Equipment

PIE2009

今年は関東圏に住んでいるので、写真関係の展示会であるPhoto Imaging Expo 2009に出かけることにしていた。たまたま先月から金曜日がお休みなので、この手の人出のあるイベントはビジネスデーに行くに限ると言うことで、金曜日に行ってみたのだが・・・ 十分人が多い。
PIE2009_1.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 70-200mm F4L IS / 絞り優先AE F4 +2/3EV (シャッター速度 1/200 sec) / ISO400 / WB: 現像時に修正
キヤノンブースに派手に置いてあったメリーゴーランドにて。こういう撮影はやはり望遠ズームに限るというか、明るさ的に明らかにF2.8がほしいと思うところだが、F4ズームも悪くはない。

Canon アングルファインダC

今日は会社が特別休日でお休みだったので、1Ds2のセンサクリーニングに名古屋まで行ってきた。(先日クリーニングに出したのだが、新しいゴミがくっついて帰ってきたので。さらに新しいゴミが付いた気がするが、前より程度が良いから良しとするか、前の方は98%くらいでトリミングすれば良かったので、前の方が良かったと言うべきか。やっぱダストクリーニング機能があるEOS-1Ds MarkIIIがほしいのう。)
そんなわけで帰りにビックカメラに寄っていろいろ見るだけのつもりが思った以上に散財してしまった。というのは最近の撮影に欠かすことができなくなったアングルファインダの買い換えである。

EOS-1Ds MarkII First Light

先日キタムラに行くと中古棚に程度の良さそうなEOS-1Ds MarkIIが置いてあったので、価格を聞いてみたところ流通中古品の価格よりちょっと高かったのもあるが、EOS-1D MarkIIを売りに出して、導入することとなった。中古品なのでFirst Lightと言うのもおかしな表現ではあるが、我が家では初であるには違いないので、いつものFirst Light用の被写体を使うこととなった。(色が綺麗なのでこれをいつも使っている。) ただ毎回同じ状況で撮影できないのが悲しいのだが、まあ儀式的な物ととらえていただきたい。
1Ds2-FirstLight.jpg
EOS-1Ds MarkII / EF 100mm F2.8 Macro USM / 絞り優先AE F2.8 (シャッター速度 1/40 露出補正なし) / ISO: 100 / WB: Tungsten Lamp / 上方からタングステンランプを照射・デュフューザーで拡散

過去の撮影機材の紹介

過去使用していた撮影機材の紹介と簡単な機材評をまとめておく。基本的にはこのページは追記していくだけの方針で書くこととする。
過去の手持ち機材はおおむねフィルム時代の物、昔使っていたボディがメインであるが、ボディの変遷と共に使用頻度が変わって、見切った物が多い。先を見据えた買い物はなかなかできないが、EOS 5D使用開始以来135フォーマットに完全に回帰したので、現状のボディに合わせた買い物をしていると確信している。まあこれとて幻想なのかもしれないが。過去の機材に思いをはせて、昔の描写を懐かしみつつ・・・ 今の写真をきちんと撮っていきたい。

現在の撮影機材の紹介

現在の撮影機材の紹介と簡単な機材評をまとめておく。
手持ちの道具の性能のレベルが格段に上がってしまったため、写真の出来をカメラのせいにできなくなったが、なんとか絵作りに生かしていきたいと思うので、がんがん使い込んでいきたい。

Body

EOS 5D MarkIII

EF Lens

最初に買ったカメラがCanonだったからEFマウント固定なのだが、諸般の理由があってたとえばFマウントには動けない。というのが従来のスタンスであったが、TS-E 17mm F4LとTS-E 24mm F3.5L II、MP-E 65mm F2.8 Macro PhotoといったCanonにしかないレンズを所有するという末期症状に到達したため、もはやEFマウントから離れることはあり得ない。いろいろ思うところはあって、かなり広角レンズを買い換えてきたが、ようやく落ち着いた感はある。もはやAFレンズは現行レンズの不満な点が直ったら買い換え、ほかはそのままという路線で行きたい。レンズ評は個人的な感想以外の何者でもないので、鵜呑みにしないこと。

星見機材発注!

先日のエントリにちらっと書いたが、新企画スタートってことで星見機材を派手に発注。実は宮城に住んでいたときにも何度か天体望遠鏡を買うかと検討したことはあった。当時は忙しいにしても時間的な余裕があり、星見をするには良い場所に住んでいたのだが、検討当時には経済的に手を出せなかったので、ずっと検討しては保留となっていた。(手元のメモでは2000年6月、2003年11月あたりに検討資料が残っている。) 写真を始めて以降撮影も考慮することになったので、写真機材がおおむね揃った現在が動く時期なのかという結論に落ち着いた。(まあ身の回りに仲間もいることだし。)

オートフォーカスとレンズの明るさの関係

明るいレンズを使っている人で、**「明るいレンズほど暗所でオートフォーカスがしやすい」**という人がいるのだが、本当であろうか? カメラのスペック表を見るとオートフォーカスが可能である輝度範囲は書かれているが、そのときに前提となるリファレンスレンズやISO感度が書かれている訳ではない。なぜだろうか? レンズの明るさはF2.8センサを選ぶかF5.6センサを選ぶかの差しかないというのが正解なのだが、実験をしてみよう。

2006年11月12日 日曜日

花撮影 2006秋

コスモス2006
今年は春先に環境ががらりと変わってしまって、ぜんぜん写真を撮っていないということに、秋も深まっていまさらながら思い至った。10月末に例年撮影しているコスモスを抑えておくかと言うことで、三重県桑名市にあるなばなの里に出かけてきた。
これまでの花撮影に使っていた公園は、宮城県のみちのく杜の湖畔公園とか東京都の昭和記念公園と国営の非常に大規模な公園だったこともあり、比較的狭く人が多いと感じたが、ここは入場料がそれなりに取れられることもあって、先の国営の公園と同程度以上に整備された公園であった。コスモスは13000坪の花畑一面に咲き誇っていたが、花期を少々外した感が強い。ほぼ満開状態で、少々枯れた花が多かったかもでしたが、写真を撮らず花を見るだけだったらちょうど良いというところか。
上の写真は85mmで撮影したもので、昨年辺りからコスモスは85mmの絞り開放で、少々引いて前ボケ・後ボケを少々多めに入れてみている。被写界深度が異様に狭いのでなかなか巧く撮影できないのだが、光が花びらを透き通って、なかなか綺麗だった写真を選んでみた。こうしてみるとコスモスもすっかり日本の秋を代表する花になったなと思う今日この頃である。
あと道端に非常に小さな花が咲いていたので、久しぶりに100mm Macroを取り出して撮影してみた。花の大きさはどちらも人差し指くらいの小さな可憐な花。少々露出を切り詰めて撮影してみたがどうだろうか?
バーベナ
コレオプシス

2006年09月25日 月曜日

金色に光る海

セントレアから伊勢湾の夕焼けを撮影してみた。500mmだと余計なものが何にも写らなくて、かえっていいかもしれない。200mmくらいだとトリミング前提となってしまう。
金色に光る海
きらきら光る海を撮影したい場合、どうしても海の向こう側に日が沈む場所でなければならないため、写真を始めてこれまで東日本の太平洋側に住んできた僕としては、なかなか撮りがたい1枚であった。デジカメで撮影し始めたころに奥松島からの夕景を撮っていたが、おそらくそれ以来の写真になると思う。絶妙に晴れていて良かったと思うのである。
船を黒く落として影にしてみるとなかなかいい感じになった。やはり金色に光る海はいつも心を奪われるほど美しい。
こういう絵が撮りたいときは、評価測光の場合は露出補正を-2EVから-2.5EV(EOSの場合、1D以外は-2EVまでしか露出補正できないが・・・)。マニュアルでスポット測光もしくは部分測光の場合は、海が光っている部分を測光してそこが+1.5EVから+2EV位になるように絞りやシャッター速度を自分で調整しすれば、やはり同じようにキラキラした海を撮る事ができる。あとは使っているカメラに依存するので各自データ多少なりともつんでもらいたい。一発鳥で結構簡単に撮れるようになります。(ハイライト基準とかシャドウ基準測光とかですので、比較的マニュアル露出が当たりやすい。)
あと船は遅い乗り物と思っても、ベストポジションに来るのは数秒ですから、前もってためし撮りしてその露出条件でしばらく待つのが吉である。こういうデータが頭に入っていると、いつでも狙える絵なのでチャレンジしてみてほしい。