Equipment

2004年06月11日 金曜日

今日は飲み会

今日は職場に配属になった新入社員のみなさんと、前回の歓迎会から今回の歓迎会までに中途採用された方々(僕も含まれる)の歓迎会でした。ほとんどのみなさんが初めて見る顔だったが、こんなに人がいたんですね…

EOS-1D Mark II登場

5月30日の妙なものというのは、分かっている人には分かっていると思うけども、EOS-1D Mark IIである。
レース写真とポートレートにはまり始めた時にあまりのランニングコスト増の前に、銀塩を取るかデジタルを取るかで、ずいぶん悩んだ末に導入したEOS D30の購入が2001年8月24日、愛用してきたD30を知人のK氏に嫁に出して、EOS 10Dに切り替えたのは、2003年3月21日だから、D30を約1年半、10Dを約1年3ヶ月使ってきたことになるだろうか。だんだん交換周期が早まってきた感じがする。
EOS D30からのレンズ交換できる一眼レフデジタルカメラは、コストパフォーマンスがよく、使いやすい機材だと思うのであるが、使い込んでくるに従いそれなりに不満があることは否定できない。EOS 10Dの場合は、僕個人として絵的な不満はあまりないのであるが、スポット測光が無いとか露出が安定しないとか_やけに露出関係の不満が多い。_ あと強いて言えばシチュエーションによっては色合いが写真より絵っぽい写真になる気はする。まぁこういう事柄はEOS-1D MarkIIを買えば全て解決する話であるので、ここ数年の_自分への褒美_と_これからの働くモチベーションを引き上げる_ために、購入しても良かろうと言うことになった。昨日示した機材は全て売却し購入資金に充てた。(だいたい半分くらいになったかな。)
まぁ道具の性能のレベルが格段に上がってしまったため、写真の出来をカメラの性にできなくなったが、次元の違いをなんとか絵作りに生かしていきたいと思うので、がんがん使い込んでいこう。
充電中でまだ撮影もしてないので何とも言えないが、気に入った点は_付属品としては、マニュアルが持ち歩いてじゃまじゃない大きさになったこと_(10Dのマニュアルのちょうど半分、ストロボ類と同じ)、
触った質感はざらりとしていてしっくり来ること、ファインダーやミラーはでかくてファインダー像は見やすくなったこと(相変わらずスクリーンはだめだけであるが)あたりだろうか。ストラップは幅が広めのものがついていたけど、結局EOS-3で使っていたジェントルストラップを移植。(サンニッパのレンズストラップなどと同じデザインだ。)

2004年06月10日 木曜日

機材の整理

銀塩写真を辞めるということで、これからはデジタル一本で生きていくつもりになったので、今日は愛着のある機材の整理に励む。週末に全て処分してしまうつもり。気がつくと結構な量の機材を買い込んでいました。今回リストラされる機材は以下の通り。

  • EOS-3
  • EOS 10D
  • Date Back DB-E2
  • Focucing Screen Ec
  • Battery Grip BG-ED3
    レンズだけ残して、撮影機材が全くなくなるじゃんと言う心配はあるかもしれないが、まぁアレを選択しちゃったので、もう突き進むだけです。カメラは買えるが、レンズが欲しい。たとえば、このあたりとか。こういうのを買っちゃったら撮影分野と行動が変わっちゃうな。というか、がんがんレース写真を撮りに行かないと元が取れない…

2004年06月08日 火曜日

栗本 薫 / グイン・サーガ 95 「ドールの子」

本屋で見かけたので、即購入。今回前巻の唐突な結末から一転して、クリスタルの情勢、サイロンの情勢、ゴーラの情勢を俯瞰した内容。「風のゆくえ」と似たような構成かな。グインを絡めて全く次どうしますよ栗本先生という感じですが、次巻はパロのリンダ女王・ヴァレリウス宰相とケイロニアのハゾス宰相とのグインと親しい人たちのやりとりが見られそうで、ちょっと楽しみである。

2004年06月07日 月曜日

自宅サーバ設置 その5

そろそろ終盤なのであるが、自宅サーバ設置時の提供の目標としていた最後のサービスであったメーリングリストサーバのfmlの設定周りの話。よく考えるとインストールなどはrsyncした時点で終わっているので、どっちかというとqmailvirtualdomainsの設定だけがきもであった。以下手順をざっくりメモ。

  1. ML用のドメインを取得する。(今回はサブドメインを作った)
  2. ML用のサブドメインに対するMXレコードをDNS登録する
  3. メール配送用のダミーユーザーを作る
  4. メールサーバのバーチャルドメイン設定で2で作ったドメインと3で作ったドメインの対応関係を記述する
  5. MLの設定ファイル群を生成
  6. メールサーバを再起動
  7. MLを作る・メンバーを登録する
  8. 作ったMLに投稿してみる
    実際にやってみたところでMLにメールが配信されなかったのであるが、帰ってきたメールを見るとMXレコードが設定されてないよんとか言うメッセージだったが、qmailでvirtualdomainsに配送が有効になっていなかっただけで、再起動すれば有効になる。何ともはまってしまった。これでうまく設定できたので、MLの運用も問題なくできる見通しが立った。基礎的な立ち上げは全て完了と言うことになる。サーバ立ち上げに関して有益な議論につきあってくださったゆうじさん、どうもありがとうございました。

家系レンタルサーバ 「小川家」始動

これまでまる3年になるが、家系レンタルサーバ「山崎家」でWeb・メール・ML等の利用を学んできた。当初の目標だった_のれん分け_は、ブロードバンド環境の整備にだいぶん時間を要したけども、今回のサーバ立ち上げで作業は無事完了。今までは1ユーザーとしての利用だったが、これからは管理者としてがんばっていこうと思うので、これからもよろしくおねがいします。
と言うことで、のれん分けしたサーバは家系レンタルサーバに他ならないので、家系レンタルサーバ 4番店 「小川家」として始動することになります。ゆうじさんに開店祝いにロゴまでいただきました。ありがとうございます。
ぼちぼちコンテンツの移動と再配置、サービスの移動を行いつつ、_家属を集めなければ。_興味のある方は、案内を見てご連絡ください。

2004年06月04日 金曜日

お休みなのだが…

今日は気持ちが良いほど抜ける青空の快晴でお休みなのだが、つまらん話を延々と聞かされるイベントに行って来た。全く利権団体というのはお気楽なものだ…

Diomidis Spinellis / Code Reading -オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法

最近コンピュータ関連書籍を買いまくっているが、ここに来て妙に良書が多いので困っている。まず手始めに読んで楽しめそうなものから購入。この本は主にNetBSDのソースを手にとって、ソースの読み方、効率的に読むツールの使い方を見て、実際にReadingしていこうというなかなか面白い視点の本である。
せっかくソースが公にされているし、自由に使えるものはいくらでも題材になるのだから、読まねば損と言うことで、こういう本が翻訳されるのを待っていたというわけだ。それにしても監訳者はそうそうたる顔ぶれだなぁ。

2004年05月31日 月曜日

自宅サーバ設置 その4

基本的なサービスで最後に残っている大物であるメールサーバを設置する。基本的には、qmailのドキュメント通りに進めればよろしい。

インストール前の準備

qmailのインストール前にqmailが使うアカウントを準備する。djbdnsに比べて多いので注意。 (僕も1カ所設定を間違えていたので。) /etc/passwdはvipwで編集すること!

qmail:*:9990:
nofiles:*:9991:
alias:*:9990:9991::0:0::/var/qmail/alias:/bin/true
qmaild:*:9991:9991::0:0::/var/qmail:/bin/true
qmaill:*:9992:9991::0:0::/var/qmail:/bin/true
qmailp:*:9993:9991::0:0::/var/qmail:/bin/true
qmailq:*:9994:9990::0:0::/var/qmail:/bin/true
qmailr:*:9995:9990::0:0::/var/qmail:/bin/true
qmails:*:9996:9990::0:0::/var/qmail:/bin/true

qmailのインストール

qmailのインストール自身は簡単で、DNSで運用したいサーバのMXレコードを設定してある状態にしてからやるといろいろ問題がなくて進めやすい。今回はdjbdns立ち上げ時にMXレコードを登録しておいたので、このまま作業を進める。
今回は広瀬さんが作成しているanti-badmailパッチとFujiwaraさんによるIPv6パッチがあたったものを使用する。
% cvs -d :pserver:anonymous@yatex.org:/qmail co -r v6-anti-badmail qmail
% cd qmail
% mkdir /r/var/qmail
% ln -s /r/var/qmail /var/qmail
% make setup check

2004年05月30日 日曜日

今日はウィンドウショッピングのはずが…

今日は某氏が来ていたので、写真屋の魔のトライアングルゾーンにでかけることになった。まず1件目の中野のフジヤカメラにて、なぜか変な値段がついたEF 24mm F1.4Lを発見。僕はこのレンズを昨年11月に普通の中古の流通価格(約13万円)で購入したのであるが、ここにはなぜか8万円と言う値札がついて置いてある。外見に傷が若干あって、フードが欠品。他は特に異常が無い模様。レンズは非常に綺麗。ということで、衝動買いをする様を見てしまった。(本当は中望遠を探しに来ていたらしいのだが、目的を見失うのはよくあるものだ。)
予想外の展開を見たあとで、新宿のMapCameraに行ったのであるが、ここでは大きな発見は無かった。(高いし、実に在庫が寂しい。) なんだか煮え切らないので、さらに勢いで目黒の三宝カメラに行ったわけだが、そこで_妙なものを発見!!!_ レンズを見に行ったはずなのに、妙な商談を開始する羽目に。結構な頻度で謎の在庫情報を送ってくる恐るべき三宝カメラさんとキヤノンの戦略にはめられてます。詳細は次回に続くと言うことで。
今回の事件でとメインフィルムが全部世代交代してしまって再条件だしをすることになってしまっているので、これを機に銀塩から引退してしまってデジタル一本にします。本当はEF 200mm F1.8L USMを探しに行ったのだけども…

2004年05月29日 土曜日

EF 85mm F1.2LUSM修理完了・顛末

22日の日記で若干続報が入ったが、水曜日にキタムラより「修理完了しました」というお知らせがあったので、早速取りに出かける。修理内容はAFの回転ムラと言うことでUSMの修理とカビ取りであった。使っていて全く気がつかなかったが、_実はUSM壊れてたのかぁ_と意外な修理報告であった。たぶん部品代はUSM関係の修理代と思われる。
気になるレンズを見ると、まるで埃がなく恐ろしいほど美しい状態になっている! なんと買った時より数段綺麗になってしまった。前玉も綺麗になっているので、おそら光学系が全て入れ直しになっている模様。USMも交換されているから、_全くの新品になった_と考えて良かろう。今回の修理はこれまでの経緯の如く超破格のお値段でやっていただいたので、キヤノンさんには頭が上がりそうにないのである。
いったん全く違うレンズになってしまったので、試写してAFを確認してみた。絞り開放でピントは思い通り(と言っても難しいが)の場所に来ているいるようなので、OKとすることとした。良かった良かった。

2004年05月28日 金曜日

自宅サーバ設置 その3

今日はApacheのための準備をして chroot空間(/home/r/)のライブラリ群の設定。めんどくさい場合はchrootしたい環境の下にmake worldをして適当に削る。この場合の作業はざっくりこんな感じ。

# D=/home/r
# cd /usr/src
# mkdir -p $D
# make world DESTDIR=$D
# cd /usr/src/etc
# make distribution DESTDIR=$D

と言う感じ。うちのマシン(Celeron 1GHz)だとだいたいmake worldが3時間程度の模様。(make worldみたいな操作は寝ている間にがんばってもらう。) 終わったところで、chroot環境として動いてもらわねばならないので、/r/dev以下を生成する。FreeBSDの場合はDevfsになっているので、こんな感じにする。
# mount -t devfs devfs /r/dev
# devfs rule -s 10 delset
# devfs rule -s 10 add hide
# devfs rule -s 10 add path null unhide
# devfs rule -s 10 add path zero unhide
# devfs rule -s 10 add path random unhide
# devfs rule -s 10 add path uraondom unhide
# devfs -m /r/dev rule -s 10 applyset
/r/dev以下はnullとzeroとrandomとurandomのみにしてあとは隠すと言うルール。実際はこのコマンドは装置起動時もしくはデーモンの起動スクリプトで実行するのがよい。/r/etc以下は

2004年05月27日 木曜日

自宅サーバ設置 その2

今日からDNSサーバ、メールサーバ、Webサーバと言ったコアになるサービスの立ち上げを行う。DNSはdjbdns、メールサーバはqmailと言う感じでdjbが作ったサービスで固めることにした。HTTPサーバは言わずともしれたApacheを選択。

daemontool

daemontoolはdjb謹製のデーモン管理ツールである。デーモンの起動/停止/設定ファイルの読み直しなどの操作を統一的に扱えるようにできたり、ログローテーションができたり、必要なデーモンが常時起動しているか監視できるツールである。一昨日までの対応でdaemontoolは使えるようになっているので、あとはざくざくサービスを登録すればよいと言うわけだ。

準備

こんな起動スクリプト(FreeBSDの場合)を/etc/rc.d/に入れておけばdaemontoolはサーバ起動時に自動的に起動する。

#!/bin/sh
#
## daemontools by djb
#
DTdir=/usr/local/daemontools/bin
case "$1" in
 start)
    if [ -x $DTdir/svscan -a -d /service ]; then
        env - PATH=$DTdir\:/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/local/bin \
        csh -cf 'svscan /service &' ; echo -n ' daemontools'
    fi ;;
 stop)
    $DTdir/svc -d /service/*
    (sleep 1; killall svscan)& ;;
esac

ただし上のスクリプトを読めば分かるように、/serviceを作らないとdaemontoolは使えるようにならないので、早速/serviceを作成する。/ ディレクトリにファイルを作るのに抵抗を感じないわけではないが、djb-toolを使うという時点で自分のポリシーよりもdjb先生の方法論を優先すべきだろう。ということで_躊躇なくディレクトリを作る。_(どうせこのディレクトリにはシンボリックリンクしか置かないし。気にしない。)
mkdir /service
chmod 755 /service