EOS 10D

2003年05月25日 日曜日

今日はkumanekoさんを撮影

今日は2002年11月17日の撮影に続いて、kumanekoさんと2回目の撮影に出かけました。今回は前回と全く同じ場所で季節が秋の紅葉から春(初夏)の新緑に変わったところで、写真を撮りに行ってみましょうと言うことで、那須高原まで出かけてきました。
秋の紅葉が綺麗なところは新緑も綺麗と言うことで新緑が眩しいくらいなのですが、秋と違って草に覆われて入れないところが多く全く同じ写真を撮ることはできなかったのですが、撮れないなりに新緑を生かした綺麗な写真を撮れたかと思います。
写真を撮っていていつも思うのですが、kumanekoさんは本当に可愛い方で、笑顔も凄く自然で、素敵だなぁと思うのです。撮影をしながら話をしていても楽しいですし。こういう感じに写真を撮れると僕も日頃の精神的な疲れが癒されるようで、久しぶりに楽しいひとときでした。しばらく彼女を撮り続けたいと思っているので、梅雨明けに、真夏の写真を一緒に撮りにでかけられる機会を作りたいと思っています。
今回反省点をあげるとすれば、写真を見ると那須で撮影した写真になってないんですよね。(涙) 確かに秋と同じ場所なんですが、それが分かるのは僕とkumanekoさんだけという… 今度はどこか建物を使った撮影ができるといいなぁと思っています。(こっちの方が難しいけども。)
日が暮れたあともいろいろとチャレンジしてみたので、今回はあまり見かけない雰囲気の写真が撮れたような気がします。ずいぶん遅くまでつきあわせちゃいました。どうもありがとうなのです。またご一緒しましょう。
kumanekoさん その1kumanekoさん その2kumanekoさん その3kumanekoさん その4kumanekoさん その5kumanekoさん その6kumanekoさん その7
あと今回の写真から日記に掲載する写真も撮影データを掲載しないことにしました。(めんどくさいのと僕自身はどう撮ったか覚えてますので。) 今回はEOS 10DとEOS-3(RAPを使用)を持っていきましたが、途中からすべて10Dで撮影しています。ここに載せた写真はEOS 10Dを使ったのですが、ほぼ満足行く仕上がりかなと思います。(まぁポジはポジで良いんですけど、フィルムスキャナーが壊れちゃったので、ポジで撮った写真は僕とkumanekoさんしかみれないかなぁ。)

2003年05月03日 土曜日

研究室のOB会

今日は以前より予定していた仙台近郊にすんでいる研究室のOB会で名取のサッポロビール園でジンギスカンを堪能。ここは結構近くて北海道で食べるジンギスカンとほぼ同じようなおいしさでなかなか満足なお店です。参加したのは白根さん、山本さん、森江君夫妻、松本君、僕の6人。松本君にははるばるつくばよりの参加でご苦労さまでした。
久しぶりにかつての仲間と会って話ができるというのは楽しいものです。話題は近況から始まって、家庭をお持ちの方々は、家やマンションを購入する話で盛り上がっていましたが、僕らもそういうことを考える年齢になったのよねとしみじみ思いました。また次にやるのは1年後くらいかな。

2003年04月25日 金曜日

歯医者さん

今日は歯医者に行く日なので、休日にもかかわらず早起きをして歯医者に行く。待ち時間は長いのだが、治療は親切でテクニックも素晴らしいと思うので、待ち時間も苦にならない。

うーむ、カメラバッグを買い換えたいのだが…

デジタル対応の一環としてカメラバッグの買い換えを考えている。今使っているバッグは軽量機材の場合は、Donke F2で、そこそこの機材が運べて、満足をしている。昨年の8月10日の日記に書いたような機材の組み合わせだとこのバックは少々小さいかなと思うが使いやすいバッグであると思う。(持ち運びの時にじゃまにならないし、痛くないし。ただフードを入れるのがちょっと厳しい。) ただノートパソコンを持ち運ばないとならない撮影にはちょっと能力不足なので、撮影機材のみの運搬にしか使えないかと思う。
D30を使っていたときはノートパソコンの運搬まで考えなくて良かったが、10Dに乗り換えて以来、データの格納先としてノートパソコンを持ち歩いた方が良いと考えており、どうしたものか悩んでいる。うちには大きなカメラバッグもあるのだが、いかんせんノートパソコンとEF 70-200mm F2.8Lの収まりが悪く、車のトランクへの収まりも悪い。(うちの車のトランクはやや特殊かも知れないが、ツーシーターの車にしては恐ろしく実用的です。) カメラバッグと三脚をトランクにに入れると助手席に乗る人の荷物の収納はかなり厳しくなってしまう。
そういう事情でEOS 10Dを購入した日にカメラバッグの発注を行ってました。発注したのはLowepro Stealth Reporter 650 AW(日本語版カタログはこちら)である。
このバッグはたしかに巨大だと思うけど、最も気に入りそうなのは、その実用的なデザインにあって、例えばレンズを付けたカメラを中央に突っ込んでおき、イザというときに蓋の中央ファスナーを開いて即撮影といったスタイルを想定して作られているという点が一番であろうか。(これができるバッグは他にはないと思う。まぁ機材を鞄をぶら下げたまま取り出しやすそうなバッグはArtisan & Artist ACAM-11000とかf.64のバッグとかかなぁと思っているのだが、f.64はデザインが変わってしまったなぁ。)まぁ他には、うちの機材を運搬するにはこの程度の容量が必要だろうし(EF 70-200mm F2.8Lをカメラに付けたまま収納できるのは素晴らしい)、 _カメラバッグに見えない_デザインは秀逸だと思うし、デジタルユーザーを意識してノートパソコンを入れられるスペースが確保されているし、素晴らしいと思うわけだ。
お値段もまぁいい感じではあるのが、船便なので_納期が1ヶ月程度_かかりますとのことで、待っていたのだが、今日になって_荷物の中に入ってなかったので6月上旬までお待ちください_とのこと。さんざん待たせておいて、そりゃ無いだろう。あまりにあきれてしまったので、代理店の方にクレームを出してみた。こういうクレームに懲りないのが代理点な訳だが、毎日納期が云々というお仕事をしている関係で、こういう態度には心底腹が立つというものである。真面目にアメリカのサイトで買った方が早いのかなぁ…

2003年04月24日 木曜日

デジカメに眠っている画像が最近多いなぁ。

デジカメになって以来困っていることなのであるが、_撮ったままの状態になって省みられていない画像_があまりに多い。うちの今の状況で1.5GB程度、1600個ほどのファイルが未処理で残されている。PCで画像を見るのはそれなりに時間がかかるので、おっくうになりなかなか見なくなるという話なのだが、なんのためにデジタル化しているのか分からなくなってくる。
まぁ僕の場合PCが非力(うちのPCは1999年冬に購入したMobile Pentium3 450MHz)なせいか、350万画素のEOS D30の画像ですら、500枚を越える処理はかなり厳しい。まして600万画素機のEOS 10Dの画像処理をどうしたものかと考えてしまう。そういう状況なので、やっぱりPCはそろそろ買い換えの時期に来ている気がするのだが、買い換えるお金はないしどうしたものか悩んでいる。
これを機会に_Photoshopが使えるBSD_であるPower Mac G4も良いなぁと思うのだが、いかんせんお値段が高すぎる。(欲しい構成で30万円を超えるのは厳しい。) 買うならDual G4になっちゃうので、やっぱり手が出ないなぁ。MaxOS9までは食指も延びませんでしたが、MacOSXは非常に良いなぁと思ってはいるので、やっぱほしい一品ではある。
ま、現実的にはWindowsが動くデスクトップPCになるんだろうか? 費用対効果を考えてもこっちが安いし。(こっちは欲しい構成で20万円程度か…Nanaoあたりの液晶ディスプレイ付きで買わないとならないので。)
IXY-Digitalの中に眠っていた先週撮影した写真を掲載してみる。まだ春の風景という感じではないが、久しぶりに撮影した夕日の写真である。ちょっと絵画っぽい感じかな。光を取り込むような写真を撮ってみたいなぁと思うのである。(ちょっともやもやもやという風に見えなくはないけど、MonetのImpression: soleil levantは好きな絵なので、この絵を見た影響って言うのは有るものよね。僕に絵心はないけれど。)
「印象」風?

2003年04月19日 土曜日

昨日に続き花撮影

今日は、D30の嫁ぎ先である河田氏にD30の使い方を教えるのもあって花撮影に出かけてみた。僕自身のEOS 10Dのレベルアップもしておきたいというのもあって、撮影に出かけたのであるが、あいにくの曇り。途中から雨が降ってきたので、早期撤退となった。結果は以下の写真のごとし。
今回は2枚目のチューリップが巧く絵作りできたかなぁと思う。だいぶん考えて撮ったが今回の撮影した写真ではかなりお気に入りである。計算通り写真が撮れるとかなり嬉しいのである。
桜
EOS 10D / EF 100mm F2.8 Macro (絞り優先AE 絞り F2.8 部分測光 シャッター速度 1/180 +1.0EV) / WB: cloudy / ISO 100
チューリップ
EOS 10D / EF 70-200mm F2.8L (絞り優先AE 絞り F2.8 部分測光 シャッター速度 1/350 +1/2EV) / WB: cloudy / ISO 100
チューリップ・クローズアップ
EOS 10D / EF 100mm F2.8 Macro (絞り優先AE 絞り F2.8 部分測光 シャッター速度 1/90 +1/2EV) / WB: cloudy / ISO 100
双子
EOS 10D / EF 100mm F2.8 Macro (絞り優先AE 絞り F2.8 部分測光 シャッター速度 1/90 +1/2EV) / WB: cloudy / ISO 100
オオイヌノフグリ
EOS 10D / EF 100mm F2.8 Macro (絞り優先AE 絞り F4.0 部分測光 シャッター速度 1/30 ±0EV) / WB: cloudy / ISO 100

2003年04月18日 金曜日

今年の花写真。撮影開始です!

今年もいよいよ撮影シーズン突入ということで、今年の花写真第一弾です。今日はお休みだったのですが、起きたのが夕方というていたらくなので、近間の大衡村 昭和万葉の森にて撮影した写真を公開です。ここはやっぱり夏の山百合が名物ですかね。(空いていて撮りやすい公園なんだけども。)
まだまだこれから出番です。
EOS 10D / EF 100mm F2.8 Macro (絞り優先AE 絞り F2.8 評価測光 シャッター速度 1/125 ±1.0EV) / WB: daylight / ISO 100 / 場所: 大衡村 昭和万葉の森
片栗
EOS 10D / EF 70-200mm F2.8 Macro (絞り優先AE 絞り F2.8 評価測光 シャッター速度 1/60 ±0.5EV) / WB: daylight / ISO 100 / 場所: 大衡村 昭和万葉の森
蒲公英
EOS 10D / EF 100mm F2.8 Macro (絞り優先AE 絞り F5.6 評価測光 シャッター速度 1/30 ±0.5EV) / WB: daylight / ISO 100 / 場所: 大衡村 昭和万葉の森
桃色の世界
EOS 10D / EF 100mm F2.8 Macro (絞り優先AE 絞り F4.0 評価測光 シャッター速度 1/125 ±0.5EV) / WB: daylight / ISO 100 / 場所: 大衡村 昭和万葉の森

2003年04月12日 土曜日

案の定 調子悪い

あまり飲んでいないにもかかわらず、やっぱり調子悪く。1日中寝てました。ずいぶんもったいない一日だった。

栗本 薫 / グイン・サーガ 89 「夢魔の王子」

おとついに読了しているのだが、紹介を忘れていた。内容はとりあえず話が少し進んだというだけの話で特記事項はないと思う。次巻あたりからおもしろくなってくるかな。

富士フイルムの新製品

富士フイルムのProvia100F以外のポジフィルムがついに代替わりのようだ。(プレスリリース) 以前Provia100がProvia100Fに変わったときは、粒状感はかなり改善したけど、シャドウ部の階調がずいぶん失われたなと思ったもので、結局自分なりの露出補正データをとって、Provia100Fを使うようになったものだった。(その後やっぱりあまり使わなくなったが…)
今回の代替わりは歓迎する気分もあるのであるが、どちらも現在のメインのフィルム(花写真はVelvia、ポートレートはASTIA)なので、ある意味大打撃である。メインのフィルムをProvia100から変更したときは、Velviaには派手な発色にやみつきになったし、ASTIAは肌色の色が自然であることと階調のなめらかさが気に入って変更したのであるが、同時に代替わりするとは思わなかった。
ということで、銀塩を続けるならまたテストを行って使いこなしていくしかないのかな。(僕はフィルムのカタログスペックは信用してなくて、使って写してみて考えるタイプなんで。) あまりにめんどくさいので、このまま銀塩をやめてしまうというのも良いかも知れない。(EOS 10Dの使いこなしも考えないとならないわけだから、ノウハウを積み直すものが多すぎやしないかと思うわけだ。今の環境はメインの寒剤が3つ同時に変わるのと同義なのだから。)
銀塩をやめてもいつか戻ってくる気はする。それがレンジファインダーで戻ってくるか、中版で戻ってくるか分からない。気分的にはコンパクトで描写が素晴らしいレンジファインダーの方が好みかなぁと思っていたりして、当座の欲しいレンズのためにEOS-3とお別れするかなぁと思っていたりする。

2003年04月07日 月曜日

機材を多少整理して…

今日も近頃の物欲ネタか。写真の話題です。最近沸々と使用頻度が低い機材を多少整理して、もっと別に使いたいレンズでも買おうかと画策中である。ずっと135mmか200mmくらいの望遠単焦点レンズが欲しかったのであるが、メイン機材がEOS 10Dになってしまった関係で、あまり欲しくなくなってしまった。まぁ画角が狭くなる関係で望遠レンズにお得な状況になってしまったからというのはあるだろう。(だって50mmが80mm相当。85mmが136mm相当になるのであれば、望遠レンズはいらないだろう。)
ということで、沸々と明るい広角単焦点レンズが欲しいのであるが、キヤノンは望遠に異常に強く、広角にそれほど強くないメーカーだと思うので、いかんせん贅沢な選択となる。超音波モーターでないと_絶対いやだ_という条件を付けちゃうと、本当に選択肢が無くなる。
今のところ資金源が存在しない(EOS-3手放しても良いなぁとか考えてみる)ので、妄想ばかりなのであるが、候補は以下のような感じ。
EF 24mm F1.4L USM
やや広角な絵を撮りたいなぁと思ったので、銀塩で38mm相当になる24mmがよいかなぁと思って選択枝にあげてみる。背景は柔らかくぼかしつつ、でもどこにいるのか分かる写真を撮るには良い選択か? F1.4という明るさは2絞りしぼってもF2.8という超絶な明るさだし、実際の写した写真を見ても素晴らしい絵でよいなぁと思う。最短撮影距離は25cm。クレイジーなレンズの一本だけあって、_このレンズでしかとれない絵は確かにある_と思う。それだけでも買う価値はあるレンズ。16-35mm F2.8あたりは使っているユーザーが多いけど、このレンズは確かにいない。でも中古じゃないと買えないやい!
EF 16-35mm F2.8L
現在使用しているEF 17-35mm F2.8Lまで処分して購入しても良いかという代替え案。絵は確かに良くなっていて、デジタル対応を行っている節は十分にある。超広角レンズ(10Dで使ったら_ただの広角〜標準ズーム_になってしまうが)は、_寄れてなんぼ_の世界なのに、EF 17-35mm F2.8Lは42cmまでしか寄れない。でもこのレンズは28cmまで寄れるわけだから、確かに世界は変わりそう。どっちかというと花の写真を撮るために欲しいレンズではある。でも持っている人が多いのよね。そこがちょっとなぁと思わないわけではないところ。
いずれにせよ同程度の出費が必要であるが、撮りたいイメージはあるし… 人が持っていないものを使うっていうのも良いかも知れないと言うことで、クレイジーなレンズに転びそうな勢いである。(TS-E 24mm F2.8Lも良いなぁ。何を撮るという問題はあるけど。)全くこれもキヤノンさんが、EF Lens Work III - The Eye of EOS -をくれるからだ。(いつまでもキヤノンにのせられ続けているなぁ。)

2003年04月03日 木曜日

EOS 10DのAF性能

最近ちまたでEOS 10DのAF性能に関して疑問を呈している声があるので、我が家のEOS 10Dで試してみようと言うことで、昨日実験をしてみました。AFに非常に有利なようにコントラストのあるモノトーンな画像と言うことで、昔学生時代に愛読していた論文を壁に貼って撮影をしてみました。
カメラは三脚にセットして、真ん中のセンサでAFを行う。ケーブルレリーズを探すのがめんどくさかったので、ミラーアップ+セルフタイマーで撮影。AFセンサはAFセンサの枠の外側まで感度を持っているものなので、被写体を像面(CCD面)に平行になるように配置した。これは何に対してAFをしているのか、わかりやすくするためである。ミラーアップ+セルフタイマーと言う条件は、低速シャッターの時にミラーが動くときの衝撃でぶれるミラーショックを考慮したくないのと、レリーズぶれを考慮したくないためです。三脚に載せていることで当然手ぶれは考慮しなくてよい。
今回評価に使ったレンズは、最近の常用レンズであるEF 50mm F1.4である。狭い部屋ではこのくらいのレンズでないと、AFのテストができない。
被写界深度(Depth of Field, 物体側でピントが合っているように見える範囲)データとつきあわせやすいように撮影距離を選んでやる必要があるが、50mmの評価は50cm、85mmの評価では1mとしました。これらのレンズの最短撮影距離付近になるように設置し評価しました。この絵を見て、50mmで撮影距離 0.5mならば、被写界深度はベストフォーカス位置から、絞り開放なら±1mm以下、F5.6で±2mmです。)F5.6の深度データとつきあわせるとAF精度はいずれのレンズでも、おおよそ1mm程度の精度と考えられます。従って今回の評価では、このレンズと10Dの組み合わせではAFの精度の問題はなさそうです。

2003年04月02日 水曜日

歯医者、医療費負担増…

なんだか奥歯の方が疼くので、やばいと思っては医者に行ってみる。まぁすべての原因は_親知らず_のせいなのだが、まだ虫歯にはなっておらず、歯茎が炎症を起こしていた模様。抗生物質と鎮痛剤をもらって帰ってきたのだが、これで3000円なんだそうだ。先週行ってたら2000円じゃないですか。医療費の負担増というのも考え物だねぇ。

Canon / EF Lens Work III - The Eye of EOS -

EOS 10Dのキャンペーンの付録でいただく。2500円もする本だから、ただでもらえてとても嬉しい。キヤノンさんどうもありがとう! Lens Work IIからの変化は、各焦点域で明るい方のレンズ(35mmだったらEF 35mm F1.4L)での作例が、すべてついている。お高いレンズがいくらでも欲しくなる困った本である。
光学用語の解説も結構親切なので、写真を撮るにしても、別なところ(僕の本業か…)でも役に立つこと請け合いなのである。いきなり本業のほうで「コマ収差とか非点収差ってどんなの?」と聞かれたときにもこの本で説明できますね。個人的にはMTFの眺め方が何となくわかって嬉しかったのであるが…
内容をよく見ると、欲しくて指をくわえていたレンズであるEF 200mm F1.8Lが消えているんですが、カタログ落ちしてしまったのかなぁ。EF 50mm F1.0L、EF 85mm F1.2Lと並んでキヤノンらしい_明るさにこだわった_(明るさに狂っている)レンズなのに。描写も50mmや85mmと比べても、恐ろしく素晴らしいレンズなのになぁ。(キヤノンの名レンズといえば、 EF 300mm F2.8Lだと思うが、これと比べると魅力が薄れてしまう気がするのは気のせいかなぁ。200mmといえば常用域の長さなんですけどね。)