか怖い物である。まあ場所は早めに確保すべきなのであろう・・・
20080531-2s.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 24mm F1.4L USM / マニュアル露出 絞りF2.0, シャッター速度 30秒 / ISO: 800 / WB: 白色蛍光灯 / Kenko ProソフトンA
EOS-1Ds MarkIIを早速実戦投入。天頂方向に広がる夏の天の川と夏の大三角。右側が北側にあたる。(適当に撮ったので正確ではない。) ソフトフィルターを用いたので、明るい星(この写真で言えば夏の大三角を構成するデネブ、ベガ、アルタイル)が目立つようになったかと思う。

EOS-1Ds MarkII First Light

先日キタムラに行くと中古棚に程度の良さそうなEOS-1Ds MarkIIが置いてあったので、価格を聞いてみたところ流通中古品の価格よりちょっと高かったのもあるが、EOS-1D MarkIIを売りに出して、導入することとなった。中古品なのでFirst Lightと言うのもおかしな表現ではあるが、我が家では初であるには違いないので、いつものFirst Light用の被写体を使うこととなった。(色が綺麗なのでこれをいつも使っている。) ただ毎回同じ状況で撮影できないのが悲しいのだが、まあ儀式的な物ととらえていただきたい。
1Ds2-FirstLight.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 100mm F2.8 Macro USM / 絞り優先AE F2.8 (シャッター速度 1/40 露出補正なし) / ISO: 100 / WB: Tungsten Lamp / 上方からタングステンランプを照射・デュフューザーで拡散

GW2008 まとめ

今年のゴールデンウィークはなんと11連休という超大型連休だったのだが、2日に会社に出る必要があったので、特に出かけることもなくじっくり休養とした。3月頭から4月末まで週に最低2回飲み会が続き、週末も動き回っていたこともあって、4月末にはちょっとばて気味になってしまった。そんなこともあって休養多めの休みという方針で臨んだのだが、結局いろいろやることがあった連休だった。ざっくりまとめると・・・

  • まあPCの世代交代(別記事参照)
  • いろいろ動かしているCGIのパッチ当て・バージョンアップ
  • 次のサーバ環境の準備
  • blog記事の書式の統一(今回を機に完全にXHTML1.0になるように変更。完全じゃないかもしれないが。)
  • 掃除(結構広範囲に、捨てられる物は可能な限り処分)
  • 資源ゴミ・素材ゴミの処分(12月からの分を分別していたのだが、結構いろいろと・・・)
  • 気晴らしに花の写真撮影
    と言うところか。
    flower-may_1
    EOS 5D / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE F3.5 (シャッター速度 1/250) -0.7EV / ISO: 100 / WB: Daylight

連休中の平日(変な言い方だが、カレンダー的に休みではなく僕が休みの日)に、国営 木曽三川公園まで写真撮影に出かけた。国営の公園と言えば、宮城在住時は国営 みちのく杜の湖畔公園、埼玉在住時は国営 昭和記念公園によく花の写真や花を交えたポートレート撮影によく利用したものだったが、三重に来てから凄く近くにあるこの公園を利用していなかった。まあ存在を知らなかっただけだが・・・
実際に出かけてみたところ、花の公園としての規模はそれほどでもなく、昭和記念公園あたりを連想して出かけると結構寂しい規模の公園ではある。もっともいろいろな敷地を勘案すると非常に広い公園ではある物の、僕が用事ある領域は結構狭い。宮城時代に良くポートレートの撮影に使った仙台港に隣接している公園とほぼ同じくらいの広さで、手入れはあの場所よりはされているという感じ。駐車・入場料とも無料なので、もしこちらでポートレートを再開するのであれば、気楽に利用できるかもしれない。
今回は100mm Macroの作例が欲しいなと思って、100mmと180mmマクロだけで出かけてみた。そういえば最近「前ボケ」を忘れているなと思ったので、ちょっと前ボケにこだわってみた。こうして撮ってみると100mmは適度に前ボケすることもあってAFしやすかったりする。逆に180mmだとぼけすぎて被写体のコントラストが無くなるせいか、AFは結構困難になる傾向だ。まあしばらく忘れていた前ボケにこだわっていこうと思う。
flower-may_2
EOS 5D / EF 100mm F2.8 Macro USM / 絞り優先AE F3.5 (シャッター速度 1/1000) ±0.0EV / ISO: 200 / WB: Daylight
flower-may_3
EOS 5D / EF 180mm F3.5L Macro USM / 絞り優先AE F3.5 (シャッター速度 1/1600) ±0.0EV / ISO: 200 / WB: Daylight

メインPCの世代交代とWindows Vista 64bit版

連休前に、最近メモリの値段を調べているとPC6400の2GBが2枚で10000円くらいとか、Core2Quadの価格改定で買いやすい価格になったとか、今使っているマザーボードのBIOSをバージョンアップすれば、Core2Quadが制限ありながらも使える(チップセットはIntel P965+ICH8なので)じゃないとか言う話に乗せられて、PCのハード構成を変える気になってしまったのが今回の話の始まりである。

過去の撮影機材の紹介

過去使用していた撮影機材の紹介と簡単な機材評をまとめておく。基本的にはこのページは追記していくだけの方針で書くこととする。
過去の手持ち機材はおおむねフィルム時代の物、昔使っていたボディがメインであるが、ボディの変遷と共に使用頻度が変わって、見切った物が多い。先を見据えた買い物はなかなかできないが、EOS 5D使用開始以来135フォーマットに完全に回帰したので、現状のボディに合わせた買い物をしていると確信している。まあこれとて幻想なのかもしれないが。過去の機材に思いをはせて、昔の描写を懐かしみつつ・・・ 今の写真をきちんと撮っていきたい。

現在の撮影機材の紹介

現在の撮影機材の紹介と簡単な機材評をまとめておく。
手持ちの道具の性能のレベルが格段に上がってしまったため、写真の出来をカメラのせいにできなくなったが、なんとか絵作りに生かしていきたいと思うので、がんがん使い込んでいきたい。

Body

EOS 5D MarkIII

EF Lens

最初に買ったカメラがCanonだったからEFマウント固定なのだが、諸般の理由があってたとえばFマウントには動けない。というのが従来のスタンスであったが、TS-E 17mm F4LとTS-E 24mm F3.5L II、MP-E 65mm F2.8 Macro PhotoといったCanonにしかないレンズを所有するという末期症状に到達したため、もはやEFマウントから離れることはあり得ない。いろいろ思うところはあって、かなり広角レンズを買い換えてきたが、ようやく落ち着いた感はある。もはやAFレンズは現行レンズの不満な点が直ったら買い換え、ほかはそのままという路線で行きたい。レンズ評は個人的な感想以外の何者でもないので、鵜呑みにしないこと。

中望遠・望遠マクロレンズ、撮影倍率と画角とフォーマットサイズ

ずっと以前にマクロレンズで適当な倍率に揃えたときの、焦点距離の差すなわち画角の差がどのように現れるかという質問があったので適当に撮影してみた。桜を適当に撮影したので、倍率に若干の誤差(まあ被写体は風で動く物ですから)はあるものの、ざっくりとした比較は可能かと思われる。絞りの効果も差を見るために絞りは揃えて撮影を行った。
本来このエントリーは1年前にアップできたエントリであるものの、しばらく忙しくて放置していたら桜の季節でなくなってしまい、引っ込めてしまった物であるが、桜のシーズンがやってきたのでまあ良いだろう。

2008年 花撮影開始

久しく更新できていませんでしたが・・・元気にやっています。
さて、日曜日は天気も良く桜も見ごろだったので、整備された花畑がある「なばなの里」に行ってきた。今回はもともと桜よりもチューリップメインということで、望遠マクロレンズ、望遠ズームを持って出かけた。
天気だった日曜日とうってかわって月曜日はは雨。今年の桜もあっという間におしまいと言う感じだが・・・ チューリップやパンジーはまだまだこれから。なばなの里はさすがに手が入っている施設だけあってチューリップも色とりどりでパンジーの色をうまく合わせた綺麗な花壇ではあるものの、いかんせん僕の好みから言うと人工的過ぎると思う。まあ綺麗なので見に行ってみるのも一興だろう。
sakura2008-1.jpg
EOS 5D / EF 50mm F1.2L + Extension Tube EF12 II / 絞り優先AE F1.2 +2/3EV (シャッター速度 1/8000) / ISO100 / WB: Daylight

2008年 あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!
ここを読んでくれているみなさん、昨年は大変お世話になりました。今年も変わることなくよろしくお願いします。
昨年はなかなか忙しかったこともあってほとんど四日市を出ることがなかったこともあり実際に人と会う機会に恵まれませんでしたが、今年はいろいろ身の回りの状況が改善してきているので、よりアクティブに物事にあたっていこうと思っています。(ここにいると油断しなくてもどんどんダメダメな方向に行ってしまう・・・ 本業はそこそこ充実しているのだけど、プライベートは本当に引きこもりです。)
あと数年前と異なり写真を撮る機会が激減(本当に撮っていません)してまして、だんだん感覚が鈍ってきているわけですが、今年は何とかしていきたいと思っています。ぼちぼち写真撮っていくかと思ったら、いろいろと手を取られちゃいまして身動きできるかなと思ったあたりで冬になってしまいました。本当に何とかしたいなあと思っています。ネイチャーな写真も良いのですが、ポートレートも撮りたいなあ・・・ (こりゃ完全にモデルさんになっていただける人がいない、どうすりゃ良いかさっぱりわからんという状況を何とかしないとどうにもなりませんな。)
とりあえずまだ出していませんが、今年の年賀状の写真です。凄く適当に撮影したこの写真が一番良く撮れていたかもと思うわけですが、この写真にしてもこの5分後には曇ってしまって撤収せざる得ない状況だったわけで、一期一会な写真であるとは思います。
milkyway-20070812.jpg
EOS 5D / EF 24mm F1.4L USM / 絞り F2.5 / シャッター速度 30秒 / ISO 400 / WBはPhotoshop CS3で補正

2007年12月の書棚

今月は忙しい月であることと、忘年会やらでいろいろ散財してしまう月でもあるので、購入する本は少な目にしようと思っていたのであるが・・・ 結局書籍代は昨月よりも大面になってしまうかもしれない。

Knuth先生のThe Art of Computer Programmingに関しては、基礎概念にあたる1巻目は2年ほど前に購入。今月はふと思い立って2巻目を購入。僕の用途だと2巻までしか要らないので、たぶん今回の購入で終了。まあ一生かけて読みますと言う代物である。最近blogを徘徊しているとなんだかいい加減な論拠でアルゴリズムが云々という人がやたら多いので、自分が必要とする範囲内で文献も紹介されているというか、権威的な本も必要であろうと思って購入したわけである。1巻目もそうであったが、“Numerical Recipes in C"のような純粋な数値計算の教科書(果たしてこの本がいいかどうかはともかく)とは異なりより基礎的であり、数値計算だけによっているわけではないというところが興味を引くのである。個人的には乱数、浮動小数点計算、算術計算に関するまとまった本が手元になかったこともあってなかなか重宝しそうである。
下記の「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」を見た影響もあるのであるが、栗林忠道の手紙に関する2冊購入。よく調べてあるというか、困難な時期にあって貴重な手紙が良く残されているなと感心したわけであるが、その内容が戦場からの手紙と思えないほどに日常生活と結びついていて、家族への愛情に溢れた手紙で、その跡の硫黄島の戦いの結果を知って読むとその手紙の一通一通が最後の便りとして書かれていると思うと困難な戦況の元で良く書かれたと思うのである。少なくとも栗林自身の手紙を集めた「『玉砕総指揮官』の絵手紙」は将来に渡って読み継がれるべき名著であろうと思う。(と言うこともあって、クリント・イーストウッドは映画化したのであろうが・・・)
今月購入分の小説はR.E.フィーストの「リフトウォーサーガ」の新刊「シルバーソーン」。まあ第1部の最終巻(旧版「セサノンの暗黒」)まで購入したら一気に読もう。あとグインサーガはどうするかなあ・・・ 今月で一区切りっぽいから正月一気読みでも良いかもしれない。(ということで、このリストは伸びるかもしれない。)
今月は久しぶりにゲーム購入の月になりそう。まずはMMORPGのFinal Fantasy XIの拡張ディスク「アルタナの神兵」。現状ではとりあえずジョブ(踊り子・学者)が増えましたということと、過去の世界が新エリアとして増えましたと言うところか、ミッションもクエスともほとんど実装されていないので、まだまだこれから。インストールはしたけれど、「アトルガンの秘宝」関連のミッションやらアサルト、「プロマシアの呪縛」のミッションとやることは多く、まだ手もつかないと言う感じ。(というか、今忙しくてアサルトくらいしかやってない。)
「ナイツ」がWiiで出るということで、ざっくりWii買っておいて正解だった!と言うわけである。全作はSEGA Saturnのゲームの中では秀作アクションゲームであったと思うため、今回も購入である。Wiiの妙なコントローラと合うとおもしろそうなのであるが・・・ まだプレイしてません。
今月購入分のDVDはクリント・イーストウッドの硫黄島二部作「父親達の星条旗」と「硫黄島からの手紙」である。ただ単に1枚1500円で販売されていたから購入してみた。どちらも良く描けていると思う反面、掘り下げが甘い。ただし近年の第二次世界大戦を題材にした戦争映画の中では異色の完成度の高さであろうと思う。「父親達の星条旗」の方は論点がピンとしなかったこともあって僕には評価が難しく保留しておくが、「硫黄島からの手紙」は
なぜ日本人にこのような映画が撮れなかったのだろう
とでも言う出来で、従来の日本の戦争映画に描き切れていないがものがあるが、これをクリント・イーストウッドが撮れていると言うことに愕然とするのである。ただ(どちらの映画もそうであるが、)戦場ではもっと凄惨で目を背けたくなるようなシーンしかなかったはずであるが恐ろしくドライな出来であること、嵐の二ノ宮は好演しているがその存在があまりに現代的すぎてリアリティに欠けること、渡辺謙はいつもながら安定した演技ではある物の、手紙を朗読する声がDVD版では非常に聴き取りづらい(BD版はちゃんと聴きとれるらしい)ことが挙げられるだろうか。結局購入した物のDVDは売却することとし、「硫黄島からの手紙」はBD版を購入しなおすこととしたい。
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