みなとみらい

みなとみらい散策 (03/15/2015)

Blogを新システムに切り替えて、仕事に追われたり、体調不良になってしまったりと、気がついたら桜の時期も終わり・・・ とえらく時が経ってしまった。何もしていないわけではなく、今年中盤のメインカメラ機材切り替えの準備と称して、何かと機材だけ増減している。理由だけ付いて、ただ単に買い物したいだけではあるのだが・・・
先月の撮影分より、まだ寒い時期だったことと、新レンズの試し切りと言うことで、1本だけ持ってみなとみらいに出かけてみた。レンズは・・・妙なパースを見ればなんであるかは分かるであろう。広角端の絵は頭の中で整理するのが非常に困難な絵になっていて、α7Rで使っているVoigtlander Ultra Wide Heliar 12mm F5.6 Asphで撮影した物と似たような絵になるのだが、絞り開放から画面の隅々まできっちりかっちり写る印象です。超超広角な奇妙な絵をお楽しみいただきたい。
はじめてこのレンズを使用した感想としては… とにかく頭の中で絵を整理できないこと、顔を動かさずに視界に入るほぼすべての物が写りそうな感じであること、画角を生かせる被写体を探すのに精一杯で他のレンズを使う余裕が消し飛ぶこと、ただ広いところをとってもつまらない絵にしかならないこと等々、とにかくこのレンズは使いこなしが難しい。一つ確かに言える物は、その場で目に入ってくる物はほぼ何でも写るので、広くてそれでいて閉じている大きな建物の内部を写し込むことに関してはかなりいけるのではないか? それに似たものとして星空もかなりダイナミックな絵になるのではないかと思われる。10年を見越して活用していきたい。
minatomirai_20150315_1.jpg
EOS 5D MarkIII / EF 11-24mm F4L USM / 絞り開放, 1/640 / ISO100
minatomirai_20150315_2.jpg
EOS 5D MarkIII / EF 11-24mm F4L USM / F8, 1/125 / ISO100
minatomirai_20150315_3.jpg
EOS 5D MarkIII / EF 11-24mm F4L USM / F5.6, 1/60 / ISO100

夕景 - 大桟橋

ここ数日天気が良いのと、空気も澄んできたので、夕景の写真を撮りに懲りずに大桟橋まで出かけてみた。一度みなとみらいの背景に富士山を入れてみたかったので。で、とってみたのがこれである。
oosanbashi_20091220_normal.jpg
EOS 5D MarkII / EF 50mm F1.2L / 絞り優先AE F8 -0.7EV (シャッター速度 1.3sec) / ISO400 / WB 白色蛍光灯

狙い通り富士山が背景に入ったものの、残念なことにクレーンに重なってしまった。多少位置を変えても直せるようなものでもないので、これで良しとする。大桟橋での富士山とみなとみらいの方角的な位置関係がよくわかったのはいいのだが、もう少し富士山を高層ビル群に寄せるには、やはり大黒埠頭あたりまで出かける必要があるということか。横浜ベイブリッジをとるためにも一度いかねばならないか。
あと久しぶりにパノラマっぽく合成してみた。水準器を家に忘れて来てしまったので、これまた水平がとれてない残念な写真になってしまった。Photoshopで多少修正したが、修正前よりは観られるものになったものの、いまいちな結果かも知れない。久しぶりに写真を撮るといろんなものを家に忘れてきてしまうのが悩みどころである。撮影に行く習慣を復活させないとならんと痛感した次第である。
oosanbashi_20091220_panorama.jpg
EOS 5D MarkII / EF 50mm F1.2L / マニュアル露出 F8 1/125sec / ISO100 / WB 太陽光 / 7枚撮影しパノラマ合成

新港パーク

ようやく散歩がてら写真を撮りに出かけてもぐったりするような季節ではなくなったので、この週末はちょっとカメラと三脚担いで散歩に出かけた。今回は新港パークから。なかなか潮風がきつい・・・
minatomirai_20090905_nopano.jpg
EOS 5D MarkII / TS-E 24mmm F3.5L / マニュアル露出 F8 シャッター速度 1/5 sec) / ISO400 / WB: 太陽光

こっちの方まで歩いてきたのは初めてであるが、まあ日が暮れる時間帯の散歩はなかなか風も気持ちよく、散歩するのも悪くはないと思うのである。(いや手ぶらだったらいいと思うが・・・ カメラ+レンズ3本+三脚だと結構な苦行だろう。)
今回はすべて新しい機材を持ち出してみたので、まあ試し打ちと言うことになろうか。5D2になってから、ライブビューが使えるようになったので、なかなか悩ましかった広角レンズでのピント合わせの苦労から解放された。こういう風景の場合、24mmくらいだとMFレンズだと無限遠にあわせて撮影すればいいかと言う結構お気楽撮影をしていたのだが、MFレンズなのにAFレンズのように無限遠が簡単にでなくなってしまったので、悩ましかったのだが、これもそれもすべて解決である。三脚は欠かせないので、もっと軽い三脚を購入したいところ。(乗せることを想定する機材も一気に軽くなったので軽くできるはず。)
このあたらしい24mmだが・・・おおよそ欠点らしい物を発見できない素晴らしいレンズと言うべきか。強いて言えば円形絞りになった影響でF8位だと絞り足りないみたいで、光芒が美しくない。このへんはF11かF16まで絞ってみて考えてみることにする。(絞りすぎて回折ボケが気になるという人はいるだろうが、どうせこういうBlogに載っけるような写真の場合、縮小してしか使わないので、気にしないことにしている。)
minatomirai_20090905_pano.jpg
EOS 5D MarkII / TS-E 24mmm F3.5L / マニュアル露出 F8 シャッター速度 1/10 sec) / ISO100 / WB: 太陽光 / パノラマ合成
縦位置で6枚水平方向に撮影。Photoshop CS4のPhotomergeにてパノラマ合成してみた。この位置からだと縦位置でシフトをめいっぱいしても画角が足りないようだ。ということで普通に広角レンズとして使用。17mmの垂直方向と24mmの水平方向の画角はほぼ同じくらい(正確には前者が70.5度、後者が74度)なので、こういう絵も17mmだと横位置でシフトをちょっとするだけで撮影可能なのかと考えると17mmのシフトレンズの絵は恐ろしい。(さすがに水平方向はこれでおおむね180度くらいあるから、1枚では撮影できないとは思うが。)
TSE24_35_2_F8_shift.jpg
EOS 5D MarkII / TS-E 24mmm F3.5L / マニュアル露出 F8 シャッター速度 2.5 sec) / ISO400 / WB: 太陽光
新港パークから汽車道を通って桜木町まで散歩。屋形船多すぎ。それにしても休日にくるとやはり光が足りなくて何となく寂しい。(と言っても、休日以外になかなかこれないのだが。)