Equipment

2005年03月04日 金曜日

朝起きて目を疑う。3月に入って梅も咲いて、もう春よのうと思ったら、今日は雪だった。積雪量は数cmってところですか。今日は外の歩きが多いところに出勤して、そのあと八重洲方面に外出だったので、うーむ困ったなあという状況だったのだけども、昼過ぎには行きもほとんどなくなっちゃいました。

ゲルギエフ / チャイコフスキー 交響曲第5番

先月チャイコフスキーの交響曲第4番の演奏を聴きに行って、そういえば5番ってどんな曲だっけという疑問がふつふつと湧き上がっていたのだが、さすがに我慢できなくなったので、帰り道にCDを買って帰ることにした。チャイコフスキーの後期交響曲といえばカラヤンかなあと思ったのであるが、いまさらカラヤンっていうのもなあとか、新しいデジタル録音のものがええかなとか、昔の人ではなく今の演奏家の録音を積極的に聴こうという風に思って、最近切れた演奏のCDで僕の気を引いているゲルギエフのCDを購入してみた。このCDは98年ザルツブルグ音楽祭のライブ録音。
リンク先のAmazonのエディターレビューでも書かれているように、ウィーンフィルをして、限界まで音を出させるのかという勢いを感じる録音で、こういうタイプの録音を買ったのはひょっとしたらアバド/LSOのボレロ以来かもしれない。

2005年03月02日 水曜日

Todo

なんだか忘れそうなのでTodo。

  • EF 100mm F2.8 Macro用三脚座アダプタの調査(180mmマクロと三脚座は共用だから、アダプタだけしかいらん。)
  • 視度補正レンズ +1.5 (ファインダー倍率アップのテスト。最近は-1.25位で使っているから、-3に1.5足せば調整しろはあるだろう。)
  • カメラとレンズのAF調整(週末に予定, 納期は2週位を見込む)
  • カメラの縦位置と横位置のストローク調整(今のままじゃあある意味使いにくい。)

2005年03月01日 火曜日

EF 180mm F3.5L Macro USM

先日から騒いでいる望遠マクロ購入熱であるが、ここ数日中野の某カメラ店に中古の美品があると言うことで、見に行かねばと思っていたのである。今日の昼頃に在庫を確認したら… EF 180mm F3.5L Macro USMは確かにあるのだが、その1列下に今となっては幻になってしまった_EF 200mm F1.8L USM_があるじゃないですか… これは早速見に行かねばと言うことで、定時上がりで中野まで繰り出すこととなった。残念ながら200mm F1.8は速攻で売れてしまったとのことでガックリしてしまったが、当初の目標のレンズはまだ在庫があったため見てみることとした。
レンズを見たところ前のオーナーが使った形跡がほとんど無くほぼ新品同様品。レンズの中も見てみたけど特にゴミなどはなく非常によい状態であった。絞りやAF駆動などもまるで問題なしという理想的な状態であった。フード以外の付属品が失われているので、若干安めの価格設定がなされており、先日検討したSigma APO Macro 180mm F3.5 EX IF HSM からもう一声という値段だったため、購入することとした。昨年と今年の僕への誕生プレゼントと言うことにしました。(誕生日に何か買おうと思ってためている積み立ての満期は7月だけど、買おうと思っているものは今しかないんだもの…)特に望遠マクロは必要な人が持っていて、使いこなせないとか言う状態ではない限り、所有している人が手放すことがないレンズであり、数もそんなに出ているわけではないため、中古で新品同様品に出会うのは非常に珍しい。なかなか美味しい買い物であったと言えよう。
このレンズよく見ると第1面が凹レンズで始まり、最後の面が平面なんだな。ちょっと変わっている。EOS-1D MarkIIに付けた外観はこんな感じ。ちょっとピンぼけ。(IXYでだいぶん寄っているので。)
EOS-1D MarkII + EF 180mm F3.5L Macro
気になる実写性能だが、あまり得意ではないぶつ撮りをしてみた。EF 100mmの絞り開放との比較写真を載せてみる。ますはEF 100mm F2.8 Macroにおける撮影倍率0.33倍(撮影距離49cm)で絞り開放(F=2.8, T=3.8)の写真はこんな感じ。
EF 100mm F2.8 Macro
EOS 1D MarkII / EF 100mm F2.8 Macro USM (絞り優先AE 絞り:F2.8, シャッター速度 1/160 / WB: Lamp / ISO 100
同一撮影距離(49cm)でEF 180mm F3.5L Macroの写真。撮影倍率はほぼ等倍となる。絞り開放で最短撮影距離付近と言うことで非常に被写界深度が浅いが、AFに使ったポイント(画面中央のRoadsterのロゴ付近)に対してピントは来ている。ただしこの場所はガラス面の下なのでコントラストは若干甘め。
EF 180mm F3.5L Macro
EOS 1D MarkII / EF 180mm F3.5 Macro USM (絞り優先AE 絞り:F3.5, シャッター速度 1/160 / WB: Lamp / ISO 100
最初のEF 100mmと同じ撮影倍率になるような距離で撮影を行った写真が下の写真。撮影距離は84cm。ワーキングディスタンスは思った以上に取れる。場面によってこの距離が欲しいことはよくあるので、重宝しそうだ。
EF 180mm F3.5L Macro
EOS 1D MarkII / EF 180mm F3.5 Macro USM (絞り優先AE 絞り:F3.5, シャッター速度 1/125 / WB: Lamp / ISO 100
3枚とも露出合ってないじゃないかと言うつっこみや、絵の雰囲気が違うって言うようなつっこみはしないでください。多分180mmマクロの方はスポットで測っている露出が違うので、ちゃんとそろえないと駄目かな。ちょっと失敗。あとレンズを下に向けて撮影している関係もあって、撮影距離が変わると絵の感じも変わってしまう。いつか作例をまじめに作る際にまた考えよう。
そんなわけで、「えーん、買っちゃったよう。」と言う某氏のような意見をはいて今日の日記はおしまいである。

2005年02月26日 土曜日

今日は撮影会

今日はスパイラルさん主催の撮影会でした。テーマは写真を見れば分かるというコスプレ撮影会でした。いやぁ僕は嫌いじゃないので、非常に楽しくて良いです。さすがに心の準備をしていったのだけど、スタジオの入り口にたった瞬間に別世界でした。だいぶんびっくりしました。
実際の写真ですが、ここのページは会社の人も見に来るので、見えないように公開します。白い壁というのが何とも悩ましいスタジオでしたが雰囲気良い写真が撮れたのかなと思います。
月宮うさぎさんセーラーマーキュリーシホさんめぐみさん
写真をまんべんなく撮ると言う目標は今回も達成できず。だいぶん良いところまでいったと思うんだけど。打ち上げの飲み会ではだいぶん深い話題に花が咲いてしまったけども、全体的に楽しい撮影会でした。

2005年02月25日 金曜日

Nano Tech 2005

今日は週明けの予定からちょっと変更して、勉強のためNano Tech 2005に行って来た。ぶらぶら歩いているとSemiconのような商業色が非常に強い世界とは異なり、いろいろな研究機関の出展も多く、商業的な分野からアカデミックな世界まで幅広い分野から集まってきた展覧会という印象。
今回は事前に勉強が足りなかったので、どこを楽しむべきか、どこに興味を持つべきか悩ましいところがあったが、多少の知識をつけていけば、いろんなことが見えてきそうな展覧会ではある。次回はもうちょっと攻め方を考えて行って来よう。
あと今日は初めて平日に東京ビックサイトに行ったのであるが、アニメのポスターがいっぱい貼ってある通りをスーツを着込んだビジネスマンや研究者が歩いているシュールな風景を満喫することができた。たいていの人はこれはなんだ?と言う風に思っていたに違いないのだ。

2005年02月23日 水曜日

赤城 耕一 / 使うM型ライカ

よい子は見てはいけない世界。最近デジタル一眼レフで、かっちり写るレンズでばかり撮影(今年は1回しかしてないが)していると、銀塩の手間ともどかしさが妙に懐かしい。そんなわけで以前から目を付けているのは、レンジファインダーと645もしくは66の中版。前者は特に広角域がレトロフォーカスじゃなくて、対称型のレンズばかりなので、作例を見ていてもちょいと一眼レフの世界とは違う。後者は大きなフォーマットであることからくるある程度の絵の緻密さに惹かれている。
ということで、クラッシックカメラの過去の記事をまとめたムックを購入。主にMマウントレンズの作例の参考。作例を見てお値段のことは一切考えてはならない。たとえばWebなら、Noctilux 50mmの作例を見ると結構やばい。あとここの別のページに一眼レフのレンズだけどもLeica Summilux-Rの作例があるのだけど。こういう風に街中の風景を切り取れると写真も面白いなと思うのである。

2005年02月21日 月曜日

E.E.スミス / グレー・レンズマン

レンズマンシリーズの2巻目。電車の中で読むべく早速購入。1巻は結構な勢いであっという間に読破してしまった。2巻目以降は若干ながら時間がかかりそうな感じ。(今週以降電車移動が短くなりそうなので。)

2005年02月20日 日曜日

写真を編集…

昨日から今日にかけて写真を編集しまくってみました。(っていっても、選んで定型処理しているだけ。現像処理が必要なものはやっちゃったので。今日は整理だけ。) ようやく12月撮影分まで手が出ました… あと残りわずかなので、がんばらねば…

奇跡の年から100年

言われて気が付いたんですが、今年は「奇跡の年」から100年なんですね。上のリンクは岩波の「科学」の巻頭言から、和達先生の記事。奇跡の年ってなんだろうと言う話だけども、Albert Einsteinの主要な業績のうち、「光量子説にもとづく光電効果の理論」「ブラウン運動の理論」「特殊相対性理論」の論文を発表した年で、ほぼ物理学の全域に関係している基礎的な発見で、ちょうど100年前の1905年の話だ。物理を勉強しているとどの分野でもEinsteinの名前を聞くわけだけども、その理由は1905年にほぼすべて凝縮しているというわけだ。
物理の分野にはもう一つ奇跡的な年(1925年でいいのかな)があるのだが、こちらは多数の才能が量子力学を形作った年で、量子力学という分野でみれば奇跡的な年ではあるけれども、1905年のようなすべてにわたるような年ではない。確かに1905年とは違って、優秀な若い才能が花開いた輝かしい1年ではあるのだけど。
奇跡の年から100年、我々人類は何を得て何をなしたのかを考えるには、良い機会の年なのかもしれない。
ちなみに奇跡の年から100年を記念して、今年は世界物理年だそうです。

2005年02月19日 土曜日

今年の予定とレンズ購入についての考察

まぁいろいろ身の回りは騒がしいのだが、写真のことは写真のことで考える必要があるので、今日キタムラさんでいろいろ考察してきた。今年の課題はまとめると2つ。

  1. ワーキングディスタンスを撮った望遠マクロ撮影
  2. Rally Japan 2005
    どっちも降ってわいた課題だが、よく考えてみると実用的な範囲での望遠レンズが足りないという話なんですね。多少考えねばなりません。そこで無い知恵と無い資金を元に若干考えました。(取材費も取っておかんとならんのよ。)

望遠マクロ編

望遠マクロは撮影の幅を広がるために購入しておきたい。(ここを逃すとないかも。) そこで候補は以下の機種になります。

2005年02月15日 火曜日

E.E.スミス / 銀河パトロール隊

スペース・オペラ黎明期の傑作「レンズマン」シリーズの言わずとしれた1冊目である。レンズマンの新訳が出ているのはずいぶん前に確認していたのだが、いつ読み出そうかなぁと悩んでいたのを思い出したので、購入してみた。(さすがに旧訳を読んでいた世代じゃないので、初読です。)
ゆっくり読み始めたのだが、宇宙海賊とか銀河パトロール隊とかいった今となってはレトロを感じる言葉やSF概念に古さを感じるのではあるが、SFってなんだろうね。Sence of Wonderなんだよねえ。のめり込むように読み始めたというわけだ。新鮮な驚きとアイディアに満ちあふれている小説だと思う。これが60年前に書かれた小説なのか、それともスペースオペラについてはこれを越えている物が無いと言う結論になるかもしれない。